♪りなりり日記♪

莉夏ちん(6歳)と莉々ちゃん(4歳)の成長記録と家族の日記

朗報です

2008-12-27 | フォンタン手術
昨日の夜9時、電話が鳴った。
ハッとして受話器を取ると、やっぱり莉々ちゃんの病院からでした。
用件はもちろん、合併症「声帯麻痺」について。

N医師:昨日ですべての検査が終わりました。で、耳鼻科の先生に詳しく診てもらった結果、どうやら声帯は動いているそうなんです。

ん!?
思わず「えっ?」と聞き返してしまった私。

N医師:あ、私も同じ反応しちゃったんですけど、何も問題ないって回答だったんですよ。なので、近々退院も視野に入れて考えていこうと思ってまして・・。

なんですと?
声帯が動いている!?

なんて人騒がせな~!!
てか、良かった~!!

22日に行ったファイバーでの検査の時は確かに動いていなかったらしいのですが、今は問題なく機能しており、食事も、水分はとろみをつければむせずにちゃんと飲み込めているのだそう。
本当にホッとした~。
もう電話中に何度「本当に?大丈夫なんですか?」と聞いたことか。

今はまだ声が出せない状態らしいのですが、声が出ないからといって入院を長引かせるということはもちろんしないし、今度面会をした時に私達が食事をあげてみて、むせてパニックになることがなく、安心して自宅で生活していけると思ったら退院してもいいのだそうです。


病院からの電話を切った後、すぐさま実家に報告したら、母は泣いて喜んでくれました。
「本当に心配したよ~、よかったね~!」って。
私も電話口で大泣きでした。

声は段々と出てくれるようになるといいな。
無理はしないでゆっくり、ゆっくり・・


明日からしばらく、莉夏ちんも一緒に病院に行ってきます
帰りはきっと、莉々ちゃんも一緒だね

莉夏ちんのクリスマス

2008-12-27 | 日記/2007.09~
莉々ちゃんは入院中ですが、それに関係なくクリスマスはやってきます
莉夏ちんは「明日サンタさん来るかなぁ?」と、目をキラキラさせてサンタさんを待っています。

あぁ、よかった・・
実は23日の病院からの帰り道、莉夏ちんにはクリスマスプレゼントを用意しないとまずいのでは!?と思い、途中でトイザラスに立ち寄り、プレゼントを購入していたのです。

そしてクリスマスイヴの夜。
莉夏ちんは「サンタさん、サンタさん」と楽しみに就寝。
寝た頃を見計らって、パパが車に隠していた大きなプレゼントを担いで、ベッドサイドにセッティング。
明日の朝の莉夏ちんの反応が楽しみだ~。

  ・
  ・
  ・

クリスマスの朝
莉夏ちんは飛び起きて枕の周りをキョロキョロ。
途端に悲しい顔になり、「サンタさん、来なかったねぇ・・」と。
そこで、ママも一緒に探してあげるフリをして「あっあれ何かなぁ?」と足元をゆび指したら・・。

「うわぁーーー!!!赤いプレゼントだ~




ジャーン!うーたんとワンワンのすべり台~


一気に部屋が狭くなったぞ~
でも、莉夏ちんはすべり台が大好きだし、莉々ちゃんも病気なので外遊びもなかなかできないし、いいかなって。

それからというもの、莉夏ちんは大喜びでずーっとすべり台で遊んでます。
莉々ちゃんも早く退院して一緒に遊べるといいね


 


<おまけ>ちなみに、ママもパパサンタさんからプレゼントをもらっちゃいました~ 

12/23(火)14日目

2008-12-27 | フォンタン手術
12/23(火)
8:00 面会
本日これから東京にひとまず帰る為、最後の面会。
薬で眠っているときは呼吸も静かです。

莉々ちゃん、28日にまた戻ってくるからね!


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そしてそして、待ちに待った莉夏ちんとの久しぶりの再会!
お昼寝中の莉夏ちんをそっと起こしたら、ママの顔を見て「あっ!」って顔をしたと思ったら、寝ボケ眼のおめめをウルウルさせて、ギューっと抱きついてきました。
ママもウルウル~、よしよし~。

莉夏ちんも本当によく我慢して頑張ったね。
すごーくえらかったよ~!

それからはもう大変な騒ぎです。
興奮も興奮!
話したいことがたっくさん溜まってた莉夏ちんは、うれしくってうれしくってハイテンションでおしゃべりしまくってました

これからしばらくは、ママ独り占めだね!!

