天に星、地に花、人に愛

30代後半にして一児の母となった、三十路サラリーウーマンの徒然日記。

女性が働きやすい職場環境

2005-06-17 22:58:07 | キャリア・雇用

会社でワーキングマザーを支援するタスク活動を行っている事は何度か書いている。資生堂のCSR部が運営する“Wiwiw”の導入はスムーズに進んでいきそうだ。この“Wiwiw”のシステムの柱は、産休・育休中の会社との接点の無さをフォローする事と復帰に向けスキルUPを応援する事、そして育児に関する不安を払拭する事。この仕組みの中で重視されているのは、産休・育休の社員に対し上司が定期的にコミュニケーションを取れる仕組みと会社が情報提供をする仕組みだ。千趣会の動きでも、産休・育休取得者の復帰に向けたマニュアルに“上司用”がある。産休・育休取得者は、会社を離れている間、自分が居なくても普通に回っている会社を見て、“自分は必要とされていないのではないか”と感じる。その気持ちを払拭するのは、上司からの定期的な連絡。“いつも気にかけているよ。復帰を待っているよ。”という気持ちを伝える意味がある。

今回の千趣会の動きでは、産休・育休取得者の復帰に当たっての“同僚用マニュアル”もある。このマニュアルに非常に興味がある。
最近よく話題にのぼる様になったが、産休・育休取得者の影で、業務のしわ寄せを受ける同僚の気持ちや負担。このフォローなしには、本当に“女性が働きやすい職場環境”は作れない。これは、本当の優しさと思いやりの元に成り立つ環境だ。同僚の中に“何で?子供を産んだ人だけが優遇されるの?自分は休みたくても休めないのに。早く帰りたくても帰れないのに。それって、お子さんの居る人の分まで仕事してるからなのに。。。自分ばっかり損してる気がする。”そんな気持ちが同僚にあったら。。。
そうならない為には、同僚が“確かに負担はあるけど、その代わり自分は○○をしてもらっている(させてもらっているから)”と思って貰える様な、産休・育休取得者以外の社員へのフォローが必要だ。

一方の優遇だけでは“働きやすい環境”は作れない。産休・育休取得者と同僚、双方の満足と幸せの元に“女性が働きやすい職場環境”は構築されるのではないか。

【私の書いた関連記事】
意識と行動
働くお母さんに涙
オリジナルな幸せ作り
ワーキングマザーの復帰支援
男性が取る育児休暇
女性の再チャレンジ支援

【ニュース概要】

(6/10)千趣会、女性が働きやすい環境に――交流組織で育児支援

 通販最大手の千趣会は女性が働きやすい環境づくりに乗り出した。このほど、社内のすべての女性社員が参加する自主組織を新設。育児と仕事の両立を支援するほか、キャリアプランの構築について女性社員同士の交流を促す。同時に育児休暇制度を充実させ、育児を理由とした女性社員の退職を防ぐ。
 設立したのは女性社員の自主組織「Hana*maison(ハナ・メゾン)」。20―40代の女性社員12人が中心メンバーとなり、女性が働きやすい仕組みづくりを進める。
 まず7月末に実施するのは「出産→育児→復帰」の詳細な手順を示したマニュアルの策定。女性社員向けと上司や同僚向けの2つを作製し、子育てと仕事の両立という問題意識を全社員が共有できるようにする。
[日経産業新聞]


ファイリング検定合格記3

2005-06-17 00:09:56 | 電子化ファイリング検定合格日記

電子化ファイリング検定まであと9日。1通りテキストを読んでもさっぱり理解できない為、主人に教えを請う事にした。技術者である主人は、いとも簡単に、解り易く質問に答えてくれた。おかげで、理解できないモヤモヤは無くなった。
試しに、今の段階でどの位得点できるのかを2年分の過去問題で試してみる事に。B級は問題数が100問。約7割の正答率で合格だ。現状、2年分が74点と79点。ギリギリ合格できるかどうかというところ。。。
まだ、テキストを1回通読した段階なので、これだけ出来れば十分??

来週はグロービスの人的資源の最終レポートの提出がある。という事は、今週中にはレポートにも手をつけなければならない。。。間に合うの??????