"FOR THE CUSTOMER"

創業120年の建設会社「今西組」の六代後継者が あなたの”いいね”を築く!

ガーデンヒルズ竣工、社内検査、"勝ちたいんや"

2009年03月03日 10時48分21秒 | Weblog
計画段階から敷地に生える大木は、周囲の閑静な住宅地の空気と妙に調和する。

新築に映える「ガーデンヒルズ」の貫禄は、町並みが既に醸し出す「気品」への収束をより促進させる。

月曜の朝はとにかく過ぎるのが早い。

久々の晴天。

東京・旗の台にある施工現場に寄った。

実はここ最近、当社の社内検査体制を見直したいと考えていた。

はっきりいえば「甘い」のではないかと感じたことがあったからだった。

最近の受注案件が当初より抱える課題は、以前に比べ非常に多岐にわたっている。

ひとことでいえば「きつい」工事が増えている。

工期が短い、敷地が狭小で進まない、近隣事情に頭を抱え、予備人員がいないなか、一人で施工管理せざるをえない現場の割合が多いのが現状だ。

そんな厳しいときに、社内の品質管理から甘くなっていくのではないかという懸念を抱いたからだ。

どんな厳しい工事でも、請け負った以上は、やるしかない。

そして創る以上、どうしても「高品質」を追求したい。

阪神タイガースの星野仙一元監督は、マスコミの「たかが阪神」下馬評をもろともせず、「(どうしても)勝ちたいんや」という執念で2003年に優勝した。

私自身、「どうしてもええもん創りたいんや」という気持ちで溢れている。

ただ私がいくら念じていても、なにも変わらない。

担当所長が肝に銘じて、「よし、やったるで!」と心を動かしてもらうような、会社としてのしくみづくりが、当社の置かれる状況下においては必須である。

同時に、「ええもん創って」いただいた所長をきちっと評価するしくみづくりこそ、これから重要となってくる。

実際に当現場の社内検査に同行してみると、「嫌われてもいい」気概で一生懸命やる社員の姿を目の当たりにした。

このご時勢、いちばんやってはいけないのが「安かろう、わるかろう」である。

「せっかくきちんとやっているのなら、更にねじを締めていこう」と私は思った。

従来、現場レベルでしか管理していなかった諸検査の指摘事項をとりまとめ、会社としての品質管理のデータベースとして役立てようと考えた。

「所長品質」=「今西組品質」ならいい。

「所長品質」>「今西組品質」これもまだいい。

「所長品質」<「今西組品質」、、、これでは施主にとって、ただの偽善者に過ぎない。

会社としての品質基準がバシッと決まっていれば、それをものさしとして、所長の査定に組み入れることができる。

社内LANで公開すれば、所長はもちろんのこと、検査員の緊張感も高まる。

長期的には、互いに相乗効果を発揮する。

そして、やがて今以上に、「俺に任せればええもん創るよ」といって誇りに思ってもらえる社員に囲まれたいと願う。

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建物の計画は思った以上に年月がかかってしまうものです。

住まわれるご家族が「これから」を考え、想い、形にする行為というものは、ご家族が「これまで」を大事にされていればなお、慎重になるのが当然のことでしょう。

お待たせいたしました。

竣工、おめでとうございます。

温かい家庭と新しい生活。

素敵なお住まい、こっそり見学させていただきました。

建物に懸けるお父様のかってない想い。

「いいね」を築く当社の「建物づくり」が、少しでもお母様、そしてお父様の夢の実現のお手伝いになっておれば、と切に願っております。

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