12/22(月)13日目

2008-12-27 | フォンタン手術
13:00 面会
明け方に掛けて再度喉に痰が詰まってパニックになってしまい、さらに呼吸もおかしかったとのことで、これから喉にファイバースコープを入れて詳しく検査をしてみるとのこと。

一度退出。


14:00 面会
検査結果、「声帯麻痺」との診断。
ファイバーで見てみたら、声帯が全く動いていない状態だったとのこと。

・考えられる理由としては2つ
1.人工呼吸器をつけるために挿管していた影響が出ている。
2.声帯の神経は、一度心臓の近くまで下り、そこからまた喉にもどるといった造りになっているので、手術の際に何らかの影響がでてしまった可能性がある。

・快復の目処
2~3週間で早期に快復する人もいるし、半年掛かってゆっくり元に戻る人、また残念ながらずっとこのままの人・・様々。
今は経過を見ないことには何とも言えない。
声についても、ずっとガラガラ声で出しにくいままの場合も・・。
また、急変の際に器官切開などの必要も出てくる可能性がある。

・食事について
声帯の神経が麻痺しているときに食べ物を飲み込むと、食道に入らずに肺の方に食べ物が入ってしまう可能性があり大変危険。
また、急変した場合に人工呼吸器を着ける可能性もあり、しばらくは胃に食べ物を入れることはせず、点滴のみで様子を見る。


もう頭が真っ白。。
術前説明で合併症のリスクについてはもちろん聞かされてはいたけれど、まさか莉々ちゃんが・・。
どうしよう、どうしよう。
最近やっと言葉を覚え出してきてこれからって時なのに、もしかして一生声が出せなくなるかもしれないの?
どうして??もう、とにかく不安でいっぱい。
莉々ちゃ~ん。。


酸素復活です(ぽにょテープ・・)

12/21(日)12日目

2008-12-27 | フォンタン手術
13:30 パパと一緒に面会。
寝ている。
少し前に昼食+ミルクを飲んで、すぐに眠ったらしい。


15:00 起きて暴れ出す。
熱を測ると38.6℃、苦しそう。
昨日、ストローでお茶をあげたらむせてしまったので、今日はスプーンであげてみたが、やはりゴホゴホとむせてパニックに。


お熱があるので、熱を放出するために服のボタンを外しています。


看護師さん曰く、挿管していた時の違和感がまだ残っていることと、水分不足で粘り気のある痰が喉に貼りついている為、お茶が喉の奥にうまく入っていかなかったらしい、と。
痰を吸引し、ひとまず落ち着きを取り戻す。


16:00 夕食は完食。
どんどん口が開いて、食べ物が吸い込まれていきます。

 
今日はパパもごはんを食べさせてくれました(^^)大きなお口をア~ン!


食後、またも突然暴れ出す。
お腹が張っているということで、浣腸をしてみる。
その後、落ち着く。


12/20(土)11日目

2008-12-26 | フォンタン手術
12:00 面会
暴れまくり。
熱が38℃あるとのことで、とてもつらそう。目もすわっている。

暴れながら、昼食開始。
動きまくりなので、もう食べさせるのに一苦労。
でも、スプーンを持っていくとパカーっと口を開け、ほとんど完食。
水分、ストローで一気に吸うと大きくむせる。


13:30 ゆっくりの食事の後はだいたいおやすみタイム。
この日もすぐに眠った。

起きて暴れると唇も紫色になったりしてつらそうだけど、眠ると唇の色もピンクで顔色も良い。


16:00 夕食。
あっという間に完食!というか、足りなそう。

ヒィーヒィー呼吸が苦しいのか、やはり起きていると暴れ出す。
上向きの姿勢より横向きが楽らしく、しばらくしたら落ち着いて眠った。

朝あったお熱は36度台に下がったけど、まだ冷房はガンガン。
うぅ、それにしても寒い・・。

12/19(金)10日目

2008-12-26 | フォンタン手術
12:30 面会
莉々ちゃんは昼食中でした。
途中からママに交代。
うなりながらも全部完食!

