第四ルート……に入るための準備段階。
ひつじさんのアドバイスに従って、パズルの欠けているピースを埋めていった。
千枝実と改めて心を通わせたり、寛造さんと交流したり、久子から教えを受けたり、清之介氏と仲良くなったり、某所でバトルがあったり。
そんなこんなで、いよいよ全ての手がかり「KEY」が揃った。
ただ、ゲームプレイヤーである私はチャートからぽんぽんとジャンプを繰り返しているが、実際のところ陽明は、「KEY」を得る度に死に、物語のふりだしから全部やり直しているわけで。
気が長いというか、気力が強すぎるというか、記憶力がありすぎるというか、やっぱり頭のネジが外れてると言いますか。
特に、扉の仕掛けを(私のせいで)当てずっぽうで開けようとして失敗した時、細かい出来事をすっ飛ばして元の状況へ戻ってきた辺りは、正直、変な笑いが出た。
ところでこの作品、ちょこちょこと他作品のネタを、タイトルをボカして引用している。
その中の一つ、「ざんねん！」って言い回しは聞き覚えあったが、まさか同じ製作会社(KEMCO)だとは恐れ入った。
私が気づいてないネタ、もっといっぱい有るんだろうな。
それで今は、最終章を前に、各ルートの平和な序盤を読み返しているところ。
陽明の口癖をチェックするのが興味深い。
楽しくやり取りしてる登場人物たち全員が救われるエンド、期待していいですか？
それでは。また次回。
