Rainbow*Heart

ヤプログさんからのお引越し私的な記録である。

受講「水野敦之先生 連続実践講座②気になる行動の支援」

2011-03-12 00:05:43 | AutismSpectrum






ご訪問ありがとうございます。

広島ブログ




最初に断っておきますが・・・


当ブログの受講記事をお読みになっても、全てが網羅されているわけではございませんのでご注意下さい。



私が記事にする理由として・・・自分の覚書という点と


少しでも私と同じ立場である自閉症児の親御さんが


特性を理解する・・・特性を学ぶことに興味を持ち


また自分も受講してみようと思ってもらえたら良いなぁ~の願いをのせておりますので



お汲み取りいただければ幸いです



ってか、一緒に学びましょう~的なw



私の拙い文章では何も知りうることは出来ないと思います。。。


それは支援方法も同じこと・・・それぞれのお子さんに合わせた支援方法が必要になります。


当ブログで記事にしている支援方法などは


あくまでもAgのスキル(理解他)に合わせての支援となるので


丸々~同じことをしても意味はありませんのであしからず


※でも、特性を考慮した上で支援することの軸は同じです


私も個々でアセスメントする、そのために勉強している最中ですから。


講座や研修に参加するようになって痛感していること


それは・・・実際に自分で体験(耳で聞き、目で見て感じる)に勝る学習はないなぁ~ということ


百聞は一見にしかず・・・でしょうかね。





若干、頑なな始まり方になりましたけど


木曜日・・・タイトルの講座を受けてきました


会場まで、ちょっとした距離ですが


広島高速道路が山陽道と直結になり


私の住む町からのアクセスがとても便利になりました


お陰で、完璧に遅刻だわぁ~(息子を送ってからだと)と思っていたのが


5分も余裕を持って会場入りすることが出来ました


まーっ高速では追い越し車線をぶっちぎったのもあるでしょうが(爆)




この春から、娘さんがAgと同じ園に入られる tanpopohahaさん を見つけてご挨拶し・・・お隣に座らせていただきました



同じように頑張っておられる保護者の方に会うと


私もパワーを頂けます


色んな考え方がある中


やはり自閉症の特性を理解した上で、当事者が楽に生きれるように支援したい!と願う心が



引き寄せたご縁にも感謝です



そんなこんなで・・・水野先生の講座が始まりました


水野先生の講座へ参加するのは2回目ですが



いつも感銘を受けること・・・それは


自閉症であろうと堂々としていれば良い ってこと(言葉は若干違うかもしれませんが)


だから先生は、あえて「自閉症」という言葉を他のものに置き換えたりはしません。


他の自閉症用語?(TEACCH用語?)もそのまま使われるので


確かに1回目に受けた時、小難しく感じて文言に軽い違和感を感じていました。


それは違和感ではなくて、壁を感じていただだったというのが


今回の受講で分かりました


また水野先生の講座はどちらかと言うと専門家向けの要素が強い(シートとか)ということなので


それにも納得でした


全国各地でコンサルタントされていて


その中でも、やっぱり広島はまだまだ地域が受容していない状態だと感じるそうです。


お母さん方の気持ちに配慮しすぎてハッキリ言うことをしない・・・


まるで「自閉症」と診断されることが悪いことのように思っているというか・・・(ちょっと表現が難しい)


違いを認めるという地域や行政がまずあり


親も受容していけるんじゃないかと・・・


私も前に、療育に対して広島市は発展途上だと書いたころがありますが


どうしてか?と考えた時


水野先生の言葉が全てではないだろうかと思いました。


乳幼児健診でも、もう少し様子を見ましょうと


その場を濁したり


また言えなかったりして


早期療育の機会を逃してしまう人たちがなんと多いことか・・・


子ども自身のことを思えば


たとえ、障害とされることに難色を示す人(親)であっても(まーっ大半はそうなんでしょうが)


ハッキリ言うべきだと思うんですけどねぇ


まーっそう思うのも、私が変わり者だからか?(爆)



