KANERE の前号が発行されてから 1 年も経ってしまいましたが、当初の志を思い起こし強い決意のもと、ここに最新号をお届けします。しかしながら、人道上必要なこの活動を続けるための資金不足には常に向き合わざるを得ないのが実情です。海外の資金提供者の大部分は、現場の支援計画やサービス提供のことをほとんど知らないまま、定期的・継続的に国際非政府組織 (INGO) に寄付しています。つまり、残念ながら、KANEREのような難民主導のメディアも重要な役割を果たしているにも関わらず、こうした団体への資金提供は脇に追いやられています。端的に言えば、これはKANEREの批判的報道のせいです。KANEREは、人道支援団体による説明責任の欠如や、詐欺や汚職の問題、難民キャンプ全体にはびこる暴力や治安の悪化などを明らかにし、キャンプ当局の失敗を暴露していますから。
難民と受け入れ住民の危うい関係、古くからあるカクマ、新しいカロベイエイの設立。この三つの状況をKANEREが報道していることを少しは評価してもらえないものでしょうか。
KANEREは、世界の資金提供者の行為や、カクマを含む世界中の難民キャンプへの世界の支援金が不公平に分配されていることを暴露する、そんな存在になりたいものです。 こうした取り組みは、2023年もKANEREにとって最優先事項です。資金提供がより良い方法で配分されるにはどうしたらいいか。他の難民主導団体や著名な難民研究センター、個々の研究者が、それぞれの知識を提供しくれるように願っています。難民主導の報道機関が難民コミュニティを支援するための資金をなぜ受け取ることができないのか、調査してください。
KANEREが東アフリカ地域を中心にした難民問題を独立した団体として報道し発信するようになって、 2022 年 12 月で14年になりました。このプロジェクトは今後も、資金難や難民キャンプで亡命ジャーナリストが直面する報道の自由の悪化など、様々な困難に直面しながらも、さらに強くなることを目指します。
最後に、世界の避難民数が1億人に達する中、私たちは世界の指導者に対し、世界戦争の阻止を目指し、平和、安全、安定、人道主義に基づいた発展が達成されるよう、国際公約を再確認するよう求めます。
今後数年間はさらに厳しい状況が続くかもしれませんが、世界中の避難民が自信と勇気を得ることを、心から望みます。
世界中のすべての避難民に平和と連帯を。
サントス・マデュー、トロッサ・アスラト、カバタ・ボル
カクマ・ニュース・リフレクター – KANERE編集チーム
難民と受け入れ住民の危うい関係、古くからあるカクマ、新しいカロベイエイの設立。この三つの状況をKANEREが報道していることを少しは評価してもらえないものでしょうか。
KANEREは、世界の資金提供者の行為や、カクマを含む世界中の難民キャンプへの世界の支援金が不公平に分配されていることを暴露する、そんな存在になりたいものです。 こうした取り組みは、2023年もKANEREにとって最優先事項です。資金提供がより良い方法で配分されるにはどうしたらいいか。他の難民主導団体や著名な難民研究センター、個々の研究者が、それぞれの知識を提供しくれるように願っています。難民主導の報道機関が難民コミュニティを支援するための資金をなぜ受け取ることができないのか、調査してください。
KANEREが東アフリカ地域を中心にした難民問題を独立した団体として報道し発信するようになって、 2022 年 12 月で14年になりました。このプロジェクトは今後も、資金難や難民キャンプで亡命ジャーナリストが直面する報道の自由の悪化など、様々な困難に直面しながらも、さらに強くなることを目指します。
最後に、世界の避難民数が1億人に達する中、私たちは世界の指導者に対し、世界戦争の阻止を目指し、平和、安全、安定、人道主義に基づいた発展が達成されるよう、国際公約を再確認するよう求めます。
今後数年間はさらに厳しい状況が続くかもしれませんが、世界中の避難民が自信と勇気を得ることを、心から望みます。
世界中のすべての避難民に平和と連帯を。
サントス・マデュー、トロッサ・アスラト、カバタ・ボル
カクマ・ニュース・リフレクター – KANERE編集チーム
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