天に星、地に花、人に愛

30代後半にして一児の母となった、三十路サラリーウーマンの徒然日記。

自分の事を知る

2005-11-06 15:11:13 | キャリア・雇用

自分自身のキャリアを考える時、まずは自分の価値観や可能性を知る事が大事です。でも、一番解らないのは自分の事かもしれません。この事を良く現す心理学の研究に【ジョハリの窓】というものがあります。ジョー・ルフトとハリー・イングラムが発案した為、二人の名前をとってこう呼ばれています

①開放領域・・・自分が知っていて、他の人も知っている領域です。<o:p></o:p>

盲点領域・・・他の人が知っているのに、本人はあまり自覚していない領域です。
③秘密領域・・・自分は良く知っているが、他の人は知らない領域です。つまり、他の人には見せていない自分の領域です。
未知領域・・・自分自身もまわりの人もまだ気づいていない領域です。つまり、まさに可能性がたくさん眠っている領域です。<o:p></o:p>

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自分の事を良く知ってくれている方と、自分の“ジョハリの窓“を作ってみましせんか!!<o:p></o:p>

~手順~ Aさん・Bさん・Cさんの3人でジョハリの窓を作る場合<o:p></o:p>

①A4用紙を4つに切った白紙を用意します。<o:p></o:p>

②自分も含めた全員に1枚づつ配ります。<o:p></o:p>

③まずはAさんをテーマにします。Aさんは“自分自身はどういう人であるか“を思いつくだけ紙に書きます。Bさん・Cさんは“Aさんはこういう人!”と思い当たる事を思いつくだけ紙に書きます。<o:p></o:p>

④書き上がった紙をAさんに渡して下さい。Aさんは、Bさん・Cさんから貰った紙と、自分で記入した紙を見比べて自分の紙にも、人から貰った紙にも書いてあったものを①の窓に、自分の紙には書いていなくて、人から貰った紙には書いてあった事は②の窓に、自分の紙には書いてあって、人から貰った紙には書いていなかったものを③の窓に記入します。<o:p></o:p>

⑤同じ手順を、Bさん、Cさんでも行ってください。<o:p></o:p>

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あなた自身のジョハリの窓が完成しました!どうですか?納得の結果だった方もいらっしゃるかもしれませんし、意外な結果だった方もいらっしゃるかもしれません。<o:p></o:p>

①開放した自分の窓を、③の方向に広げることを自己開示といいます。同時に話した方から意見やアドバイス(フィードバック)をいただくことで、①開放した自分の窓が②の方向に拡がります。すると、今まで未知の自分だった可能性の部分が、認識された領域となっていきます。自分の知らなかった可能性に出会えるのです!自己開示とフィードバックによる気づきによって、可能性は大きく広がります。

 

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このブログにも書いています↓
複数のキャリアカウンセラーが、共同で運営しているブログです。
しごと、みらい・・・晴れ。(^o^)

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若者の人間力を育てる国民運動キックオフイベント

2005-10-26 21:24:01 | キャリア・雇用

若者の人間力を育てる国民運動キックオフイベントが、東京国際フォーラムで開催された。

  • オープニング 13:00~
  • 第1部 【トークセッション】 「若者の現状」 ~今の若者事情~
  • 第2部 【トークセッション】 「自立への支援」 ~まわりができること。何が必要?~
  • ミニライブ (川嶋あい)
  • 若者支援団体による展示・相談 15:30~17:00
  • という形で進行された。

    まず、真鍋かをりさんと野村 忠宏 (柔道選手)さんから、キックオフの発生があり、トークセッションに入っていった。

    ニート、就活中の大学生、来春就職を控えた大学生、仕事をしながら音楽での成功を目指すフリーターなど、10数名の若者とパネラーとのトークセッション。
    1部は「若者の現状」というテーマであったにもかかわらず、若者の本音はあまり聞けなかった。若者1:パネラー3の割合での話しになり、残念に感じた。

    2部は「自立への支援」 というテーマ。玄田 有史 (東京大学社会科学研究所助教授) さんは、進行も若者とのコミュニケーションも上手く取れており、こちらでは若者の本音を垣間見た気がする。

    キャリアカウンセリングを通して、人材企業での仕事を通して常に感じていた事を、若者は敏感に感じ取り、不安を抱いている。
    人は失敗するもの。それはみんな解っている。
    でも、仕事の選択に失敗した場合、その事に対する見方は決して寛容ではない。
    仕事の場面では、若いうちは失敗しても良い、失敗しろと言われる。
    でも仕事の選択を失敗し、短期間で退職を経験する若者に対し、同じように言うだろうか?
    例えば音楽に情熱を傾けて20代をフリーターで過ごした若者が、30歳になって夢を諦め、企業で仕事をしていくことを決意した時、その若者を受け入れる度量が企業にあるだろうか。

