☆どのみちこの道!☆

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日常+本や映画の感想を思うままに綴っています。

寝ずの番・・・・・中島らも

2006年04月12日 | 本(mixi日記より)
☆あらすじ☆

希代の噺家 橋鶴師匠、その一番弟子の橋次兄さん、橋鶴師匠の妻 志津子ねえさんの通夜で、弟子たちが集まり故人を偲び、オバカで粋で色っぽい話に花が咲く三部作。
プラス他短編6篇。




☆感想☆

映画が現在公開中。映画に行けそうにないので本の感想をw
私が中島らもで好きなのは「ガダラの豚」。でも、好き嫌いわかれるみたい~かなりオモシロイんだけどな~。
そして、全然違うけどこれもオモロイので一気読み。

志津子ねえさんのエピソードでは、いつも通勤途中に読むのだけど、三味線小唄がエロすぎて、横の人にみられたら恥ずかしいなーーーーと思いつつ、心の中で歌いながら読んだ(* ̄m ̄)プッ
この通夜、おもしろいけど参加できねぇな(笑)
噺家の通夜でも、親戚だったら引くわw
とはいえ、私も死んだ時に、お通夜や葬式でこういう「この人ならではの面白エピソード」なお話があって、思い出してくれる人が1人でもいてくれりゃ~な・・・・と思ったりして。
そして、最後はホロっとして、いいオチついてるお話。
最後の、桂吉朝師匠の解説もオモロイ・・・


他の短編では、自分のクローンを作って一緒に仕事分担しながら住む「仔羊ドリー」が結構好きかも・・・。
自分と一番気があうのは、やっぱり自分?(笑)