・神聖ローマ帝国-1 古代ローマこそヨーロッパ人の理想https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/533c7414e9fa85b426143633f15f6078
・神聖ローマ帝国-2 『古代ローマ帝国の留学制度』と『ローズ留学制度』『フルブライト留学制度』
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b9e783d4c5789e5a08f347e2241ab12a
からの続き
不思議の国のアリス』(ふしぎのくにのアリス、英: Alice's Adventures in Wonderland)は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドドソン がルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説。1865年に刊行されました。
そして、アメリカで『不思議の国のアリス』としてディズニーのアニメ映画として、1951年に公開されました。
こんな童話やアニメにまで、『ハプスブルグ帝国』の話が出てくるのです。 イモムシが『AEIOU~』と不思議な歌詞をアリスに歌っています。
・不思議の国のアリス(キャロライン洋子版)3
https://www.youtube.com/watch?v=gWCj6jVA8XI
・不思議の国のアリスで、イモムシが歌うAEIOUとは何か?https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3e18fd212e93a9a1ba5762cfe12e8967
(解説)
A.E.I.O.U.は、ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世(1415年 - 1493年)が好んで用いた略語句。彼は建設したウィーナー・ノイシュタット城やグラーツ大聖堂などの建築物や自身の食器などあらゆるものにこの文字列を刻んだ。
1751年にウィーナー・ノイシュタットのテレジア軍学校の標語として採用され、現在まで用いられている。
フリードリヒ3世は、1440年にローマ王に選出される以前からこの標語を用いている。その意味を彼はほとんど説明しなかったが、死の直前に"全世界はオーストリアに属する"(ドイツ語: Alles Erdreich ist Österreich untertan)の略であると述べている。
他にもA.E.I.O.U.の解釈について様々な案が提示されている。例として、以下のようなラテン語の文例が論じられている。
・Austria est imperio optime unita ("オーストリアは帝国によって最高に統合されている").Austria ・erit in orbe ultima ("オーストリアは世界で最後に生き残るだろう").・Austriae est imperare orbi universo ("全世界を統べるのがオーストリアの使命である").
・現代に至るまでに、実に300ものドイツ語もしくはラテン語による解釈が提案されてきた。そのほとんどは、オーストリアもしくはハプスブルク家を讃える標語となっている。
フリードリヒ3世が用いた、A.E.I.O.U.のモノグラムの図版
wikiより引用
(関連情報)
マリア・テレジア少女時代の肖像画
欧州の『同君連合』ハプスブルグ帝国https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/74b2c7f6c94862b5f326226497c2cd56