    以前このブログに、フリーター漂流の感想を書いたことがある。
    そこで、『若年層を正規雇用し、“育てる”事を怠ったツケは企業にもまわってくる。人材という知的資産は“育てる努力”から産まれる。人材を人財にする努力のできる企業体質の復活を望む。』と書いた。

    更に、人を採用する入り口で、
    仕事以外の事に熱中した経験も財産。
    子育てをした経験も財産。
    引きこもっていた経験も財産。
    仕事以外の経験も、きちんと財産と考え人を見られる度量の大きさを持たないと、若年者支援もワーキングマザー支援も、本当の物にはなっていかないと感じている。

    若者の人間力を育てる国民運動というより、大人が人間力を高めよう!そしてその背中を若者に見せよう!そう言われている気がする。

    また、若者から、“大人が自分達の事をこんなに考えてくれているとは思わなかった”というコメントがあった。大人は若者を暖かく見守っている事を、キチンと伝えていかなければいけない。そう考えると、コミュニケーション能力が不足しているのは、大人の方なのかもしれない。

    写真は川島あいさんのミニライブ。本当に“ミニ”で1曲のみ。。。
    トークセッションの若者は、1名を除き全員男性。
    パネラーも全員男性。(1名コーディネーターの女性がいただけ)
    女性も、もっともっと社会進出していると思うのだけれど。。。
    会場に観覧に来ていた女性の若者達が憧れるよな素敵な女性パネラーが一人でもいたら、
    彼女達のロールモデルになるかもしれないのに

    関連ニュース


    私の適職発見史 ~進路~

    2005-09-07 00:08:19 | キャリア・雇用
    思えば私の20代半ばまでの人生は、母親の人生だった。
    高校時代、父親の事業の失敗から両親は離婚。
    ある日帰宅すると、父の荷物は何一つ家の中から消えていた。

    短大を出て直ぐに父と結婚した母は、就職した経験がなかった。

    そんな母親が、40歳で子供二人を抱えて社会に放り出された。
    高校生だった私は、母親と一緒に内職を探す電話を方々にかけた事もあった。
    母は、直ぐに医療事務の学校に通い始めた。通学で一通りの勉強を終えると、
    スクールの斡旋で歯科医の仕事を始めた。年配の女性同士のチームの中で、
    いじめられ、ののしられ。初めて社会に出て働く母には、過酷過ぎる環境だった。
    ストレスで体調を崩しながらも頑張る母。

    直ぐに、独立して仕事ができる事になり、高校2年生だった私は、
    その頃から大学に通う間もずっと、月末月始の10日程は母の仕事を手伝った。
    自分で学費を稼ぎながらの大学進学。

    大学を選択する際、母は2つの選択を迫った。
    法学部か医(歯)学部か。
    離婚を経験した母は、自分の娘には、決して同じ思いをさせたくないと考えた。
    女性も、資格を取り、自立して生きていくべきだ。そう考えた。
    祖父も叔父も弁護士だった。そして叔父2人は歯科医だった。
    それぞれの生活を良く知っていた母は、私の為を思って、私の前に2つの選択肢を置いた。

    ものを書く事が好きだった私は、芸術学部や文学部に進学したいという望みがあった。
    しかし、母の苦労を見てきた私は、“私は母に逆らってはいけない。母を悲しませてはいけない”
    そう思った。そして、2つの選択肢から一方を選択した。
    小さい頃から弁護士の親族を見てきた。そんな環境の中にいた為、自然な選択にも思えた。思おうとしていた。
    だって、私だけは母を悲しませてはいけないから。。。

    こうして私の進路は決まった。

    私の適職発見史 ~プロローグ~

    2005-09-07 00:02:44 | キャリア・雇用
    自分の適職や天職はどうやって探すの?どうしたら見つかるの?
    やりたい事って、どうやったら解るの?
    そんな質問を時々受ける。

    そんな時、自分自身の進路の選択、就職、転職を振り返る。。。

    沢山の偶然の積み重ねで、今のキャリアが形成されている。
    偶然を必然に変えたものは何か?

    文字にして、自分の適職発見までの道のりを振り返りたくなった。。。


    キャリアカウンセリング関連リンク

    2005-08-08 23:31:09 | キャリア・雇用


    ↑Mail、電話、対面でのキャリアカウンセリングが可能です。
    厚生労働省委託事業なので、非常にしっかりしたシステムです!


