reikoのヘタレ日記with時々身体作りに株・・とか

日記です、愚にもつかないあれこれ叫んだり呟いたり。
生存報告でもありますw
綺麗な身体作りやど素人の株も、更新中。

小説の中の現実

2021-11-28 06:11:28 | 思い出ってほどでもないけど
冷えますねえ、昨日からどっと冷え込んでます。
いきなり冬です。
仕事がないので、心と財布も冷えてます。

でもまあ、まだ食べられるので良しとしましょう。
と「あしながおじさん」の主人公のジュディではないですが。
今日の楽しさを明日の心配で曇らせては・・・・行けないと思いつつ。
若くないとどうしても、明るくだけで生きられないのも事実です。

いやまた、あしながおじさん読んでますが。
これ書かれたのが、1912年(確か)ですので。
まだ婦人参政権も無く、汽車はあるけど車は都会以外ではあまり一般的でないという。
まあ先進国アメリカでも、そんな時代です。

でも女性の大学と教育についてはこの時代でも、すでに確立していたんですから。
やはり先進国ではありますね。

まあこの小説自体、孤児院育ちの女性のある意味シンデレラストーリーですが。
でもこの主人公の生きる力というのはすごいものです。
未だに世界中で読まれているのは、その明るさと生命力が読みての心を打つんでしょう。

さてこの主人公、大学時代に何回かNYに行きます。
その最初の時に泊まったのが、マーサ・ワシントンホテルなんですが。
初代大統領夫人の名前もらったホテルです。

ここはまた私が最初にNYに行った時に、泊まったホテルでもあります。
その後何回も、ここに泊まりました。
安いのと交通の便がいいのと、女性専用ということで、まだ治安が悪すぎた時代には最適のホテルだったんです。

長期利用と言うか、住み着いている高齢者も多く。
ランドリーもホテル内にあるし、部屋もキッチン付きからトイレも何もない部屋まで。
財布の中身によって選べました。

古い建物独特の匂いがして、でも慣れたらそれが好ましいものにもなりました。
ロビーなんか薄暗くてね、今でも記憶・・・眼の前に浮かびます。

エレベーターに閉じ込められたこともあり・・・何にも補償してれませんでした。
ケチ・・・まあ怒鳴り放題怒鳴っておきましたがねw

新聞立ち読みして、売り場のおじちゃんに叱られたり。
ロビーには大きな、多分独立を祝った大きな絵がかけられていたり。

友達が事情があってこのホテルに逃げ込んだり。
ある尊敬するお方と、このホテルで同宿になって、夜コーヒーを差し入れに行ったり。

思い出は多いです。

そんなホテルが、あしながおじさんに登場・・・名前だけでも出てくるのが。
現実と小説のクロスオーバーのようで、それだけでも小説が小説だけでない。
事実に根ざした、地に足のついた当時の人に書かれたものだということ。

実感するのです。

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