ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

右傾化の道の歯止めを

2008年04月03日 | Weblog
 先日、中国人監督のドキュメント映画「靖国」の上映を、右翼の妨害を恐れ、映画館側が中止を行ったとの報道。

むしろ、この映画の内容紹介を、報道側が伝えることで、むしろ、この映画が有名になることと、右傾化に歯止めがかけられない、日本の今の状況が浮き彫りとなってか、1年間の安倍政権の残影をかい間みるような感想を持った。

さて、このところ、北の核問題、中国の食品問題及び日本のアジア外交に対しての、関心が高まるが、国内の問題で大変な日本。

サブプライム問題、年金問題、ガソリン税問題等々と、いつしか国民の不満を外に向けさすような、操作が、ここ日本でも、巧みに行われているような、感想を持つ。

朝鮮半島情勢新たな火種

2008年04月03日 | Weblog
 韓国の大統領に李 明博大統領になった。
民主化から10年。金大中大統領、ノムヒョン大統領と南北の関係は融和ムードに変わってきたが、核問題で揺れる6カ国協議の中で、このたびの政権交代で、韓国はこれまで取って来た、対北政策を、大きく変換させるような、発言が多くなり、一気に過去の朴大統領時代の軍事政権化に逆戻りとも思える、状況になろうとしており、経済の改善が、こうした、南北間の緊張を高める政策を取る必要があるものか、どうかは、今後の動きに目がはなせない。

しかし、いつまでも、同民族で、緊張を高めるという、愚を既に50年にわたり行ってきが、未だ、このじゅうばくから、我々民族は逃れられそうもない。

時代の風を読む指導者が、なかなか現れないのが、この国の宿命でもあり、
過去、他国に侵略された遠因が見えるような思いがする。

改めて渡辺 貞夫を聴く

2008年04月03日 | Weblog
 日本人とし、世界に通用するジャズプレイヤー渡辺 貞夫。
軽快で、明るく、希望に満ちたサウンドは、聴く人を幸福に導く。いつもそんな感想を持つ。

カルフォルニアシャワーは彼の名声を不動にした、大ヒットだが、終始変わらぬ彼の音楽活動は、やはり、ジャズの世界に大きな影響を与えたといえる。