    ↑特定非営利活動法人日本キャリア開発協会
    キャリアカウンセリングを受けたい人の為のカウンセリングルームも紹介されています。

    若者の人間力を高めるための国民運動
    ↑若者の人間力を高める為の国民運動サイト

     

    キャリアカウンセリングポータルサイト


    35歳以上、子あり、主婦を正社員で戦力化

    2005-07-01 00:45:50 | キャリア・雇用

    35歳以上、子あり、主婦を正社員で戦力化 6/27日経新聞

    ここ2~3日、私の中で個人的に話題になっているニュースだ。派遣では35歳限界説と言われ、35歳を超えると仕事の紹介がぱったりと止まる。正社員求人もそうだ。求人誌(最近は年齢制限を書かない企業も多いが)でも、32歳と35歳は、大きな壁になっている。

    企業も、若年者を求めはするものの、若年者の定着率に対し不満を持つ。主婦層は定着率が高い事も認めるが、30代そこそこの現場責任者のマネージメントの都合(年代が自分より上の方に指示は出しずらい)で敬遠する。
    このような理由から、35歳以上の女性は転職、復帰の機会を狭められている
    また、子供を持つ女性は、子供の発熱等により突然の休みが考えられる。その為に、機会を失う。

    しかし、能力的に35歳以上、子あり、主婦が劣っているわけではない。上手く活用できる環境が整っていなかっただけだ。これから、少子化により若年層の労働力が低下する。また、団塊の世代がリタイヤしていく。データ上では、2015年には、希望する人は全て職に就ける時代となる。企業もやっと気付き出した。現在の35歳以上、子あり、主婦を認め、評価し、雇用する努力をしていかないと、労働力が不足してしまう事に。

    35歳以上、子あり、主婦だからこその知識、経験、そしてモチベーション。上手に活用できる環境を整えるには、多少の企業努力が必要かもしれない。しかし、今回の記事のように、その能力を認め、年齢に関係ない評価をしてくれる企業が増える事をのぞむ。出産・育児。女性特有のイベントが、ハンデと思われないような環境を、企業には提供して欲しいと強く願う。


    女性が働きやすい職場環境

    2005-06-17 22:58:07 | キャリア・雇用

    会社でワーキングマザーを支援するタスク活動を行っている事は何度か書いている。資生堂のCSR部が運営する“Wiwiw”の導入はスムーズに進んでいきそうだ。この“Wiwiw”のシステムの柱は、産休・育休中の会社との接点の無さをフォローする事と復帰に向けスキルUPを応援する事、そして育児に関する不安を払拭する事。この仕組みの中で重視されているのは、産休・育休の社員に対し上司が定期的にコミュニケーションを取れる仕組みと会社が情報提供をする仕組みだ。千趣会の動きでも、産休・育休取得者の復帰に向けたマニュアルに“上司用”がある。産休・育休取得者は、会社を離れている間、自分が居なくても普通に回っている会社を見て、“自分は必要とされていないのではないか”と感じる。その気持ちを払拭するのは、上司からの定期的な連絡。“いつも気にかけているよ。復帰を待っているよ。”という気持ちを伝える意味がある。

    今回の千趣会の動きでは、産休・育休取得者の復帰に当たっての“同僚用マニュアル”もある。このマニュアルに非常に興味がある。
    最近よく話題にのぼる様になったが、産休・育休取得者の影で、業務のしわ寄せを受ける同僚の気持ちや負担。このフォローなしには、本当に“女性が働きやすい職場環境”は作れない。これは、本当の優しさと思いやりの元に成り立つ環境だ。同僚の中に“何で?子供を産んだ人だけが優遇されるの?自分は休みたくても休めないのに。早く帰りたくても帰れないのに。それって、お子さんの居る人の分まで仕事してるからなのに。。。自分ばっかり損してる気がする。”そんな気持ちが同僚にあったら。。。
    そうならない為には、同僚が“確かに負担はあるけど、その代わり自分は○○をしてもらっている(させてもらっているから)”と思って貰える様な、産休・育休取得者以外の社員へのフォローが必要だ。

    一方の優遇だけでは“働きやすい環境”は作れない。産休・育休取得者と同僚、双方の満足と幸せの元に“女性が働きやすい職場環境”は構築されるのではないか。

    【私の書いた関連記事】
    意識と行動
    働くお母さんに涙
    オリジナルな幸せ作り
    ワーキングマザーの復帰支援
    男性が取る育児休暇
    女性の再チャレンジ支援

    【ニュース概要】

    (6/10)千趣会、女性が働きやすい環境に――交流組織で育児支援

     通販最大手の千趣会は女性が働きやすい環境づくりに乗り出した。このほど、社内のすべての女性社員が参加する自主組織を新設。育児と仕事の両立を支援するほか、キャリアプランの構築について女性社員同士の交流を促す。同時に育児休暇制度を充実させ、育児を理由とした女性社員の退職を防ぐ。
     設立したのは女性社員の自主組織「Hana*maison(ハナ・メゾン)」。20―40代の女性社員12人が中心メンバーとなり、女性が働きやすい仕組みづくりを進める。
     まず7月末に実施するのは「出産→育児→復帰」の詳細な手順を示したマニュアルの策定。女性社員向けと上司や同僚向けの2つを作製し、子育てと仕事の両立という問題意識を全社員が共有できるようにする。
    [日経産業新聞]


    女性の再チャレンジ支援

    2005-06-05 21:45:33 | キャリア・雇用
    女性の再就職支援で閣僚会議、政府7月にも設置

    やっと、やっと、政府が動き始めた。このブログでもワーキングマザーについては何度も触れている。女性が自分のキャリアを考えた時、出産は大きな障害になる。実際私の勤務する会社でも、課長以上の女性は全て子供を持たない。逆に子供を産み、産休・育休を取得し復帰している女性は、どんなに長く勤務しても出世していない。出世だけが全てではないが、出世は企業人としての評価の大事な一部分である。
    幼い子供を持ったワーキングマザーは、必死の思いで働いている。限られた時間のなかで、出産前より仕事のレベルを落とさないように。課されるものは大きい。そして、自分がきちんとやり遂げなければ、後のワーキングマザーに迷惑をかけるというプレッシャー。長い時間保育園に預けてしまっている子供への負担。そんな思いをして働いていても、産休・育休によって大幅に査定は下がっているのだろう。。。評価される事は難しい。

    女性の再就職支援はとても大事な事だし、待ち望んでいた事だ。しかし、現実は厳しい。保育施設の確保。病時保育施設の充実。時短勤務や在宅勤務の拡大。ワークシェアリングの普及。これらの条件が満たされて初めて、女性の再就職支援が現実のものとなる。

    政府はどういう取り組みをするのか?形だけでなく、本当に有効で、実行され得る方法まで検討して欲しい。

    【私の書いた関連記事】
    意識と行動
    働くお母さんに涙
    オリジナルな幸せ作り
    ワーキングマザーの復帰支援

    【ニュース概要】
    政府は女性が出産した後に再び就業することを支援するため、関係閣僚による「女性の再チャレンジ支援策検討会議」を新設する方針を決めた。出産や育児のしやすい環境を整備することで、少子化対策につなげる狙い。7月にも初会合を開いて具体的な支援策を年内にまとめ、来年度予算に反映させたい考えだ。
    会議は男女共同参画担当の細田博之官房長官が主宰し、少子化対策担当の南野知恵子法相や中山成彬文部科学相、尾辻秀久厚生労働相、竹中平蔵経済財政担当相らで構成する。

    ガイアの夜明け「どうなる?出世への道”男が取る育児休暇”」

    2005-05-18 00:02:39 | キャリア・雇用
    ガイアの夜明け「どうなる?出世への道”男が取る育児休暇”」を観た。

    男性の育児休暇。
    以前より男性の育児休暇取得が増えてきたとは言っても、まだまだ数は少ない。取得を決意する事は、その会社での取得第1号という事がかなりの頻度で起こるはずだ。
    今回ガイアの夜明けで紹介されたマチムラさん。彼も会社での男性社員育児休暇取得第1号だった。6ヶ月間の育児休暇。育児休暇中の6ヶ月間、育児に対して彼がどのような取り組みをしたかが、メインのテーマではなかった。焦点は、半年育児休暇を取得した男性の会社復帰。6ヶ月間のブランクの後、会社に自分の居場所はあるのだろうか?そんな不安に負けず、育児休暇取得に踏み切った事に拍手を贈りたい。
    しかし、ブランクの後、会社に自分の居場所はあるのだろうか?自分はブランクの後でも会社に必要とされているのだろうか?という不安は、男性独特の不安ではない。育児休暇を終えようとしている女性も、全く同じ不安を抱いているはずだ。
    現在育児休暇取得の先陣を切った女性たちが、今後の育児休暇への理解は復帰後の自分の働きにかかっていると、プレッシャーを感じているように、育児休暇から復帰した男性の、復帰後の仕事振りが、今後の男性社員の育児休暇取得率に影響するかもしれない。


    先日の新聞記事に、産休育休を取得する同僚を持つ人の気持ちが掲載されていた。女性同士であれば“持ちつ持たれつ”なので、理解もあるものだと思いがちだが、実情は違っている。“おめでとう”の言葉の裏には、自分に対して過剰な負担がのしかかってくる事に対する抵抗感が隠れている。
    社員の産休育休の際の補助を、非正規雇用で代替する企業も多い。しかし、その間残った社員で仕事を分担ししのいでいる企業も沢山ある。同僚・同性からの理解を得るためには、企業側も産休育休者の業務を残った者の負担とせずきちんと代わりの者をたて、残った者に過剰な負担がかからないシステム作りも必要だ。出産・育児に対する支援をするだけでは、まだまだ不足である。働きながら出産・育児ができる社会を本当に築いていきたいと考えるなら、まずは、働きながら出産・育児をする事を受け入れる気持ちを醸成しなければならない。

