私の手は「物書き」の手だ。
右手の中指、爪の近くと、中指、薬指、小指の関節に、それぞれ「たこ」がある。
筆記用具を含め、何かを握っているのがデフォルトなのだろう。
手の平も、指の近くは堅くなっている。
今日、けっこうまじまじと整骨院の先生の手を見た。
長い夫の休みが終わったものの、今度は私自身の仕事に追われ、肩や首から来る頭痛がひどく、腰も痛い。
テーピングをしてもらいながら、先生の手を見る。
「先生、手がきれいやね」
「そりゃー、きれいにしとかんと、汚い手で治療されたくないやろ?」
「まぁね」
かなり手には気を遣っているようだった。
「私ね、男の人の手って好きやん。けっこう見てしまう」
「私(先生)の手はどう?」
目の前に手を出される。
「私、先生の手は好き・・・。だって、綺麗やし・・・大きい手が好きやん、自分が小さいから」
「そんなに大きい手じゃないよ」
「それとね、先生の手は技術を持っているから、好きやね」
「ふふふ」
ほーら、ゴッドハンド。
・・・まんざらでもないようだったが・・・
「私、なんにも生み出さない手は、キライなんよ・・・」
きっとそれは、私が「何かを創り出す」手をしているからだと思う。
たとえブランクがあっても、私は自分の手から何かを生み出す作業をすべきなんだと、改めて感じた。
・・・しかし「手」とはいえ、本人目の前にして「手が好きだ」なんて言ってしまって、後で考えるとけっこう恥ずかしいな・・・。
今まで、好きな手の人がいても、好きだなんて言ったことなかったし。
どんな形にしても「好き」という言葉は、出し惜しみしちゃだめなんだな・・・。
でも「好き」と口に出して言うのは、知っているとは思うが・・・かなり苦手・・・
右手の中指、爪の近くと、中指、薬指、小指の関節に、それぞれ「たこ」がある。
筆記用具を含め、何かを握っているのがデフォルトなのだろう。
手の平も、指の近くは堅くなっている。
今日、けっこうまじまじと整骨院の先生の手を見た。
長い夫の休みが終わったものの、今度は私自身の仕事に追われ、肩や首から来る頭痛がひどく、腰も痛い。
テーピングをしてもらいながら、先生の手を見る。
「先生、手がきれいやね」
「そりゃー、きれいにしとかんと、汚い手で治療されたくないやろ?」
「まぁね」
かなり手には気を遣っているようだった。
「私ね、男の人の手って好きやん。けっこう見てしまう」
「私(先生)の手はどう?」
目の前に手を出される。
「私、先生の手は好き・・・。だって、綺麗やし・・・大きい手が好きやん、自分が小さいから」
「そんなに大きい手じゃないよ」
「それとね、先生の手は技術を持っているから、好きやね」
「ふふふ」
ほーら、ゴッドハンド。
・・・まんざらでもないようだったが・・・
「私、なんにも生み出さない手は、キライなんよ・・・」
きっとそれは、私が「何かを創り出す」手をしているからだと思う。
たとえブランクがあっても、私は自分の手から何かを生み出す作業をすべきなんだと、改めて感じた。
・・・しかし「手」とはいえ、本人目の前にして「手が好きだ」なんて言ってしまって、後で考えるとけっこう恥ずかしいな・・・。
今まで、好きな手の人がいても、好きだなんて言ったことなかったし。
どんな形にしても「好き」という言葉は、出し惜しみしちゃだめなんだな・・・。
でも「好き」と口に出して言うのは、知っているとは思うが・・・かなり苦手・・・