ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

自然災害から経済災害の時代に入って

2009年04月18日 | Weblog
 ようやく地震の被災から復興に向け神戸、また中越の山古志
そして能登輪島、それぞれ被害の大きさは違うにせよ個人の
生活復興の道はそれぞれ厳しいものがある中、ここの来て世界
同時不況の波が今大きくのしかかってきた。
政府の景気対策の成果が期待されるのだが、とにかくやる仕事がなくて、
若年の就職先がなくて、我が家の二人の息子、上は29歳、下は25歳
先日、長男の方は契約社員だったNECから解雇の通知をもらった。
二男はいま求職しているものの、みつからない。
先日、やっと仕事が見つかったが、労働条件がでたらめで、給与も
少なく、何ら保証もなく、むしろ勤めるために他に稼ぎをもとめなくては
ならないという有様の状況で、しかしその会社はたたみと建具の生産では
屈指の大手だが、大変に世の中が分からなくなってきた。

これまでの雇用制度は消え、またモラルも変わり安定したのは国民の
監視、管理といった官僚政治の締め付けだけが強くなり、個々の国民
生活にはあまり目を向けていないように思える。
まさに自然災害から経済災害の中に生きていかねばならないようだ。