僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。
昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。(「BOOK」データベースより)
本の帯には、「涙!涙!!涙!!!」とありましたが、私は涙はでませんでした。
ただただ、送る側として、いや、もしかすると送られる時に、死とどう向き合うべきなのか考えさせられる本でした。考えても考えがまとまりませんでしたけど。
『その日のまえに』『その日』『その日のあとで』では、送る側と送られる側、それぞれ苦しみ、いたわりあい、思いあいながら「その日」を迎えます。
悲しみとの付き合い方覚えざるを得ない、夫の辛さに胸をえぐられ、妻の父の最期の言葉が忘れられません。
重松清の本、久々に読みましたが上手いなぁ。
昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。(「BOOK」データベースより)
本の帯には、「涙!涙!!涙!!!」とありましたが、私は涙はでませんでした。
ただただ、送る側として、いや、もしかすると送られる時に、死とどう向き合うべきなのか考えさせられる本でした。考えても考えがまとまりませんでしたけど。
『その日のまえに』『その日』『その日のあとで』では、送る側と送られる側、それぞれ苦しみ、いたわりあい、思いあいながら「その日」を迎えます。
悲しみとの付き合い方覚えざるを得ない、夫の辛さに胸をえぐられ、妻の父の最期の言葉が忘れられません。
重松清の本、久々に読みましたが上手いなぁ。