    男性の育児休暇取得率を上げるため、働きながら出産・育児をする事を受け入れる気持ちを醸成するために、一定の男性の育児休暇取得率を企業に課す事や、企業に対し産休育休社員の交代社員を手配できるような支援をしていかなければいけない。そして、それは、大手企業に勤務する1部の人への支援ではなく、もっと広く沢山の人々が支援の恩恵を受けられる環境が必要だ。

    ボクたちが働かない理由

    2005-05-05 22:46:34 | キャリア・雇用
    ガイアの夜明け『ボクたちが働かない理由』を見た。
    2月にNHKの『フリーター漂流』という番組を見て、このブログにも記事を書いている。
    フリーター漂流に思ふでは、私自身が請負会社の社員として働き、地方から出稼ぎに出てくる若者と接した事による思いを書いた。
    ガイアの夜明け『ボクたちが働かない理由』でも、ニートをうみ出したのは、彼ら自信の問題だけでなく、社会の・企業の問題もあると締めくくっていた。その部分は、前回の記事とダブる為置いておいて。。。

    番組には何人かの若者が出演していた。そのなかの1人は、一家の長男であり、弟や妹は働いていても、自分は全く職に就かない。毎日ゲームをして家庭で過ごす。彼に唯一与えられた仕事は、洗濯。そんな彼が、ニート更生合宿に参加する。石工で仲間の顔型や自分の手の模型を作成する作業で、彼に笑顔が見えた。彼は、合宿終了時のアンケートで、欲しいものは?の問いに対し“ゲーム”と書いた文字を消し、“いろいろ”と書いた。彼は“いろいろとは、仕事や資格で、とにかく色々な事を経験した”いと語った。

    少し前になるが、『13歳のハローワーク』という本が話題になった。好きな事を仕事にすれば、仕事は決して辛いものではないし、どんな仕事も面白い。だから、この本で好奇心の対象を探してみましょう!というモノだ。でもこの本は、『13歳のハローワーク』である。中学生という時期に、好奇心を持って将来の仕事を考え始めようという事だ。20歳を過ぎても、25歳を過ぎても、好きな仕事が見つかるまで探し続けなさいという趣旨ではない。

    頭で考えるのと、実際に体験する事は別の事である。本を読んで、ちょっと聞きかじって向き不向きを判断できるほど、人間は優秀ではない。好きな事が見つからないと言えるのは、行動をしている人だけだ。何の行動も体験もしないで、好きな事が見つからないから働かないと言う事は、“就社ではなく就職”や“好きな事を仕事にしなさい”という最近の風潮を上手く利用した言い訳だ。番組にでていた彼が、模型を作るという経験で何かが変化したように、何か行動を起こす、何かを体験する、経験する事が大切だ。行動しなければ変化は起こらない。

    今、就職し労働を提供し対価を得ている人達の中で、好きな事を仕事にできている人がどの位居るだろうか?好きではなくても、生きていく為に働いている人も沢山いる。働くという事は、生きていく為の糧を得るという事。自分の生活は自分で支えるという土台と自信ががあってこそ、その上に何かが築けるのではないだろうか。


    ワーキングマザー復帰支援

    2005-04-16 23:20:42 | キャリア・雇用
    出産後会社に復帰する事を望むワーキングマザーへの支援が何かできないか?会社の中でそんな動きをしている。社内のワーキングマザー達へのヒアリングで、幾つかの共通の不安が挙がった。
    ①復帰に対する不安
    ②保育に関する不安
    保育に関しては、まず保育園を探す難しさ、病児保育の必要性、保育園で突然子供が病気になった
    際のお迎えサービスの必要性等がある。この部分に関してはNPO法人が沢山のサービスを開始しはじめている。

    では、①の復帰支援として何ができるか?そこで、先日資生堂が作っている『Wiwiw』という復帰支援プログラムの説明を聞きに行った。『育児休暇をブランクからブラッシュアップに!』をキャッチフレーズにしたこのシステム。実に魅力的だ。以前TVで、このシステムを使って育児休暇中に資格を取得した方のドキュメントを見たことがあり、それ以来このシステムの事がずっと気になっていた。


    産休に入る頃(出産4週前)・・・(キャリアの部分)折角の1年、どう過ごそう?今までできなかった資格取得を目指そうか?(その他の部分)役所への申請等解らない事も多く不安
    事前に情報を提供し、1年間のプランニングをする為のフォローをしてくれる              
                  
    産後1ヶ月~3ヶ月・・・(キャリア)ひとまずお休み(その他の部分)赤ちゃんを見ているだけで幸せ。でも、育児に関して
    不安が沢山 
    同じシステムを利用するもの同士の掲示板で、悩みを相談したり支えあったりできる。みんな復帰希望者である為、境遇も同じで相談もしやすい。
     
