幸せについての考察 【桐棺三寸】

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「他の人から」で、ちょうどいい

2005-12-15 | 日記 Ⅰ

あなたは、
「今、私は、お腹がすいている。」とか、
「今、私は、頭が痛い。」とか、
「今、私は、ムカついている。」とか、
考えたりしますか?
考えなくても、自然に感じていることと思います。

それに対して、他の人の、そのようなことについてはどうでしょうか。
あの人は今、お腹がすいているとか、頭痛がしてるとか…。
自然に感じることはないと思います。
しぐさや様子から、「そう見える」と判断しているのではないでしょうか。

つまり、他者のことより自分のことのほうが、
より「迅速」に、「敏感」に、そして「強く」感じている、
と言えると思います。

あなたが、無人島かどこかで独りきりで生きるのならともかく、
幸せになるのも、いい思いをするのも、お金を稼ぐのも、
全て「他の人たちの中において」のこととなります。

「自分のことのほうが考えなくとも自然に」そして「より強く感じる」わけですから、例えば、仕事などの評価にしても、あなたが「あの人と私は同じくらい頑張っている」と感じているとしても、実際に客観的に見たら、実は「あの人」のほうが少し多く頑張っている、ということもあるかもしれません。

「自分のことは自然に感じ」そして「他の人のことは意識しなければ解らない」のですから、多くの人々がいるこの世の中において幸せを掴みたいと思うのならば、自分のことよりも先に、他の人のことを考えるくらいでちょうどいいのかもしれませんね。


今日も最後までお目通しいただき、ありがとうございます。
あなたに、良いことがいっぱいありますよう…。

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