熱はまだ少しあるとのこと。
昨日の検査の結果、炎症の数値が上がってきている為、抗生剤の種類を変更してしばらく様子をみることになった。

本日15:30からシンチの検査。
検査前に浣腸をしたら、大量に出てスッキリ!
水分制限(1日400ccまで)があるので、なかなか便が出にくいのだそう。


14:00 唸っていたが、やっとぐっすりと眠る。

看護師長さんより、今一般病棟で嘔吐下痢が流行っているのですぐには無理だけど、来週の半ば頃には一般病棟に行けそうだと言われる。
順調に快復してるんだね!よかった。


15:30 検査へ。
私も一時部屋に戻る。


17:00 面会
検査後すぐに目が覚めたらしく、すでにご飯を食べていた。
スープ以外完食。

 
だいぶ目は開いてきたけど、まだママとは目が合いません。どこ見てるのかな?ママがいるってわかってる?

よほど疲れるのか、またすぐに眠る。


18:00 目覚めて大暴れ。
暴れてるときに、ヒィーヒィーと変な呼吸音がする。
看護師さんが聴診器で確認すると、肺の音はキレイだけど、喉あたりがおかしいと。

その後ひとしきり暴れ、眠った。


苦しくて暴れている時にカメラを向けるのはどうなの?ってことで、記録としてこの1枚だけ・・。
手をブンブン振り回し、身体をよじって大暴れします。

12/18(木)9日目

2008-12-26 | フォンタン手術
12:30 面会
ドレーンが全部外された。
点滴も1本のみ。
随分ベッド周りがスッキリしてきた=快復に向かってるってことだよね。
よかったね、莉々ちゃん。


ドレーン、全て外されました!


最近のママの日課は、莉々ちゃんにごはんをあげること。
この日もさっそく昼食を食べさせた。
けど、身体がしんどいらしく、泣きながら、そして時々ウトウトと眠りながら食べる。
ご機嫌は悪かったけど、なんだかんだ8割程は食べられた。


14:20 突然様子が急変し、熱を測ると39℃!!
心臓病の子に発熱は大敵。
唇は真紫になり、ガタガタと震え出す。
血圧は130以上、脈拍も140以上になり、アラームが鳴りっぱなしに。

手術後の発熱ということで、感染が心配されるため血液検査と尿検査を実施。

夜まで心配な状態は続く。

12/17(水)8日目

2008-12-26 | フォンタン手術
12:00 面会
看護師さんが「ママ来たよ~」と言うと、それまでおとなしくしていた莉々ちゃんが、ママの方を見るなり「ふぇ~ん」。
寂しかったのかな?
ママが来たってわかったのかな?
なんだか私まで泣けてくる。


つらそう。今日はピンクのお洋服~。


ところで、手術日から今日までは病院内の仮泊室に泊まっていましたが、仮泊は最長7日間しか泊まれないため、昨日が最終日でした。
今日の夜からは近くのホテルを予約していたのですが、看護師さんが「急遽コアラの家に空室が出たので、今日から泊まれますけどどうしますか?」と。
コアラの家とは、遠方から来ている患者家族の為の、病院敷地内にある宿泊施設(アパート)のこと。
こちらは一泊一人1,050円で、最長1ヶ月の利用が可能。
でもこちらは常に予約待ちでいっぱいな状態なので、ほぼ泊まれないと看護師さんに言われていた。

やったー!!
ホテルのキャンセル料は掛かってしまうけど、「もちろん泊まります!」と返事。
ホテルなら一泊6,000円+タクシー代まで掛かってしまうけど、コアラだったら足代掛からないし、格安価格で1ヶ月も泊まれる。
これはかなり大きい。よかった~!


莉々ちゃん、今日から離乳中期の食事にしてもらったので、昼食も夕食も結構な量を食べられた。
食べられない子は本当に何も食べないので、莉々ちゃんはえらいね~って看護師さん達に褒められました。
でも、ずっとうーうー唸りながら、切なそうな顔をしている。
涙は出てないけど、泣いているんだと思う。
フォンタン後って本当にツライみたいなので、本人も、見ている私も本当にしんどい。


ベッド周り。ドレーンは残り1本。


17:30 夕食後、疲れたのかふーっと静かに眠りました。
食べるのにも体力使うもんね。



12/16(火)7日目

2008-12-26 | フォンタン手術
12:00 面会
術後、初めての食事!
「えっ、もう食べていいんですか!?」とびっくり。
ゆ~っくり時間を掛けて、小さなゼリー1個、小さなお豆腐2カケ、おかゆ2口、を食べる。
初めてでこれだけ食べられれば優秀ですよ~と、看護師さん。
さすが食いしん坊ちゃん。


