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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

2007-04-15 23:22:12 | 映画[た]

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン オフィシャルサイト

 本を読んで、テレビドラマを見て、連ドラを見ておきながら、映画を見ないわけには行かないってんで、見てきた。中身もほとんどわかっているのにまた泣けた。もうしょうがないな。これで3作の比較ができる。

 映画では、オカンが抗癌剤治療で苦しむシーンが泣けた。息をひきとるシーンはテレビドラマがいちばん泣けた。そこだけは大泉テンネンパーマ洋にしてやられた感じ。でもやっぱりいちばん長く泣けてしまったのは原作本を読んでいたときだったけど。

 オダギリジョーのマー君はなかなかいい感じだった。やたらピンクピンクした変なファッションも、うざったそうなロン毛も雰囲気出てる。大泉テンネンパーマ洋も変なネズミ男な感じがよかった。モコミティはちょっとバリバリの池麺すぎたかも。オダギリだって池麺だが、むさい雰囲気が似合っている。

 若いときのオカン内田也哉子がすごく似ていると思ったら、樹木希林の実の娘だとあとで知り納得。将来はやっぱり、ああゆう顔になるんだろうなぁ。その若いオカンがマー君の大学生活4年の後に、いきなり樹木希林に変貌を遂げていたのにはちょっと笑った。インターバルが短いじゃん。でもオカンはやっぱり田中裕子がいい。

 オトンは蟹江敬三でも小林薫でもいいかな。泉谷しげるはちょっとあれだな。

 ついでに勝地涼って俺にとっては「亡国のイージス」のワイルドなイメージしかなかったので、この映画の役柄にびっくらこいた。

 連ドラ見て、なんか冗長な感じがしていたので、切り捨てるところはスパっと捨てる映画のスピーディな場面展開は心地よい。主題歌は、福山雅治もコブクロもいいけど、BEGINが歌っていた古い曲「東京」がやはり身に沁みる。

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