    産後4ヶ月~9ヶ月・・・(キャリア)赤ちゃんも安定し、少し時間ができてくる。そろそろ何かにチャレンジしようと考える。一方、自分だけ社会から取り残されているように感じる。
    e-ラーニングシステムの提供。職場で役立つビジネススキルアップ講座。IT・語学・財務他、豊富なラインナップの中から自分にあった講座を選べる。各節の最後に行う復習テストで合格すると、次の節へ進むので、確実にステップアップ。また、ライフスキルアップ講座として、ダイエットや料理の講座もある。

    復帰まで1ヶ月~2ヶ月・・・会社はどうなっているのか気になる。復帰後の両立への不安。全身全霊で自分を必要としてくれている子供を預けてまで、会社に復帰する意味があるのか?会社は自分の事を必要としてくれているのか?そう悩み、育休は取ったもののこの時期に復帰を断念する人も多いらしい。
    保育園の選び方や夫婦間のパートナーシップなど、職場復帰前に知っておきたい、仕事と育児を両立するための考え方やノウハウを紹介。

    資生堂には、常時350人程度の育児休暇者がいる。3年間の育児休暇が可能である事も要因の1つだろう。数年前『ITを使った新しい事業を考える』という社内公募があり入社2年目の女性が、このシステムを提案したそうだ。彼女が学生時代に留学した際、お付き合いのあった女性が育児休暇中だった。そして、その女性は育児休暇中に資格を取り、育休に入る前よりも高い地位と高い給与で職場復帰をしたそうだ。その事に驚いた彼女は『日本ではそんな事は考えられない』と話した所、その米国人女性は高らかに笑いながら『育児休暇は女性に与えられた特権。上手に使わなくてどうするの?』と言ったそうだ。そして、その経験からワーキングマザーの『ブランクをブラッシュアップに』変える、このシステムを提案したそうだ。

    CSR(企業の社会的責任)が盛んに叫ばれている。このWiwiwも資生堂のCSR活動一環である。私も、働くなら社会貢献できる会社で、社会に貢献していると思いながら働きたいと思う。小さな一歩ではあるが、ワーキングマザーを支援する事は、男女共同参画社会への取り組みだと思っている。何とか、支援を形にできるように頑張ろう!

    子供欲しい、でもお金が。。。

    2005-03-09 21:59:09 | キャリア・雇用
    子供欲しい、でもお金が。。。という記事が日経新聞2/26夕刊に掲載された。
    ニュース概要
    『子供を2人以上持つのが理想だが、多くの男女が「子育てはお金がかかる」「仕事と子育ての両立
    支援が未整備」などの理由で現実の出産に2の足を踏んでいることが26日、「こども未来財団」の調査で分かった。子育てへの不安から「現実には子供はいらない」と考える人も多く、理想と現実
    のギャップを背景に少子化が進んでいることが改めて浮き彫りになった。
    同財団(東京・港)は厚生労働省の外郭団体。調査は昨年2―3月、全国の男女約6000人を対象に子育て層、子供のいない既婚層・未婚層などに分けて実施、うち約2900人から回答を得た。 理想として持ちたい子供の数を聞いたところ、すべての層で8―9割が「2―3人」と答えた。しかし、現実に持つつもりの子供の数を聞くと子育て層の8割が「1―2人」と回答。子供のいない層の3割近くは「現実として子供はいらない」と答えた。これらの背景である子育てへの不安や悩みを聞いたところ、子育て層の約4割、子供のいない層の6割以上が「経済的負担が重い」と回答。「子育て支援サービスの種類・量が足りない」などの答えも目立った』

    とのこと。産みたいけれど産めない。それが現実だ。昔と何が違うのか?収入と支出という切り口で考えてみる。

    まず、収入という部分においての不安要素として、雇用の流動化がある。終身雇用制度の崩壊。昔は、夫がそれなりの会社に勤務していれば、子供を育てていくだけの最低限度の収入は保証されていた。しかし、今は違う。子供が20歳になるまで確実な収入を確信できる人がいるだろうか。その不安がダイレクトに子供をもつ事への不安に繋がっている。

    そして、支出という部分においての不安要素として、教育費の増加がある。学校はゆとり教育を導入した。ゆとり教育はゆとりを生んだのだろうか?ゆとり教育は、子供の学力低下と経済格差による教育の格差をうんだ。学校週休2日による学力の低下を補う為に、親は子供を塾に通わせる。塾に行かなければ、その後の受験に耐え得る学力が付かない。教育にお金をかけられる家庭とそうではない家庭とで、教育格差が生じる。子供の将来の為に、できる限りの事をしたいと考えるのが親である。子供が受験に成功し、大学・社会人と成長していく過程において、最大限の支援をしようと考えれば、その資金を2人分、3人分捻出する事がどれだけ困難かは明白だ。

