炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

NHKスペシャル『古代ローマ帝国』を見て、思う。 美化にゆがむ歴史 

2004-12-17 | 人災社会学!
NHKスペシャル「古代ローマ帝国」を見た。番組はとても分かり易かった。

「パックスロマーナ時代は、200年間、戦争がなく世界史上、最も人々が幸せな時代の一つだった。」そうです。 この時代は、ローマに征服された民でも、ローマの人と、平等な暮らしができたそうです。「ローマ市民」になるためには、征服された民は、25年の兵役に出なければならず、皇帝は、円形競技場で、人間同士の殺し合いや、人間と猛獣との決闘を工夫して、見世物にして楽しませたのだそうです(^^;。  25年、生きて兵役から帰ってきても、当時の平均寿命に達してしまうのではないでしょうか。
NHKでは、25年間の兵役が、「人類にとって、もっとも幸せ」?
私たちも、幸せを得るには、「兵役に就きな」という内容のNGを放送しちゃったと思いました。

追記 
本屋さんで、この11月末に出版されたばかりの岩波ジュニア新書『古代ローマ』青柳正規を見たら、「人類史上、最も幸せな時代」という項目がありました。子ども向けの本なのに恐い!
東大も、かなりいかれてきた。(ばいと学生の代筆か?)

*無断、引用を禁ず。 筆者

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