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わがままオンナがお気に入りのものを語るBlog

Two Dreams Come True

2007-02-06 01:16:26 | NFL
いい試合だった。涙が出すぎで目が腫れそうです

いきなりキックオフリターンタッチダウンで幕を開けたSuperbowl。何か波乱が起きそうな感じ。
今年はMiamiだから暖かいし、IndyやWindy Cityでやるのとは違って選手にとってはいいだろうなーんて思ったら大間違い。
激しい雨と風が選手を襲う。
どちらかといえば、Bearsに影響がでたような感じだった。
OffenseのColts、DefenseのBears。前評判は圧倒的にBears。確かにそう言われるだけ、今シーズンのBearsは安定していた。
PeytonのパスプレーでOffenseを組み立てるColtsだから、彼さえ潰せば何とかなる。現にこれまでそうだった。だから、POで勝てなかった。
だけど今年は違った。POになると俄然「D」のColtsになった。
OffenseはRunを多用してきた。それに貢献したのがRookieの
Addai。彼のRunとReceiveの力が相手の計算を狂わせたと言ってもいいんじゃないかと私は思った。
この試合でも、彼のRunが幾度1st downを更新したことか。
MVPはPeytonが獲ったが、Sub-MVPがあるのだったら、Addaiかな。このチームのRB2人は、Super Duoだ!

正直なところ、いや~な予感がしていた。1st Qtr、Peytonの54ヤードの美し~いパスからWayneがTDを決めたのに、Point
After Touchdownをホルダーがボールをとり損ねたために決められなくて、同点に出来ない。しかも、Qtr終盤には逆にTDを決められて点差はつくばかり。ここで一度くじける。
2nd QtrにVinatieriのFGが決まった後、RhodesのRunでTDを決めて逆転。そして1st Half終了2秒前のFGをなーんと
Vinatieriが右に外してしまう。FGの名手をもってしてでも失敗するのは大舞台の怖さ。またここでくじける。
だけど、2nd HalfはColtsのDefense Lineが素晴らしい仕事をした。なかなかBearsに
1st Downを与えない。Coltsの1st Downが24回だったのに対して、Bearsは11。しかもColtsはパスとランとほぼ同じだけれど、Bearsはほとんどラン。ロングパスを投げようものならインターセプトされてColtsのビッグゲインにつながる。雨でボールが手につかなくてファンブルしてしまって後退する一方。
終わってみれば、どちらともColtsの圧勝って感じだった。
CenterのSaturdayなんかは、ゲータレイドのバケツをもう一人のチームメイトと担いで早くもお祝いモード突入。こっそり、Dungyにかけようとあれこれ策を練っている様が映ったのが面白かった。

Tony Dungy、不運のHCとして知られているけれど、今日ばかりは最高に幸せなHCだったはず。2005年の12月に、次男Jamesがフロリダ州の部屋で自殺して彼の元から去った。そしてチームはレギュラーシーズンの好調ぶりをそのままPOに持ち越せず初戦で敗退。
そうした苦難を超えて掴んだRing、雨の中の試合は忘れられないだろう。

そしてMVPに輝いたPeyton。おめでとう。
これだけプロとして活躍する前から注目を一心に集めて(NBAでいうならLeBronみたいなもんだ)、あらゆる記録を塗り替え、現役最高のQBの名を欲しいままにしていた。そんな彼が唯一手にしていなかったもの、Superbowlに出ること、そして勝利することをこの日一気に手の中に収めることが出来た。

今日の雨はPurple Rainではなかった。ColtsはBlue Reignになった。

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2 コメント

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ゲータレイド (イヴァン)
2007-02-08 08:50:53
J・サタデイ&T・グレンのシャワーはダンジーHCに命中してませんでしたが(苦笑)、代わりに?A・マクファーランド&D・フリーニーの一撃が歓喜のシャワーとなってましたね~
後者の二人は守備ラインの選手たちという事もあってか、攻撃ラインメンである前者の二人よりも、ちょっと怨念がこもってる様にも感じられましたが(笑)
僕はコルツに肩入れしていたワケではなかったですが、それでも「あぁ、良かったなぁ…」と思えたエンディングでした。
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いいゲームでしたね。 (れい)
2007-02-08 09:36:44
イヴァンさん☆
ちゃーんと細かいところまでご覧になっていたのですね。さすがです。
私は選手の名前をみんな把握しておらず。。。

イヴァンさんのおっしゃるように「壁を越えた瞬間」を感じた1日でした。
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