11月に、クロスバイクのタイヤとインナーチューブを交換したら、すごく軽くなったので、
ホイールも交換してみました。 (既に道楽の範疇ですので、軽く受け流してください。)
クロスバイクのコンポーネントは、ティアグラなので、ホイールはシマノのWH-R501が装着されている。
このティアグラのホイールから、重量を軽くしたホイールの効果を見るには、105のホイールでは無く、アルテグラのホイールへの交換が最適と判った。
以下に、ティアグラの10速ホイールから、アルテグラの11速ホイールへ、ティアグラの10速のカセットスプロケットとタイヤを移動する工程を示します。
Wiggleに注文したアルテグラのホイールセットが届いた。
タイヤレバー使用禁止のタグが添付されている。けれど、タイヤレバーを使わずに、タイヤを外す方法はあるのだろうか?
前輪の左右の方向は?と、ホイールをみたら、ハブに「ULTEGRA」の文字が横方向に印刷されていた。
リムに回転方向を書き込む。(前回、タイヤを交換したときに、回転方向を逆に取り付けて、やり直したので。)
ここからは、以下の順番で作業を行いました。
1. ティアグラホイールから、10速のカセットスプロケットを外す
2. ティアグラホイールから、タイヤとインナーチューブを外す。
3. アルテグラホイールに、タイヤとインナーチューブを装着する。
4. アルテグラホイールに、、10速のカセットスプロケットを装着する。
今回、新しくチャレンジした部分は、1と4のカセットスプロケットの取り外しと装着です。
1. ティアグラホイールから、10速のカセットスプロケットを外す。
ティアグラの10速カセットスプロケットです。スプロケット(歯車)は、ロックリング(文字が印字されている部分)で固定されている。
ロックリングを廻して外す工具類。左から、スプロケット戻し工具、ラチェットハンドル(角 9.5mm)、六角ソケット24mm(角 9.5mm)、シマノ ロックリング締付け工具。ラチェットハンドル以外は、今回の換装のために購入した。
締付けトルクは、40Nm。1mの棒の先に約4Kgの重しを掛けた場合のトルクとのこと。
ラチェットハンドルの長さは、1mの1/5の20cm。だから、4Kgの5倍の20Kgを、ラチェットハンドルに掛ければ、40Nmになる。上体の体重をラチェットハンドルに掛ければ、廻して外せるようだ。
ロックリングを外す工程は、このYouTubeを御覧ください。
ロックリングとスプロケットを外した。ティアグラの10速は、後ろの7速分がカセットとしてまとめられている。
左の黒い輪は、3枚目のスプロケット用のスペーサで、金属では無くプラスチックだ(PPSと刻印あり)。
ロックリングと1段目のスプロケットの噛み合い部分。円形に波状の噛み合い部が形成されている。
外すときや、締め付けるときに、廻して噛み合い部をずらすと、ガ、ガ、ガと音が出る。、
3. アルテグラホイールに、タイヤとインナーチューブを装着する。
・タイヤとチューブを交換を御覧ください。
アルテグラのリムは浅いようで、タイヤの最後のビード部分をめくり上げながらリム内に押し込む時は、手袋が必要だった。現場でのパンク修理のために、手袋を持ち運ぶ必要がありそうだ。冬は、今の手袋でも代用できるが、黒く汚れてしまう。
・そして、軽く空気を入れた(約1BAR)後、ビードをリムに嵌め込もうとしても、嵌まらない。4BARぐらいに空気を入れると、バシッと音がして、ビードがリムに嵌まり込んだ。
でも、これって、その部分のインナーチューブが局所的に伸びている。インナーチューブの空気を抜いて、再度入れ直した。
4. アルテグラホイールに、10速のカセットスプロケットを装着する。
アルテグラホイールは11速なので、ティアグラの10速カセットスプロケットを装着するためには、スペーサが必要だ。
ちゃんと、アルテグラのホイールセットには、厚さ1.85mmのスペーサが添付されている。
最初に、このスペーサを装着する。
途中のスペーサを装着する順番を間違わなければ、大丈夫だ。グリスを塗りながら重ねていく。
ロックリングを廻して、スプロケットを固定する工具類。
デジタルトルクレンチは、40Nmの力の加減がわからないので購入した。
デジタルトルクレンチを利用して、ロックリングを締める工程は、このYouTubeを御覧ください。
この動画をみると、40Nmがどのくらいのレベルか判る。私は、35Nmで止めました。
アルテグラのホイールに交換した後の、クロスバイクのリアディレイラーの再調整は不要でした。
さすが、信頼のシマノです。
・ タイヤとチューブを交換
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