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ショック・オブ・ダリを予習しよう!(諸橋近代美術館)

2021-03-15 21:56:21 | 美術[た]
【Shock of Dali ショック・オブ・ダリを予習しよう!】
 2021/3/14(日)14:00 - 15:30  

 諸橋近代美術館主催のZoomでのオンラインイベントに参加した。進行は諸橋の学芸員さんと、アートテラーとに~さん、東京・ミュージアム&アート情報かっちゃん。諸橋とのZoomイベントへの参加は昨年6月の【おうちでダリナイト】以来2度目になる。

 昼間の裏磐梯は見るだけで寒くなる、お約束通りの雪景色。だから4月23日までは休館中。今回は4月24日~6月27日に開催予定の「Shock of Dali」展に関するトークが主で、この展覧会は、ダリ病に罹患した日本の前衛画家の作品50点ほどと、ダリの作品を併せて展示する。ダリの所蔵品はもとより、三重県立美術館やポーラ美術館から借りた作品も含まれている。3月28日までは三重県立美術館にて巡回中。

 ダリ病とは体中に柔突起が生える奇病のことではなく、ダリの作品にエピデミックな影響を受け、心酔して、ダリを目指そうと考えてしまう奇病のことである。元お笑い芸人とに~さんがわかりやすく例えてくれた。多くのお笑い芸人がダウンタウンにあこがれて、ダウンタウンみたいになりたいと思ってしまうダウンタウン病と似たような症状のことだと。そんなダリ病患者である浜田浜雄、米倉壽仁、渡辺武、石井新三郎、斎藤長三などのシュルレアリスム作品が展示される。

 上記に挙げた画家、浜田浜雄は本名だそうだ。浜田のお父さん、どういう気分で我が子に浜雄って名付けたのだろう。受け狙い100%だったのかな。知人友人からはハマちゃんって呼ばれていたに違いない。

 諸橋近代美術館は入場カウント方式をとってコロナ感染予防を行うという。これは入場者をカウントして行って、館内にあらかじめ決めた一定数の観覧客が入った時点で、密にならないように新たな入場を待ってもらう形式のようだ。また、コロナ禍の影響で臨時休館という事態もゼロとは言えないので、もし行く場合は念のためサイトなどで再確認してからのほうがいいかもしれない。

 終了間際にZoom参加者の中から板橋区立美術館の中の人が出現、3月27日~5月23日に開催予定の「さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち」の宣伝をしていった。この展覧会にも同じような前衛画家たちの作品が展示されるようだ。


諸橋近代美術館

板橋区立美術館




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