天に星、地に花、人に愛

30代後半にして一児の母となった、三十路サラリーウーマンの徒然日記。

黒蜥蜴

2008-05-10 00:27:26 | Weblog

いつかは行ってみたいと思っていた黒蜥蜴。ついに本日観劇。江戸川乱歩原作の“明智小五郎”のシリーズだ。三輪明宏さんが、主演、演出をし、毎回とても話題になる作品だ。

今回運良く、2列目という良い席をGET。表情、息遣い、指先の動きまで見える位置だった。とにかくびっくりしたのは、1つ1つのセリフの長さと、三輪さんの存在感。あの役(綺麗で高貴でプライドが高く、でも孤独に怯えている)は、三輪さん以外考えられない!と思わせるほどのはまり役。あっという間に舞台に引き込まれた。3時間40分という長い舞台。途中、15分の休憩が2回も入る。でも、そんな長さをちっとも感じさせない。

黒蜥蜴の古臭いと思われる程の美学。それを貫くために、命まで捨てる高貴さ。原作は推理小説だが、この舞台は悲しい恋の物語。『心の世界では、あなたが泥棒で、私が探偵だった。あなたの心を探して、探して。。。』


幻の高級魚クエ

2008-05-06 21:51:36 | 川口市ご近所情報

もう2か月以上前の話になるが、幻の高級魚九絵(クエ)を食べた。2月には主人の両親の誕生日があるが、昨年は、事前準備が足らず恐ろしく不味い店での食事となってしまった為、今年はリベンジで、何としても美味しいものを食べて欲しいと思っていた。この辺りで和食の美味しい店といえばこのブログでも何度か紹介している『食房四季』。とは言っても、会席やコースを試した事が無い為、2月中旬にまずはランチ会席コース(3,000円~)を試してみることに。会席コースは3,000円~。そこで、もっとも安い3,000円でのコースを予約。結果、これで3,000円?と思えるほどの満足度だった為、誕生日のお祝いは『食房四季』に決定。マスターに、両親の誕生日祝いをしたい事を相談した所、一番のお勧めはクエ鍋の入るコースとの事。主人も、私も、幻の魚クエを、一度は食べてみたいと思っていた為、お勧めのコースに決定。3月の上旬に誕生日祝いを開催することに。

まずは、前菜3種盛りとスープ。どれも家庭的な味付けでとても美味しい。

四季お勧めの島根県石見産の黒毛和牛を使用したカルパッチョ。懲りすぎない味付けに、肉の甘味が引き立たされ、あっという間に完食。

大根とフォアグラ。大根自体がとても甘くやわらかく、その甘みとフォアグラと味噌の組み合わせがとても良かった。

お刺身の盛り合わせ。脂の乗った中トロ、活きの良いつぶがい、鯛等、どれも本当に新鮮で美味しい。

煮物。タケノコ、カボチャ、里芋、生麩、蟹。薄めの上品な味付け。

この時点でかなり満腹。でも、メインのクエ鍋はこれから。クエ鍋用のクエは、思ったより厚めに切られていた。クエは、くせがなく甘みがあった。食感も、もちっとした歯ごたえ。あっさりした中に、充分なうまみを感じる。美味しい!!もう満腹と思っていたにも関わらず、しっかり完食。その後、鍋にご飯を入れての雑炊も美味しかった。

 

最後に、手作りプリンのデザートで〆。四季の手作りプリンは、カラメルに少し苦味を感じる大人の味。これも美味。

九絵を食べると、9つの願いが叶うという言い伝えがあるそう。美味しい上に、そんな素敵な言い伝えまであるなんて。。。叶うかなー。

今回の誕生日祝いでは、お店の選択も、メニューの選択も正解だった。しっかり昨年のリベンジがはたせた!(と思う

 

以下、下見の際の3,000円のランチ会席コースの写真。
この日はとても混んでいてと~ても待ったので、オマケで御飯を焼肉丼にしてくれましたデザートは、手作りプリン。


BLUE MAN GROUP IN TOKYO

2008-05-05 22:00:21 | Weblog

GW後半初日の5月3日。BLUE MAN ショーを観に六本木へ。今回は4列目のポンチョシートをGET。ブルーマンショーでは、何かが飛んできて汚れても良いように(?)、前から5列目までは、ビニールポンチョを着てショーを観る。このショーのためにつくられた”インボイス劇場”は、大きすぎず小さすぎず、後方からでもショーがよく見える広さだ。

 

開演まで、前にある電光掲示板を見て楽しむ。『フフッ』と笑ってしまう。開演時間になると、電光掲示板にいろいろな表示が、その表示と係りの人の仕切りで会場が一丸となって叫び始める。それが何度か繰り返され、ブルーマンが登場する。

ブルーマンは、しばしばステージから会場に降りてくる。一番後ろまで歩きまわる。どこの席にいても安心できない 観客とブルーマンが一緒に作るショーなので、同じものは二度とないはず。

 

私が感じたブルーマンショーとは、高い音楽性とシュールさと『八時だよ全員集合』だったブルーマンと身体を動かし、ブルーマンのリードで声を出し、『こんな物でこんな音楽が奏でられるの?』と驚き・感動し、人間って・・・と苦笑し、コテコテの笑いに声を出して笑う。とても面白いショーだった!