お食事中。口の動きが少しおかしくて、スプーンがなかなか口に入らなかった。


昨日はガタガタと震えていたけど、今日は小刻みにプルプル・・といった感じの震え。
まぁ、昨日よりはマシかなという印象。

足のルートが取れ、両足ともフリーに。
これで随分ストレスも無くなるんじゃないかな。

まだ目の焦点が合ってない為いつもの莉々ちゃんの目ではないが、看護師さんのすることを目で追ったり、よく見ている。
でも呼びかけたりしても反応はなし。
どこを見てるのかわからない目をしてるし、ママが近くにいるってわかってなさそう。


14:00 熱37.8℃。氷まくらと直風冷房でガンガンに身体を冷やす。
側にいるママ、激寒!!
1時間程は側にいたが、あまりの寒さに耐え切れず「また後で来ます~」と退散。
看護師さん「厚着してきて下さいね~!」


少しお熱あり。でも比較的落ち着いていた。


17:00 起きている。
ママ休憩中もずっと起きていたそう。
15時におやつのビスケットが来たけど、喉越しが悪いからか食べられなかったとのこと。
お茶だけスプーンで少しだけ飲む。

で、莉々ちゃんのお食事について。
入院した日は普通に離乳完了食を食べていたので、実は今日も離乳完了食の献立で、ミートボールやらなにやら、ガッツリした食事が出てきてしまった。
術後間もないし、さすがにこのメニューでは食べられるものも限られてくるので、明日からは離乳中期に戻し、歯茎でつぶせる程度のやわらかいおかゆやお野菜の食事にしてもらうようリクエストしてみた。
明日はもっといっぱい食べてくれるといいな。


19:50消灯間際。青いのしかなかったけど・・と、お洋服を着せていただいた。

12/15(月)6日目

2008-12-26 | フォンタン手術
12:30 面会
昨日パパが東京に帰ってしまったので、今日からは一人で面会に。

眠るお薬はストップし、現在は不整脈のお薬のみ。
少ししたら人工呼吸器を外す処置をするとのこと。


12:50 なんと、5日ぶりに目を覚ましてくれました!
「莉々ちゃん!よく頑張ったね、えらかったね~。」母、思わず涙涙涙・・。

その直後、人工呼吸器を外すとのことで、一度退出。

 
13:50 入室
人工呼吸器、外れる。




鼻のチューブを外した時に少し鼻血が出たらしく、赤くなっていた。

しばらくして、こちらが見てて怖くなるくらいにガタガタと身体が震えだす。
鎮静剤が切れる時にこういう症状が出るそうなのだが、もしかして熱がある為に寒くて震えているのかも・・と看護師さん。
氷まくらで冷やしながら様子を見る。
とても心配。

長い間、喉に人工呼吸器の管が入っていた為、喉の壁面がむくんだりして器官がせまくなり苦しいので、器官を広げて呼吸を楽にしてあげるよう薬を投与、また吸入などの処置をする。
声が出ないのに、声にならない声で泣いている感じ。
とても苦しそうで、辛そう。。


目が開いています。どれだけこの日を待ち望んだことか・・。(莉々、吸入中)


16:00 体温36.5℃。落ち着いている。


目が開いてくれたのはうれしいけど、起きている間はとても苦しそうなので、やっぱり眠ってくれると安心する。


17:30 酸素の量を2ℓ~1ℓに減らす。


今日は朝から薬を止めたり、呼吸器を外したり・・変化のあった1日だった。
とにかく、無事に目を覚ましてくれたことがうれしい。
突然ガタガタと身体が震え出したのには驚いた。とても心配だし、見てて可哀想だった。
このまま順調に快復に向かってくれますように・・。

12/14(日)5日目

2008-12-25 | フォンタン手術
12:30 面会
不整脈は変わらず。
一時ペースメーカーを外して自分の脈にしてみたが、途端に脈が早くなり、静脈圧が上がってしまったそう。
薬を1種類追加する。



胸水・腹水はよく出してくれていて、今のところ体内に溜まるといったことはない。


腹水

今日の15:00からミルク(MCTミルクという特殊ミルク)を始めてみるとのこと。
と言っても口から飲ませるのではなく、管を使ってだけど。
腸はちゃんと動くかな?

