いつか思い出になる

この感情は、いつかきっと、私の中で思い出になる。
それでいい。

あなたに会えて、本当に良かった。

そう思う。

私と会えて本当に良かった。

あなたがそう思ってくれれば、私は嬉しい。



帰宅したら、Kさんからメールが来た。
今日会えて良かった、りあらさんの描いた絵が見られなくなるのは寂しい、新支部でも頑張ってくださいと。

凄く嬉しかった。

私も、折り返しメールを出した。
彼女の素晴らしかったところ、頑張ったところ、そして会えてよかったこと、今までを労って・・・。

夕方、Iさんにもメールを出した。
昨年が私がIさんの立場だったので、彼女の大変さがよくわかるのだ。
準備から当日までの大変さを労った。
Iさんからも返事が来た。
戻ってきてね、と。

オイオイ、まだ行ってないよ・・・。

私もそうだが、彼女たちも新しい場所に向かおうとしている。
みんなで過ごした時間が、それぞれが生きていく上で、かけがえのないものになってくれればいい。

一緒に苦労して、泣いて、食べて、笑って楽しんで・・・。

その時間が、キラキラとした思い出になれば、それでいい。


みんなのこれからに・・・。
私のこれからに・・・。


幸あれ！！

地域組合員総会’０９

曇っていたが、午後から晴れた。

今日は、私が在籍する地区の「地域組合員総会」。
昨年とは立場が変わったが、この総会には参加することになっているので、朝から出かける。

「おはようございます」
「あ、りあらさん、おはようございます」

ちょうど調理室で、委員長が中心になって打ち合わせをしていた。
私は、当日の進行表をもらって、話を聞いていた。

「りあらさん、ここ、急で申し訳ないですけど、お話ししてもらえませんか？」
「ああ、いいですよー」

今日は「一組合員」としての参加だったのだが、急遽、私が話をするコーナーを設けられた。
まぁ、要するに、新商品のアピールだな。

会場作成も試食の準備も着々と進み、時間になり総会が始まった。

昨年は私が委員長だったので、中心となって「提案者側」の席に座り、様々なことを報告したり、挨拶したり、全体の様子を確認したりと大忙しだったのだが、今日は「座っているだけ」だった。

会場で、卵の生産者のHさんに会う。
「りあらさん、おはようございます」
「Hさん、おはようございます。今日、参加されるんですね」
「はい。連絡がありまして。りあらさん、○○支部に事務局で異動になるんですね」
「はい。また向こうでも学習会などで、Hさんを呼びますよ」
「よろしくお願いします。知った人がいると、心強いです！」

ああ、Hさんまで私の異動の件を知っているとは思わなかったなぁ・・・。
Hさんとも、いろんなお話をさせていただいたし、たくさん学ぶことも多かったなぁ・・・。

総会も、順調に進む。
今回、会計のKさんが退任。
ご主人の転勤で、引っ越すことになったのだ。

Kさんが挨拶をする。
途中で言葉に詰まって、Kさんが涙ぐみ、委員長のIさんがハンカチを貸していた。
それを見て、私も泣きそうになった。

休憩を挟む。

「りあらさん！よかったー！！今日会えて！！」
「Kちゃん、よかったね！私も会えて良かったよ！お疲れ様でした！！」
「りあらさん、○○支部に行っても、頑張ってくださいね！」
「うん、ありがとう！Kちゃんも、向こうに行っても続けてね！またみんなに会えるよ」
「あはは」

二部では、生産者・メーカー代表ということで、UCCフーヅさんのお話と、助成団体代表で「後見人センター」のお話だった。

ともに、思わぬところで私達の生活と関わりがあり、その存在を知り、意識していくのは、こういった機会ならではなので、有意義な時間だった。


その後、試食。
試食の前に、私の話。

「りあらさん、パネル見てしゃべっていた？」
「いや、見ようかと思ったけど、文字が小さかったから、そのまま何も見ないまましゃべりました」
「やっぱり慣れてるよね～。よく話せると思うよ～」
「そうですか？」


こうやって人前で話すのも、あまりないだろう。
今からは、人前で話せる人材を育てる立場になる。


滞りなく総会も終わり、後片付け。

「Iさん（委員長）、お疲れ様でした！」
「りあらさん、ありがとう！！」

委員長を労う。

自宅から持ってきたスクリーンを持参し（笑）、帰ろうとすると・・・。

「これ、りあらさんの私物？」
「うん。Sさんが取りに来たよ」
「すごいねー、なんでスクリーンが私物（笑）」

Hちゃんから驚かれる。

帰宅したら、昼過ぎ。


みなさん、お疲れ様でした！！