☆どのみちこの道!☆

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日常+本や映画の感想を思うままに綴っています。

ウォッチメン

2009年04月25日 | 映画
ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、“ウォッチメン”と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく…。(goo映画より)


もう一度観たいな~と思いました。特に前半。
前半、一人目のヒーロー「コメディアン」の死の真相を探っているのはわかるのですが、初代ヒーローやら2代目ヒーローが入り乱れ、しかも皆、「やっちまったな!」的な仮装コスチューム姿&名前がややこしくて、頭大混乱でした。
ロールシャッハが捕まったあたりから、初代&2代目ヒーロー達の内面やら過去が明らかになり、私は精神病のヒーロー「ロールシャッハ」に重点を置いてみてしまいました。彼、声が渋い・・・。
ここに出てくるヒーローたちは、皆、強いけど人間で、実験事故で超人になったDrマンハッタンだけが、瞬間移動で火星にいけるほど超人です。政府にヒーロー活動を禁止され、ロシアとの冷戦状態のこの時代に、アメリカ政府として世界の均衡を守っている男なのです。
ヒーロー達は行動とはうらはらに(特にコメディアンはヒーローなのかと疑うほど、矛盾しまくり)、平和を望み、それぞれの正義を胸に動いているわけなのですが、観ている側としては、最後にどのヒーローの正義に自分は賛同できるか考え込んでしまいます。
観る側によって、何の形に見えるか違うロールシャッハのお顔のマスクと同じですね~。むずかしー。

それにしても映画館、1組だけカップルがいたけれど男ばっかりだったわw