映画『スタンド・バイ・ミー』のDVDを見る。
恥ずかしながら初見である。
あれこれあって、映画館への足が遠くなった。
「午前10時の映画祭」へ出向くのも、今のところは自粛中。
故に、かつてラインナップにあった作品を、いい機会と思って見てみた……が。
脚本も、演技も、映像も、音楽も、確かに秀逸とは思う……が。
私には、少々刺激が強すぎた。
少年たちが旅をする話という、おおざっぱな予備知識しか私には無かったから。
スティーブン・キング氏原作という事と、死体を探しに行く話という事くらいは知っていたから、ある程度覚悟はしていたつもりだが、ちょっと甘かった。
12歳の彼らの喫煙シーンでまず驚いて。その先も驚いて。
沼のヒルに(下着の中まで)食いつかれる。
(必然的かつ効果的にだが)銃弾も飛ぶ。
少年によっては機能不全家庭で苦しんでる。
あと、ハイティーンだろう不良たちの危険運転と器物損壊。
そんでもって、列車に轢かれた少年の死体(そんなグロじゃないが)も、がっつりフレームイン。
何だかんだあっても、振り返れば最高の友人との冒険だった、というテーマは痛いほど理解してるつもり。
こんな目先の描写でショック受けてる私の方が変かもしれない。
もっとのどかなな話と思ってた私が間違ってたんだろう。
それでは。また次回。