ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

日本最後の朝鮮人部落ウトロの今

2010年07月16日 | Weblog
 京都府宇治市伊勢田町ウトロ。
京都飛行場建設に従事した朝鮮人労働者が戦後にいたってもしこに住み続け、終戦後日産車体が所有し、その所有権をウトロに住む、自称自治会長の許昌九に売り渡した。
その後、その土地をウトロに住む在日に転売しようとしたが成功せず、裁判となり最高裁判決で強制退去の判決が出た。
 ウトロ問題は日本の戦後処理問題と位置づけられることにもなったが、在日自体の問題であるのと、民事問題であることがあまり語れないのも不思議な部分がある。

 
先日、ネット上で「在日特権を許さない市民の会」がウトロ町内を凱旋している様子を見せてもらったが、彼らが、ウトロ住民に対して、その場所から出て行け、朝鮮半島に帰れなどしきりに叫んでいたが、そういった権限がどこにあるのかといったことに疑問を感じた。

 この在特会なる団体自体、得たいがしれないし、何を目標にしているのか、天皇制復活を主張し、他民族の日本への流入を認めない、日本国内の外国人の生存を認めないなど民族浄化運動なる、 

日本民族純血を進めていこうとしているのか、今後の動きに関心があるのだが、いわば、注目されようとしている団体だけに、さらに反応すればさらに過激な運動を展開しようとするのも、民衆の持つ不満を的を定めそのはけ口をさがしているようにも伺える。