さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

電子マネーの時代 10円玉の苦い思い出

2020年09月25日 | 子育ての苦い経験・喜び
 電子マネーの時代 10円玉の苦い思い出

   

  スーパーで支払の時に貯まった小銭をいつも
  じゃらじゃらと入れ込みます。
  10円玉が多いと支払機が詰まっちゃうかな~ 
  と考えているとき、
  小学生時代の10円玉の苦い想い出を思い出しました。

    

 小学校6年生のころ、友達数人で高麗川に釣りに行く早朝、
 駅で切符を買う時のことです。
 魚釣りに行く時は、いつも始発の電車(1番電車)に乗り
 高麗川まで行ってました。
 すいていて自由に行動が出来とても楽しいのです。
 初めて一緒に行くことになった友達H君が
 全て10円玉で切符を買おうとし
 切符の販売機が詰まってしまいました。  
 そのため切符を買うのに時間がかかり
 すいている始発に乗り遅れてしまいました。

 その結果混んでいる2番電車に乗ることになってしまいました。
 みんなでH君に
 「人の迷惑考えろよ-」とか、
 「10円玉ばっかり普通入れるか?」などと
 そうとうきつい文句を言いました。
 黙ってH君は聞いていました。
 
 思えばそのH君は父親が借金を作り母親は病弱で、
 生活は相当苦しいようでした。
 中学校でのお弁当も人から見られないように
 腕で隠していつもさっと食べていました。
 おそらくおかずが少なく
 人に見せられなかったのだと思います。  

  
  当時のH君は厳しい生活の中で
  友達みんなで魚釣りに行くのを楽しみにして
  10円玉を少しずつためたのだと思います。
  「やっと友達と一緒に魚釣りが行ける」と
  喜んで来てくれたのに。
  そんな事情も子どもの頃の私たちには理解できませんでした。


  「・・・ごめん、あの時文句言っちゃって。」
  「再会したら、お酒を一緒に飲んでくれますか?」

  今年H君と電話で話す機会があり元気そうで嬉しかったです。
  今では少しは人生経験も積み
  人に注文をつける前に
  どうしてだろう? と考えられるようになりました。
  電子マネーの時代になりつつありますが
  10円玉の苦い思い出です。

  
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