自分自身のキャリアを考える時、まずは自分の価値観や可能性を知る事が大事です。でも、一番解らないのは自分の事かもしれません。この事を良く現す心理学の研究に【ジョハリの窓】というものがあります。ジョー・ルフトとハリー・イングラムが発案した為、二人の名前をとってこう呼ばれています。
①開放領域・・・自分が知っていて、他の人も知っている領域です。<o:p></o:p>
②盲点領域・・・他の人が知っているのに、本人はあまり自覚していない領域です。
③秘密領域・・・自分は良く知っているが、他の人は知らない領域です。つまり、他の人には見せていない自分の領域です。
④未知領域・・・自分自身もまわりの人もまだ気づいていない領域です。つまり、まさに可能性がたくさん眠っている領域です。<o:p></o:p>
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自分の事を良く知ってくれている方と、自分の“ジョハリの窓“を作ってみましせんか!!<o:p></o:p>
~手順~ Aさん・Bさん・Cさんの3人でジョハリの窓を作る場合<o:p></o:p>
①A4用紙を4つに切った白紙を用意します。<o:p></o:p>
②自分も含めた全員に1枚づつ配ります。<o:p></o:p>
③まずはAさんをテーマにします。Aさんは“自分自身はどういう人であるか“を思いつくだけ紙に書きます。Bさん・Cさんは“Aさんはこういう人!”と思い当たる事を思いつくだけ紙に書きます。<o:p></o:p>
④書き上がった紙をAさんに渡して下さい。Aさんは、Bさん・Cさんから貰った紙と、自分で記入した紙を見比べて自分の紙にも、人から貰った紙にも書いてあったものを①の窓に、自分の紙には書いていなくて、人から貰った紙には書いてあった事は②の窓に、自分の紙には書いてあって、人から貰った紙には書いていなかったものを③の窓に記入します。<o:p></o:p>
⑤同じ手順を、Bさん、Cさんでも行ってください。<o:p></o:p>
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あなた自身のジョハリの窓が完成しました!どうですか?納得の結果だった方もいらっしゃるかもしれませんし、意外な結果だった方もいらっしゃるかもしれません。<o:p></o:p>
①開放した自分の窓を、③の方向に広げることを自己開示といいます。同時に話した方から意見やアドバイス(フィードバック)をいただくことで、①開放した自分の窓が②の方向に拡がります。すると、今まで未知の自分だった可能性の部分が、認識された領域となっていきます。自分の知らなかった可能性に出会えるのです!自己開示とフィードバックによる気づきによって、可能性は大きく広がります。
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しごと、みらい・・・晴れ。(^o^)