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レベッカ・ホルン、大西麻貴+百田有希

2010-01-23 23:54:30 | 美術[ら]
MOT × Bloomberg パブリック・スペースプロジェクト
[大西麻貴+百田有希]@東京都現代美術館


 若手作家支援のなんとかかんとかいうことで、室外のメディアコートに鍾乳洞のようなあずまやが2/6まで展示されている。サイトを見ると、組み立て作業の様子を動画で見ることができる。滴り落ちるような不思議な浮遊感が面白い。


「レベッカ・ホルン展」@東京都現代美術館

 どんな作家なのか知らなかったけど、とりあえず見てみた。3階にはいろいろな作品が展示してあり、立体作品の多くが、モーターによって微妙な動きをする。

 《ピーコック・ペンシル・モーニング》は先端が鉛筆になって孔雀の羽をイメージしたものが開いたり閉じたりする。開くと、なるほど孔雀っぽい雰囲気がして綺麗かもしれないなんて思ったりする気持ちになれるようなもんだなぁとか考えながらうろうろしていると、あちこちでさまざまな作品のちょこっとした部分が緩慢な動作を始めたりして、あれ?あっ、そういうことか、これが動いてこうなって、ああ、カラスの羽がこう動いて卵に触るんだな、あ、触らんのか、なんだ、触らんのか。顔面に鉛筆をいっぱい付けた鉛筆マスクをして、紙の前で顔を左右に振ると、紙には意味のない線が引かれてゆく。なんて馬鹿なんだこの人は、なんて思ったりして。で、天井から壊れたピアノが吊ってあるし。

 1階では映像作品が上映されている。ドラマの途中に自分の作品が出てきて、毎度おなじみの緩慢な動作を繰り返している作品や、その他いろんな映像が4室で流される上、全部見ると7時間くらいかかるので一回りしてからさじを投げた。

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