話を講座に戻しますと・・・


色々とメモりましたが


一番最初に言われたことに尽きるなぁ~と思いました。


それは・・・「自閉症の特性で考える」ことが大事で


何故かと言うと、同じ行動でも捕らえ方が違うと


わがままだとか悲しんでいるとか間違った感じ方を支援者がしてしまうので


適正な支援がなされない・・・


でも自閉症の特性で考えると、一貫した見方で支援の糸口も掴める。


その特性は一人ひとり、その行動によっても違うということなので



個々にアセスメントから始めることが必要ということなのだそうです。



だから科学的に実証されている~TEACCHやABAを使うということなのです。



あと・・・こんな話もされました。


英語がしゃべれる、読める、書ける~お子さんが居て


スケジュールも写真と英語を使っていたが上手くいかず


そんな時、自閉症の特性から考えたら


英語がしゃべれたり読めたり書けていたとしても


それは意味を理解しているのではなく、覚えたことを再現しているだけなので


スケジュールも具体物から初めて成功したという例をお話されました。


ここで特性を無視した支援をすると・・・この子に英語を習わせたりするのかもしれませんね。


得意なことだからって思い込んで、そういう支援に走らなかったのは


きちんとした支援者が助言してくれるから


また親御さんもその辺は理解があるので「そうですよねぇ~」と納得されたそうです。


しゃべれるから分かっている、理解しているというのは


自閉症の特性から見ると真逆であるってことです。


しゃべれるほどに理解はしてないないってこと


うちのAgも最近は、まーまーしゃべれてますが


この部分は心にしっかり刻みたいと思います。


やはり、Agが正しい理解をしているかどうか?


どうすれば正しい理解をしてくれるのか?


それは写真を見せながらであったりと個々に違うでしょうが


軸にしなければいけない大事な視点です



水野先生の講座の良いところは(全部良いんですが・w)


必ず数分、各自で記入するワークショップ形式になっているところ



私は実際にAgのことを思い浮かべて記入


そして埋めれない項目があれば、それは自分の知識の低さ


引き出しに入れっぱなしの知識を、Agに変換して考えられていないことの証


実践では、そのことを考えながら支援をしようとフィードバックできる部分でもあるので


とても有意義な時間となります。


もちろん・・・ブログに書くほど実際は出来てないですよ私もっ


だからこそ日々、勉強・・・たぶん一生勉強なんだと思います。



今回のテーマが、「気になる行動の支援」ですので


他害や自傷についても触れられましたが


ほとんどが伝えたいことがあるゆえの行動なので


伝えるというスキルを教えると説明がありました。


それはもう~何回も他の講座でも言われている耳にタコできるくらいの事項なので


適切な行動や方法を教えることが大事だと分かっております。。。


では、どう教えたら良いのか?


自閉症の人は、自然に学ぶことが困難なので


きちんと刺激を排除したり、情報を整理してあげた上で


その子に理解できるように教えてあげないといけないですよねっ



他に、ストレスマネージメントの話や



「終わり」を教えることの大切さなど・・・盛りだくさんでした



10:30~12:30までの講座が終了し



続いて1時間くらい食事をしながらの座談会でした(これも水野先生講座の名物かな?)



まーだいたい座談会っていうのは質問コーナーみたいになるんですが



協会の人が最初に不適切な行動をする子の支援方法を質問されました。



多くの自閉症の人は「教えてもらっていない」ことが多いので


やっては「ダメ」なことも教えないといけない・・・その子に分かるような手段で!


とのことでした・・・



そして、なるべく「ダメ」とは言わずどうしたら良いのかを教えることと


「中止」と「禁止」の意味も細かに説明されました。



あと・・・tanpopohahaさん と 私が1つづつ質問して時間オーバーでお開きとなりました。



質問内容は秘密ってことで(笑)



長くなるので割愛(もう充分長いけど・・・)気が向いたらまた記事にしたいと思います。。。




あと・・・前回 配布された 「自閉症特性解説の手引き」 が


アセスメントする際、とっても役に立つので(覚えられない私ですのでっ)


破れないようにラミネートして使用しています。


内容は特性の解説・想定される行動・指導、支援の指針、構造化のアイデアを


細かく例として挙げてあるんです



これは大事に使いたい1枚であると共に


水野先生の本が出たら、そちらも絶対に購入したい



また発行されたら、こちらでも紹介しますねっ


















委託でお世話になっております fabric*BLUEさん がイベントをされます!








地震の被害が尋常でなく居た堪れない気持ちで一杯です・・・

友人の安否も心配ですが

自然災害はほんとうにどうにもならないだけに辛い

まだまだ情報が入り乱れていますが

どうかどうか・・・これ以上被害が拡大しないことを祈ります・・・。


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