    私は子供のいない既婚者層になる。やはり理想の子供の人数は2人だと考えている。しかし、現実に何人子供を育てられるかと考えると、やはり1人だ。現在はDINKSである。このままの状況が維持できれば、夫婦のどちらかの会社に何かあっても、一方の収入でつなぐ事も可能だ。しかしそれは、子供を産んだ後も今と同様に働く事が可能であることが前提だ。子供を産んだ後も働きたいと望めば働く事ができる。その為の支援システムが大切だ。突然子供が熱を出した時に、迎えに行って自宅で休ませてくれるサービス。熱のある子供でも預ける事ができる場。学校が終わってから、親が帰宅するまでの子供をフォローするシステム等。身近に、直に、必要とされるサービスは沢山ある。

    次期首相候補に名前が挙がるほどの女性議員が、“夫婦別姓”法案を通す事を目指している。現在夫婦別姓が認められていない為に、結婚を躊躇している人達が結婚に踏み切り、結局は少子化対策になるとおっしゃっている。しかし、既に結婚をしており、経済的な理由で産みたくても産めない人達に対する支援が、最も少子化対策の近道なのではないだろうか。

    キャリア派女性動く!~上京転職

    2005-03-08 22:35:26 | キャリア・雇用
    3年前の自分の上京を思い出すような記事が、日経新聞上京転職、キャリア派動くに掲載された。

    私が北関東の田舎から、東京に上京してもう3年になる。31歳の頃だった。以前の会社にはただの事務職で入社。1年間は社会保険事務等をしながら過ごした。私の人生が少し動き始めたのは、本当に突然だった。ある朝社長室に呼ばれ、“今日から広報を担当してもらうから”と親会社の広告戦略当者を紹介された。勿論、全く新しい部署の立ち上げだった。常日頃社長は“チャンスの女神には後ろ髪が無い。チャンスだと思った時に、そのチャンスに乗れるかどうか。日頃の心の準備にかかっている”と言っていた。勿論私は快諾した。その日が私の人生の転機だった。ただの事務員として定時に帰宅。バレーボールにテニスに競技ドッヂボール等々、アフター5を満喫する生活は終わった。広報担当と言われた日から、生活は目まぐるしく変わった。全く新しい広報という仕事。全く未経験のWeb作成という仕事。仕事はどんどん広がり、最終的には、親会社の新卒採用をお手伝いすることになる。仕事の幅が広がるたびに、楽しさも広がる。“仕事って楽しかったんだ。。。”

    そんな目まぐるしい生活を2年ほど過ごした頃、再度の転機が訪れた。ITバブルがはじけ、親会社の業績が落ち込んだ。大好きだった採用の仕事も無くなった。そんな中、転職を考えるようになった。しかし、北関東の田舎では30歳を過ぎた女性の転職先はほとんど無い。やりたい仕事をやるにはここにいてはいけないのかも知れない。私は地元が大好きだった。大学も4年生になった頃には地元に戻り、地元で中学や高校の同級生を集め、テニスのチームを作った。バレーボールのチームにも所属していた。仲間も沢山いる。転職で地元を離れるという事は、それらを全て捨てるという選択をしなくてはならなかった。考えに考えた挙句、結局私は地元を捨てる決心をした。親は、こんな田舎の娘が、30歳を過ぎて東京に転職などできるはずがないと思っていた。

    インターネットを使い就職活動を行った。出張のついでに面接に行った。そんな事を1.5ヶ月程行い
    6社ほどの内定を貰った。今まで通り人材関係に進むのか、新卒採用に進むのか、採用コンサルを目指すのか。。。東京は、30歳を過ぎた女性にも、欲しいだけの選択肢を与えてくれた。上京転職により、沢山のものを失ったが、手放す勇気を持った分、それ以上のものを得た。

    しかし、残念ながら必ず成功があるとは限らない。私の友人は、私の上京転職成功を見届けた後、後を追って北関東の田舎から上京した。しかし、仕事もなかなか決まらず、やっと得た派遣の仕事も途中で断念した。ただ親元を離れたいという理由で順調に行くほど、上京転職は甘くない。企業が30歳過ぎの女性を採用するという事は、その女性の出産や育児でのキャリアの中断のリスクも負担するという事だ。その負担に見合う人材であるかどうかは、かなり厳しい目で見られている。その厳しい目に受入れられるだけの“エンプロイヤビリティー”が必要なのだ。自己研鑽。それを怠らない女性に対し、上京転職は大きなチャンスである。

    オリジナルな幸せ作り

    2005-02-14 22:39:38 | キャリア・雇用
    ハム☆エッグさんのブログ目標は日刊!ー楽天的ーアットホーム☆ダディで、“ママのキャリアについて”という記事が書かれている。それを読んで、久々にキャリアカウンセラーとしての血が騒いだ
    たまには、キャリアカウンセラーらしい事も書いてみよう!

