発電所から変電所まで電気を送る設備が送電線です。
送電線には架空と地中の方式があり、地上に設置されたものは架空送電線と呼ばれています。
送電線は、電気を大量に送る大動脈で、都市のインフラを支えています。
写真は、空中に張られた長い送電線を支える「送電鉄塔」です。
送電鉄塔は、電線を磁器製の懸垂がいしにより支え、それによって電線と鉄塔を絶縁しています。
送電鉄塔は、送電電圧により高さが異な、45メートルから100メートルを超えるものもあります。
また、送電電圧により懸垂がいしの数が異なります。
概ね懸垂かいし1個が1万5千ボルト(15kV)と云われています(154kV送電線では10個を採用)。
写真は、「V字形懸垂がいし」により支持された50万ボルト(500kV)の鉄塔で、現在の日本で用いられている最高電圧の設備です。
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