幸せについての考察 【桐棺三寸】

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児童虐待に「ムカつく」理由

2005-05-19 | 日記 Ⅰ

この頃また、幼い子を虐待するニュースが目に付きます。
世の中には様々な「暴力」があり、そして、そのどれもが決して肯定されるべきものではないのでしょうが、個人的には「大人が子供に対して行使する」ケースに、最も憤りを感じます。

あえて理由を考えてみますと、
・する側される側両者間の、あらゆる「力」の差が歴然としていること
・保護者という立場であるなら、保護すべき義務があるはずだということ
・全く罪のない一人の人間の人生を、そして未来を、潰す権利があるのかということ
・される側に、されるべき理由が全くないこと
・される側に、抵抗する術(すべ)が全くないこと
・虐待する側は、自分の意志一つで「自由に」虐待できてしまうということ
といったところでしょうか。

親の側に止むに止まれぬ事情があるならともかく(それでも許されるものではありませんが)、全く個人的な感情をぶつけているに過ぎないというオトナに対しては、心情的には同じ目にあわせてやりたいとさえ思います。

不謹慎な例えかもしれませんが、幼い子供であるほど「賠償金」の額が多いそうです。
理由は、将来その子が「稼ぐ予定の総額」が多いから…。
と、いうことであるなら、刑罰も、虐待されるのが幼い子供であるほど重くしてもいいのではないか、などと感じます。

このような虐待は、昔よりも増えているような印象を受けますが、実際のところはどうなのでしょう。
マスコミが大きく取り上げているだけで、以前から同じくらいの頻度であったものなのでしょうか。
また、増えているとしたならば、その原因はどこにあるのでしょうか。

原因については、各人それぞれの「視点」があることと思いますが、昨今生じている他の様々な「問題」と、決して無関係ではないように思われて仕方ありません。

根底に横たわる何か大きな流れというか、必然的に人類が向かおうとしている方向を提示しているというか…。
厭世的な気分になってきます…。


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コメント (3)
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