ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

昭和の町の復元で町起こし

2008年04月30日 | Weblog
 国東半島に位置する、大分県豊後高田市。
小倉から日豊本線に乗り換え、特急で2時間走ると、この近郊の宇佐駅に着く。

そこから、車で15分ほど走れば、豊後水道に面した、この豊後高田に着く。
一見、何もない町に、10年まえから、ほとんどシャッターが下りていた、この商店街を再興する取り組みが始まった。

町には物語りを作ることが必要とのことで、東京から戻った青年が、この昭和の町の再現を思いたち、地域の人を説得しながら、昭和のよき時代の再現を行い。

今では、全国にこの町の名を知らしめるようになった。
確かに、現地に行ってみると、昭和30年代からの、日本が高度経済成長期の元気だった日本と、人が一生懸命に生きた時代が、見事に再現されており、50代を超えた世代の者は共感し、自分を見つめ直す、時代を見つめ直すに空間を現出している。

ある意味、時代の変幻はすさまじく、IT化での時代の変革はさらに進んでいく中、便利さの享受がいつしか、豊かさを無くしていくような時、この時代をふりかえり、なくしてはならないものを、確認していくのもひつようと、感じだした昨今でもある。