ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

民主党敗因は消費税問題ばかりにあらず

2010年07月13日 | Weblog
 参院選挙大敗の弁として、菅首相は唐突な消費税増税発言が主たる原因であったと
言っているが、むしろそれではなく、夫婦別姓、外国人参政権問題が大きな影響を与えたのではないか。小沢前幹事長の中国寄りの姿勢、そして韓国への戦後保障問題のさらなる検討といった、アジア近隣諸国重視の対応にアメリカ側のなんらかの影響力が作用したのではないかとの見方も出来る。

特に景気の回復が著しくない日本において、中国の躍進、韓国経済の成長ぶりに、日本が劣勢にたたされている焦操感が今蔓延しており、最近の日本の意見とし、対外への意識が警戒心の高ぶりが見られる。憲法改正論議、日米安保等が争点には以外に表面化しなかったが、今、さらに日本人の意識が保守化していく傾向にあり、教育問題等も含め、徴兵制度の制定などの議論も巷に出てきているのも見逃せずして、どのような日本の針路を政府が今後進めていくのかが注目される。