高層湿原の様子。( 標高約1200m )
木道脇の花。数少ない場所です。
高層湿原の全景。
広大な棚田状に湿原が続く。
残念ながら登山道の沿って、侵食が激しく、湿原の乾燥化が進んでいます。
この稜線を超えて、自動車道路を建設する予定があります。県知事のご実家、御婿入り先共に道路工事業者とのことです。創のつく会社名、ソーカ!
湿原の断面.
ここから排水されています。
湿原が踏み固められ、沢となり侵食されました。こうした断面から、湿原の水分がぬけて、草原へと変わりつつあります。それでも、自動車道に比べれば、ささやかな破壊。
黒い部分が、沖積世に堆積した湿原の土壌。黄色の部分は洪積世の時代の激しい火山噴火の堆積物。私たちの時代、沖積世は、過去一万年ほど大きな噴火の少なかったことが分かります。
雪のない時期に来たのは、十年ぶり。
湿原の荒廃に驚きました。こうした稜線上の平坦な高層湿原群は、日本ではこの付近だけの存在のはず。。
・九月の湿原 へ
政治家の思惑で、何世紀にも渡って作られてきたものが、数年で破壊されていくんでしょうか・・。
山の稜線部に平坦な湿原が、続いいているのは、日本でもこの付近だけと思います。
山の緩やかな傾斜が、地下の水を運んで、繋がっているのですが、自動車道で断ち切ってしまうと、大変です。
この下部の広大なブナ林も、排ガスで、枯れて行くことでしょう。
良く業者さんが土地を掘り返している所を偶に見ますが断層になっている所が有りますね?
多分噴火か何かで変わったのでしょうか?
断層があれば過去に何かがあった?
・・にしても湿原に高速道路?ん~ん~解せん。
>爺は土の事は解りませんが其の道の人が見れば過去がどの様だったか判るわけですね?
黒い土は、放射性炭素を含みますのでね年代を計ることが出来ます。
黒い土の中に、白や、黄色い層があれば、たいてい噴火があったことになります。どの山が噴火したのか、解析出来ます。
高速道でなく、一般道です。
お金の為めならなんでも....