    キャリアというと、仕事や職場での役割と受け止められがちだが決してそうではない。人には人生の中で、もっともっと沢山の役割がある。
    例えば、私だったら
    ・妻としての私
    ・娘としての私(私の親から見ると娘なので)
    ・学生としての私(ビジネススクールに通ってるので)
    ・市民としての私(近隣の活動に参加したりするので)
    ・ブロガーとしての私(余暇を楽しんでるって事)
    そして
    ・ビジネスマンとしての私

    子供がいれば、親としての私 も加わる。こんなに沢山の役割が合わさって、いまの私の生活がある。これからの人生がある。だから、本当にキャリアを考えるって事は、この沢山の役割がある事を認識たうえで、仕事の事も考えていくってこと。これが、ライフキャリアプラン。仕事の事、職場での役割、それだけを考えてちゃ、キャリアについて考えたとは言えない。

    特に女性は、ジェンダー(歴史的・文化的・社会的に形成される男女の差異)によって縛られるところも多い。例えば、家事や育児は女性の仕事とか、男性は社会に出て女性は家庭に入るといたような固定観念的な部分。その分、結婚や出産は女性にとって大きな転機となる。でも、結婚や出産って、女性の人生の中でかなり高い確率で起こる一大イベントだ。このイベントを無視してキャリアなんて考えられない。

    専業主婦も働く主婦もどっちが良くって、どっちが悪いって事は全くない。大切なのは、満たされた価値観があるのかどうか。自分が大切にしたいと思っていること=価値観 が満たされていれば、それは自分にとって充実した生活になる。そして、それが自分オリジナルな幸せ!

    でも、このオリジナルな幸せ作りを邪魔するのがジェンダーや固定観念。長い歴史の中で作られた慣習や“~であるべき”的な固定観念が自分の生活のものさしになってしまったら、オリジナルな幸せは創造できない。価値観は多様化している。だから、古いものさしも捨ててしまえばいい!

    仕事をするという事は、あくまでも自分の生活の・人生の、1つの選択にすぎない。大事なのは、自分自身が充実感を感じられる事。何をしている時に自分が充実した気持ちでいられるか?自分が輝けるのは、どんな価値観が満足させられた時なのか?自分自身のものさしではかれた時に、初めてライフキャリアプランが考えられる。

    自分の価値観が満たされる為に、仕事をするという選択をしたなら、仕事をすればいい。ボランティアを選択するのもいい。趣味の充実を選択するのもいい。どれもみんな、自分が輝く為の選択なのだから!

    【私の書いた関連記事】
    意識と行動
    働くお母さんに涙

    女性も仕事を持つべき?

    2005-02-13 19:28:17 | キャリア・雇用
    ウゴツールがかなり面白い。これで今の心境を少し表現してみる。。。面白い。現実逃避。。。グロービスでのクリティカルシンキング。課題の提出が近い。でもレポートのテーマは難しい。やだやだ、やりたくない!!
    ので、日常生活での出来事を“クリティカルシンキング”的に考えてみる。これも現実逃避

    『女はね、もう一度女の役割というのを考え直さなくちゃだめ。仕事も家庭もなんて無理なの。自分の能力を過信しないの。子供の為にも女は家庭を守る、男は外で家族を守る為に必死で働く。』という細木数子さんに反論する。

    イシュー(私の言いたい事)『女性も仕事を持つべきである』

    ◆日本社会
    ・年功序列での昇格制度の撤廃
    ・成果主義の導入
    ・終身雇用制度の崩壊
    ⇒この様な事から、年齢を経れば順調に収入が上がる事も、終身雇用も終焉を迎え一家に大黒柱が1本では不安な時代になった
    ◆夫の環境
    ・雇用の流動化
    ・職に就いている男性の約4割が何らかの転職の意向を持っている
    ⇒この様な事から、夫がキャリア形成をする上で、転職や独立が必要な場合もあるがその際、妻が収入を得ていれば安心である
    ◆子供の環境
    ・保育園に預けなければならない(送り迎えがある)
    ・病気になったら保育園には預けられず家庭での看病が必要
    ⇒この様な事から、母親も働いている事により必然的に父親も育児参加が必要となる。その為、専業主婦の家庭より、父親との関係が密になる利点がある
    ◆母の環境
    ・家事を助ける家電の出現
    ・家事を助けるサービスの出現
    ・育児を助ける制度の出現
    ・少子化
    ・職場での役割
    この様なことから言える事は
    ⇒昔より家事にかかる時間は短縮されている。専業主婦になった場合短縮された時間は子供に集中する時間となる。少子化が進み昔より少ない人数の子供に沢山の時間集中することになると、干渉しすぎたり過保護な育て方となりやすく、将来的な子離れに問題がでる可能性もある。そうならない為にも、母親は子供以外にも責任を果たすべき場を持つべきだ

    こんなのどうでしょう?