アメリカの独立宣言から、当時の思想、パリ条約、さらにモンテスキューの『法の精神』まで紹介してきました。
アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-30 独立宣言
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af926b1fe3c217c7e252d562a9d96072
アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-31 ボシェによるフランスでの王権神授説https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c19b913ee96c607478067593f5a1f4a5
アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-32 パリ講和会議 革命派の実利外交https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6366ade4c56a801bab46aa3f3f9a7259
アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-33 モンテスキューの『法の精神』
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9a10eda91c73b68a41cf51646f4db150
からの続き
いよいよ、『アメリカの憲法制定』に関するです。
憲法制定会議
強力な中央集権政府樹立の動きは、1787年5月、(ちなみにフランス革命1789年の直前:数字が789と並ぶので受験生には覚えやすい)憲法制定会議の招集とともに本格しました。
全国から55人の代表が集まり、ワシントンを議長に秘密会議が続けられ、9月17日に最終的な憲法草案が完成しました。
この会議には、外交官として海外にいたトマス・ジェファーソンとジョン・アダムスを除けば、81歳のフランクリンをはじめ、戦争中、連合政府の財政を担当した大富豪のロバート・モリス、ペンシルヴェニアを代表するスコットランド移民の論客jy-ムズ・ウィルソン、後にアメリカ合衆国初代財務長官として建国財政で偉大な指導力を発揮したアレクサンダー・ハミルトンなど、当時のほとんんどの有力政治家が参加していました。
そしてこの会議を指導したのがジェームズ・マディソンです。 彼は後にこの憲法の批准を訴えるために筆をふるい、ジョン・ジェイ、A・ハミルトンとともに論説集『フェデラリスト』を出帆したことを合わせて、合衆国憲法の哲学者と呼ばれるようになります。
会議では、各州(邦)間の利害っ対立を背負った白熱の論戦がtん解され、あるデラウェア代表などは、場合によっては合衆国を離脱して外国と同盟する州(邦)も出て紅葉と警告しました。
しかし55人の代表のうち、41人が憲法制定直後に政府公債を所有していたし、少なくと14人がが土地投機会社の株を持ち、少なくとも24人が他人にお金を貸しており、少なくとも11人が商業・製造業・運輸会社の株を持ち、少なくとも15人が奴隷所有者でした。
要するに彼らのほとんどすべてが、いわゆる『紳士』でした。『紳士(Gentleman)』とは、社会的に高い地位にある支配層で、礼儀正しく、女性に心づかいの出来る教養もある立派な男性の事をいいます。
したがって、意見の相違から脱落した人もいましたが、むしろ全体として広範な意見の一致が存在していました。
とりわけ、肌合いの違いはありますが、『民主主義の行き過ぎ』はなんとかしなければならないという点では、アメリカの歴史では一貫して共通の認識化があります。
だからトランプのようなお馬鹿がポピュリズムで一般大衆を煽って、民主主義(数の多い方の意見が通る)というやり方は嫌われます。 なんだかんだと言いながら、アメリカの議会はまともです。
流行に流されやすい、阿呆のトランプ・Qアノン支持者たちは、一度じっくりとっ事実を落ち着いて考えられることをお勧めします。
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【事実】2016年、トランプ・ブームはマケドニアの小さな町ヴェレスの若者たちのデマから始まった。
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・【解説】 Qアノン陰謀論とは何か、どこから来たのか 米大統領選への影響はhttps://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53929442
・“ディープステート”は世界各地で…/トランプ氏の公約「闇の政府を解体」とは【4月18日(木)#報道1930】https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c9dd5bac7dd8efa52c8615f09d4719fd
事実ベースに反論してみなさい。
まあ、事実を何も知らないのにワーワー騒いでいる阿呆たちとは若分かっていますが。www
新しい憲法案に盛り込まれた『三権分立制度』の下での大統領の間接選挙制度や上下二院制度は、『民主主義の行き過ぎ』に対する予防機構となりました。
また交通不便な当時にあって、下院でさえ広い全国から集まるわずが65人で構成されることになっており、州議会と違って、財産を持ち教養豊かな人々が集まりました。
新憲法案では、州政府が紙幣を発行したり、私的契約関係に介入することを禁じ、新しい連邦政に直接国民に課税する権限を認めることによって、政府公債の元利償還の財源を確保し、政府の公の信用を確立しようとしました。
軍隊も直接徴兵できるようになり、大概紛争だけでなく諸州内での反乱に際しても、これを動員できるようになりました。
これまで連邦政府はは諸邦(諸州)間の通商を規制する権限を持たず、独立戦争後イギリス製品の大量流入による金貨・銀貨の流出ににも対応手段がありませんでしたが、国内通商規制と大概関税徴収の権限が付与されました。
これは辺境の地に居座るイギリス軍の撤退や、独立戦争後アメリカ商人に対して閉ざされたイギリス、および西インドその他の英領植民地市場を開放させるための交通手段となりました。
アメリカ合衆国憲法(Constitution of United States)
1787年、フィラデルフィアの憲法制定会議で制定し、翌年発行した世界最初の近代的成文憲法。
9州以上の承認で1788年に発行。 くどいようですが、フランス革命は翌年の1789年。
アメリカ独立の諸成果を最終的に具現化し、27次に及ぶ修正を経て、今日に至ります。
各州に自治を認める連邦主義、基本的人権を擁護する民主共和主義、三権分立が特色。
修正箇条で有名なものは、『権利の章典』、正副大統領の選挙、奴隷制廃止、黒人への市民権・選挙権の賦与。、女性の参政権などに関するものであります。
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