利尿剤を投与する時、どの看護師さんも大体「痛いけどごめんねぇ。」というので、針で刺すわけじゃないのに?と不思議に思い「痛いんですか?」と聞いてみた。
(回答)
莉々ちゃんの服用しているラシックスとアルダクトンという2種類の利尿剤のうち、アルダクトンの方のみ薬液が血管内に入るときに違和感というか、ピリピリとした血管痛があるのだとのこと。
莉々ちゃんも、眠っているのに顔をゆがめて痛そうにモゾモゾ動いていた。
寝てるのにわかるんだねぇ・・。

胸水、少し出血があるようなので輸血開始。
尿はよく出してくれている様子。


一番手前が輸血のシリンダ


人工呼吸器


16:30 面会
15時にミルク5cc注入。
ちょっぴりだね。

不整脈、今は薬が効いて落ち着いてきた。
今回は直接心臓をいじっているので、そのせいで不整脈が出ているのかもしれないのだけど、術後もう結構日が経っているので、まだ不整脈が出るのは何でなんだろう?と主治医のN医師。

明日、状態が良さそうなら人工呼吸器を外す処置をするかも。
ただ、呼吸器は外しても最初はまだ鎮静剤を使い、ウトウト状態にしながら徐々に起こしていくとのこと。


12/13(土)4日目

2008-12-25 | フォンタン手術
莉々ちゃん、今日で1歳4ヶ月を迎えました

12:30 面会
今日から鎮静剤の量を減らしたとのこと。
ということは、もう眼が覚めるってこと・・?ドキドキ。
途中、少し動いたりしたので、名前を呼んでみたら微妙に反応あり。

でもまだ脈は落ち着かないので、ペースメーカーの使用は続行。


目はまだ開けてくれません。


傷口のガーゼ交換の際、毎日テープを貼ったり取ったりしていたので、肌が赤くかぶれてしまっていた。
莉々ちゃん、肌が弱いんだねぇ。。
優肌絆(ゆうきばん)というテープを売店で買ってきて下さいと言われ、購入する。


ガーゼ付近、赤く見えるのがテープかぶれ。痛痒そう。


17:00 状態はお昼と変わらず。
水分制限と利尿剤で体内の水分を搾り出しているため、粘着力のある痰がすごいとのこと。
吸引され、暴れている姿を見るのってとてもツライ・・。

12/12(金)3日目

2008-12-25 | フォンタン手術
12:00 面会
不整脈はまだ落ち着かないが、胸水・腹水の量については前日と比べるとだいぶ減ってきている。

静脈圧も11で良好。

心臓の状態は良いので、まず強心剤から止めていくことに。
強心剤も不整脈の原因となったりするのだそう。


胸水の色は、だいぶ薄まってきた様子。


17:00 面会
落ち着いている。
腹水の量が多いが、許容範囲とのこと。
不整脈があるので、まだ薬で眠らせている。



12/11(木)2日目

2008-12-25 | フォンタン手術
12:30 面会。
心臓の状態としてはまずまず。
昨夜の面会後から少し出血量が増えた為、輸血開始。

レントゲンの結果、右の胸腔内において、ドレーンで取りきれていない胸水があると判明した為、これからドレーンを一度引き抜いて位置を変える処置をするとのことで、一度退出。




14:00 外出中、主治医から携帯へ電話が。
今ドレーンの位置を変える処置をしている最中なのだが、レントゲンを見ると、むしろどんどん胸水の量が増えていっている状況である。
大量の胸水が肺を圧迫していて大変危険な為、もう1本ドレーンを追加する処置をするとのこと。


16:30 処置終了との連絡があり、面会に。
・処置後の説明
ドレーンを追加したことにより、取り切れていなかった胸水はほぼ無くなった。
胸水は誰にでもあるものだけど、フォンタン手術をして肺に流れる血液の量が増えた為、体内で吸収できずに溜まっていくのだそう。

 
ドレーン、4本に(左)。ここに胸水が溜まっていく(右)。


莉々ちゃんは服を着ていない上、冷房がガンガン莉々ちゃん目掛けて吹きつけられている為、「寒くないのか?」と質問してみる。
(回答)
体温を下げるのは、不整脈を落ち着かせる為。
起きていたら当然寒いだろうけど、不整脈があるので今は眠らせて、体温を下げる方を優先している。
また、鎮静剤で眠らせておくことによって、その分のエネルギーを回復に回している。

今夜もこのまま薬で眠らせる状態は継続。

<不整脈について>
もともと無脾症候群は不整脈が出やすい病気である。
また、グレン手術では心臓の周りの血管をいじっただけだったが、今回のフォンタン手術では、心臓自体を切ったり縫ったりしている為、余計に不整脈が出やすいとのこと。

この日の夜、またも不整脈が発生し血圧が下がった為、ペースメーカーを使用する。