炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

最近のドイツ 「芸術」 事情 ・ ドイツ版『 華氏911度 』?、『 Durchfuren 』.

2005-06-29 | 椿事
-今日の話題- ドイツ版『 華氏911度 』、映画『 Durchfuren 』.
ドイツネオコンと日本人.

ベルリン、ご遊学中の若い日本人ピアニストのブログを読んでいて、思うことがあった。

ピアニスト、K・M 氏は、ある無声映画に出演した。
ストーリーは、ワイマール駅ホームの同じ椅子で、列車を待つロシア人、日本人、ペルー人、イギリス人が言葉を交わすこともなく、来ない列車を極寒の中、ひたすら待ち続ける単純なもの。
せりふもなく、動作も頬杖を突いたり、足を組みなおしたり、ひたすら時間をつぶす苦痛に耐える設定と言う。撮影は、真冬の深夜から明け方におよび、気温は氷点下17度c。役者にとっても、心底苦痛だったと言う。

この状況で、ドイツ人同士なら、当然、何かしらの会話になるのだろうが、いかんせん、外国人同士ともなれば、無きにしも在らざる場面では、あるが・・
さて?、通常の観客にとって、退屈な内容が、娯楽となるのだろうか?。
どのような人にとって、娯楽となり、「 楽しい 」映画なのだろう。

もしかしたら、それは、外国人を軽蔑し、嘲り、排斥しようとするネオナチ連では、なかろうか・・・。ネオナチの旧敵とするロシア、イギリスに、最近、各種移民として押し寄せる黄色人種へのあてつけだろうか。

ちなみに、映画の題名は『Durchfuren』 通過(定住ではない)。u にウンムラウトが付くと「実行処理」→. Durchforen だと、「 しんまで凍えた 」

抽象的な世界を扱うはずの音楽家にとって、強烈な皮肉。
何?、音楽に言葉はいらないって....

リンク. 韓国映画 『 八月のクリスマス 』  こちらは名作です。

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4 コメント

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Unknown (山の爺)
2005-06-29 22:18:48
この話は爺も何処かで聞いたか見たかした覚えがあるな~。(別に気にも留めずにいた物で)

コノ中で日本人が一番耐えしのべる人間じゃなかったかな?(民族的に)



爺なら如何するか今から考えよう。



爺の所でもひたすら耐えている人もいるじゃよ。

そんな時は何かしらの言葉を掛けるようにしているジャが、是が言葉が通じないとなる????
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ドイツ通! (U-1)
2005-06-29 22:54:44
山の爺様 今晩は。



ここにコメントが入るとは、予想していませんでした・・。

そういえば、爺様のマシン、バイエルンでしたね!



爺様の所には、いろんな方が,みえるんですね。言葉かけてくれるマスターなんて、いいです。

>コノ中で日本人が一番耐えしのべる人間じゃなかったかな?(

原爆二個も、喰らいましたが、米に耐えてますね。

堪え難きを耐えの...の陛下も晴れて、「 万歳崖 」に慰霊に行かれました。



マイナス17度の寒さを耐えるのはいいのですが,様子が変なことに,気付かないのは困ったものです。

芸術分野で、感の鈍いのは、見込みありません。アホのピアノは誰も銭出して,聞きはしまへ~ん。
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見たい映画をつなぐタスキ (o_sole_mio)
2005-07-03 00:13:32
U-1さん、こんばんは



見たい映画をつなぐタスキというものが回ってきましたので、ご迷惑を顧みず、おつなぎしてしまいました。



もちろんご迷惑であれば捨て置いて頂いて結構ですが、私の知らない映画を沢山ご紹介頂ければ幸いです。
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趣旨と由来は? (U-1)
2005-07-06 00:30:47
0-さん、こんばんは。

見たい映画のことを書いている人にコメントすればよいのでしょうか。趣旨が良くわかりませんが、フォーサイス物を書いている人のところに一応、カキコしてみました。



H.imacさんの趣旨がかなり興味本位でしたので、どうかこうしたものはご遠慮ください。
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