泉健太代表は12月21日、国会内で記者会見を開き、(1)今後の地方遊説(2)自民党派閥政治資金パーティー裏金問題(3)野党連携によるミッション明確化内閣設立――などについて発言しました。

 今後の地方遊説については、「明日は青森県で漁協関係者と意見交換、街頭演説。23日は滋賀県で対話集会などを行う」と話し、年末にかけても国民の声をしっかり受け止め、活動していく考えを述べました。

 自民党派閥政治資金パーティー裏金問題については、「さらに広がりを見せている状況だ」と指摘した上で、「小泉龍司法務大臣、自見英子万博大臣が派閥を離脱することになったが、長く裏金を作り続けてきた派閥に所属し続けてきたことは間違いない事実だ。そういう人物が大臣を務めていることはいかがなものか」と、強い懸念を表明しました。さらに、われわれ野党は、「閉会中審査の実施、政治倫理審査会の開催、小泉法務大臣の辞任を求めている」と強調しました。

 野党連携によるミッション明確化内閣設立については、「自民党には改革は無理。政権を任せることはできないことは明白だ」と強く述べた上で、新しい政権の共通項目になるであろう「政治資金規正法の改正、文書通信費についての改革、トリガー条項の発動、教育の無償化」などを挙げ、「まずはやるべきことを必ずやる、ミッションを明確にした内閣、政権を作るべき」との考えを示しました。