Amazonでマイルス・デイビスのライブ盤を探していたら、ジョン・コルトレーンがマイルスのグループを離脱する前後を収めた3枚組のCDボックスセットがあった。
ジャズの歴史的なコンサートとして、以前より聴いてみたかったものだ。
値段を見ると、いつも購入する海外サイトで817円+送料350円。
躊躇なく購入だ。
MILES DAVIS QUINTET The Complete 1960 Holland Concerts
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CD1とCD3が、1960/4/9のアムステルダムとスヘーフェニンゲンの2箇所でのコンサートを収録し、コルトレーンはグループに在席している。
CD2が、1960/10/15のアムステルダムでのコンサートで、コルトレーンの代わりにソニー・スティットが参加している。
マイルスのワンホーンライブと言っても良いくらい、マイルスは一生懸命トランペットを吹いている。
マイルスの演奏は、聞きやすいメロディラインのある音だ。
そして、コルトレーンは、1曲にほぼ1ヶ所の自分のソロパートで演奏するのだが、マイルスの音とはだいぶ違う。
コルトレーンの演奏には、メロディラインはほぼ無い。完成されたコルトレーンの音だ。
コルトレーンが成長して、マイルスグループから巣立っていった、とするのが正解のようだ。
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