原美術館でやってる「ヨロヨロン」束芋(たばいも) 展に行った。2001年の横浜トリエンナーレで、電車の作品「にっぽんの通勤快速」を見て、正面と左右の3面スクリーンでひょうきんなアニメーションが流れていくのが面白いなぁと思ったが、すっきりと忘れていた。友だちに「束芋」を見に行こう、と言われて、なんだ束芋って、と思ったら「あれ」だった。今回は「にっぽんの台所」「公衆便女」などの作品が、やはり3面スクリーンで展開されていた。3面で擬似立体的に見せる表現方法も面白いが、アニメーションの絵も面白い。ビューティフルなイラストではなく、ものすごく胡散臭いものが、コマ撮りのアニメとなってズリズリと這い回る。かなりの毒入りブラックジョークだったり、ツボにはまる阿呆な笑いが随所に見られる。何かを見逃しては損だという強迫観念に駆られて3方向のスクリーンをキョロキョロとさまよい続ける見学者の俺がいた。束芋女は不条理で面白い。
メモ:本名は田端綾子。田端家3姉妹の姉じゃなくて妹だから「たばいも」(。o・)/
メモ:本名は田端綾子。田端家3姉妹の姉じゃなくて妹だから「たばいも」(。o・)/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます