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九州大学ワンダーフォーゲル部

2016年冬に作りました。九州大学ワンダーフォーゲル部公式のブログです。部活動の内容を紹介していきます。

遠征‼ 愛媛石鎚山 10/8~10

2021-12-24 03:32:21 | 秋合宿

                   参加者:3年ー齋藤(嵩)中尾 豊東 大寶 島崎

                        2年ー板坂 教重 井本 山西 Erik

                        1年ー木戸 田中

                    文責:田中

はじめに

2021年10月8日∼10日まで、愛媛県に遠征に行きました。

個人的には初めての遠征、部としては約1年半ぶりの遠征だそうです。

めーーっちゃ楽しかったのでよかったら読んでいってください。        

 

1日目

18:30分に学研都市駅に集合。レンタカーに乗り込みひとまず大分県は佐賀関に向かう。

初めは知らない人だらけの車内にとても緊張しましたが、女子の先輩が振ってきた恋バナで打ち解けることに成功❣好きな異性のタイプとか仕草とか話しました。出会っていきなりの会話がそれかよと思う人もいると思いますが、やっぱり恋バナはいいものですよ!初対面でもすぐに仲良くなることが出来ますからね。

といった感じでたくさんおしゃべりしながら7人乗りの車に6人という快適な車内に揺られること3時間。佐賀関港に到着しました。もう一台の車に乗っていた人たちと話しながら船を待ちました。そして船の出発の時、デッキにでて空を見上げるとそこには満点の星空が!部活の再開を祝ってくれているようでした。夜、船、星空、たくさんの仲間、、、これだけで楽しさは伝わるでしょう。あぁ、大学生してるな∼と感じました。船内では大富豪をしました。遠征にカードゲームはつきものですね。そうそう、ぶんぶんさんがみんなにジュースを買ってくれました。自販機の前で何にするか悩んでいたら1000円札をすっと入れてさっと立ち去っていきました。めっちゃかっけー!僕もこんな先輩になろうと思いました。

船を降りるとまた車。移動の疲れからか会話がだんだんなくなってきます。気づいたら寝てました。ちゃんと運転してくれる方に感謝しながら登山口にある駐車場までの道を熟睡しました。そして午前2時ころに駐車場に着き再び寝ようとするが、、、。さすがに車内で6人寝るのはきついです。すると1人「俺駐車場で寝袋敷いて寝るわ」と言って準備しだしました。車内は狭い、外は適温、そして満点の星空。僕含め4人が外に出ることを決心しました。駐車場で寝るなんて、普通では考えられないことでとても興奮しました。車内の人も外に行ってくれた人たちのおかげで広めのスペースで寝ることが出来たみたいでwinwinですね。道行く人に駐車場で寝てることに大声で驚かれたり、車のライトがまぶしかったりとあまり眠れませんでしたが、あの日見上げた星空は忘れられません。      

 

2日目

6時に起床。眠い目をこすって朝ごはんを食べます。そして7時には入山開始。個人的には8月以来の登山でとてもワクワクしていました。山行中は昨日の恋バナの話の続きや趣味の話、好きなお酒の話、行きたい山の話などでとても盛り上がりました。会話に花が咲き、景色を楽しむうちにいよいよラストスパート!石鎚山登山の醍醐味である鎖場が立ちはだかりました。なんと約150mもあるそう。結構な距離、角度でしたがこわさなんてありません!楽しさが先行してどんどん登りました。

そして山頂へ!頑張って登り切った後のあの景色はこの先忘れることはないでしょう。360°どこを向いても圧巻の眺め。山の壮大さをひしひしと感じました。紅葉も素晴らしかったです。お昼はワンゲル恒例らしいサンドイッチと魚肉ソーセージを食べました。味付けマヨネーズだけなので少し苦しかったです。ケチャップがあれば完璧ですね!昼食の後は天狗岳・南尖峰のピークを取りに行きました。とても狭い道でかつ人も多かったので結構時間がかかりましたが、この人の多さも石鎚山の素晴らしさを物語っているようでした。途中結構なハプニングがありましたが、それは内緒にしておきますね。バッチを買い忘れたのは後悔…

下りはあっという間でした。先輩から地図の読み方を教わりました。まだ何の知識も無いので勉強しようと思いました。

下山後はそのまま温泉へ。山の後の温泉はお決まり事なのです。愛媛県の温泉といえば。そうです、道後温泉に行きました。とても人気で30分ほど待ちました。その間にお土産探しに。僕はモケケっていうご当地ぬいぐるみを集めているので四国4県分買いました。全部で2640円もしました。先輩たちに苦笑されました。

さて、温泉ですがこれはもう僕の語彙力では言い表せないほど最高なものでした。一気に旅の疲れ、山の疲れが抜けていくのを感じました。久しぶりに湯船に浸かって最高の気分でした。もちろん風呂上がりのコーヒー牛乳も飲みました。牛乳派と対立しました。

そして待ちに待った夜ご飯。いかにもよさげな雰囲気を醸し出すお店に行きました。乾杯をして、鯛釜飯とあら汁を食べました。おいしすぎてあんまり記憶がないので省略しますね。最高でした。

ご飯の後はキャンプ場に行きました。薄暗い中テントを立てましたが、みんなでテントに寝ると狭いです。この日も外は適温、そして前日よりも満点の星空が。せっかく設営しましたが、やっぱり外で寝ました。今回は9人も外で寝ました。たぶん駐車場で寝た僕たちが羨ましかったんでしょうね。いろいろな話をしたり、星空を撮ったり、先輩の寝袋を襲撃に行ったりととても楽しみました。

 

 

 

 

 

3日目

3日目はすこしゆっくり7時起床。朝ごはんを食べて前日に急遽行くことが決まった下灘駅へ。聞いたことなく、ただの駅じゃねーかと思っていたが意外と観光名所らしい。到着して車から降りるとそこには圧巻のロケーションが!ホームにぽつりと佇むのは、古びた上屋とベンチ。何一つ遮るもののない、瀬戸内海の眺望に心ときめきました。「日本で一番海に近い駅」を前にしてみんなシャッター音が鳴りやまない。最高の朝を迎えました。

そして帰路へ。もう少しで楽しかった三日間ともお別れかと黄昏ていると、後部座席からまたしても恋バナの声が❣港まで少し寝ようと思っていましたが参加しないわけにはいきません。仲良くなり少し遠慮がなくなったのか、一日目より深い話が出来ました( ´∀` )

昼食は船旅の後、大分県名産の関サバ、関アジを食べました。サバもアジもそんなに好きではなかったですが食わず嫌いだったようです。今回の遠征最後の食事。美味しさと寂しさが心の中で喧嘩していました。

食事を終えて福岡に帰ること3時間ほど。ここにきて車内での会話は過去最高に盛り上がり。いつまでもこの時間が続けばいいのになぁとしみじみ感じました。

そして解散のとき。このメンバーでまた集まってたくさんの思い出話をしようと再集結を約束しました。

おしまいおしまい

 

おわりに

初めての遠征、先輩方のおかげでとても楽しかったです。今回唯一の同級生だった木戸くんともすんごく仲良くなれてうれしかったです。この合宿のすべてのシーンが一生の思い出になりました。初めての合宿でこんな最高な体験をさせていただき、幸せ者です。あとやっぱり山はいいなあ。これからもたくさんの山に行きたいです。最大の目標である日本アルプスには今年はコロナで行くことはできなかっので、来年こそは行きたいです。これからもずっーとみんなで山に集結できることを願って。

 

                          

                           読んでいただきありがとうございました

 

 


一年生雲仙合宿

2019-12-31 04:53:19 | 秋合宿

 

雲仙一年生合宿  11/16~11/17

参加者 A隊 武谷(PL)森田 馬場 池田 豊東 B隊 浅岡 藤井(野) 宮下 原口 C隊 大塚 齊藤 小林 吉岡 多田 

    Ⅾ隊 佐々木 竹ノ内 松井 中尾 藤井(勇)

 

今回の合宿は人数が非常に多く、またこれまでワンゲルの活動に参加できていないメンバーもいたので全員登頂できるようなレベルにした。

11/16 (土)

7時に天神駅に集合し、食糧分配を済ませ7時35分にバスターミナルから諫早駅行きのバスに乗り込んだ。乗り継ぎで諫早駅で雲仙行きのバスに乗り、温泉街に11時ごろ到着し観光を楽しんだ。

雲仙の温泉街はジオパークの一部になっていて、「地獄」と呼ばれる地熱によって噴気や熱水が出でいるところがいくつもあり、硫黄の匂いが漂っていた。

その後13時45分にバスで今回のキャンプ地であるエコパーク論所原に向かい4張テントをたて、男子はトランプによってテントを決めた。いつもの土の地面と違う芝のキャンプ場なので非常に寝やすかった。

キャンプ場には遊べるところがあり、レンタルのソリや竹ノ内のフリスビーなどで楽しんだ。

この日夕食はハヤシライス。暗くなるとかなり冷え込んできたので温かいハヤシライスは相性抜群でみんなすぐ食べつくしてしまった。

夕食後は就寝までお菓子を食べたり星空を眺めたりした。

11/17(日)

いよいよ登山開始ということで朝食のスープとパンを素早く食べ、バスと乗り合いタクシーを乗り継ぎ9時30分に仁田峠に行き、隊ごとに時間差をつけて出発した。

A隊B隊Ⅽ隊Ⅾ隊

最初の妙見の展望台までは急な昇りだったが、サブザックのみの行動であるからかみんな軽々登っていた。妙見神社の辺りはロープウェイが運行しているので人が多く分散して正解だった。木の葉は所々色づいてきていて、もう少ししたらちょうどいい季節かなという感じだった。国見岳からは立ち入り禁止の平成新山の何もない山肌をみることが出来た。また鬼人谷口から普賢岳の山道にはいくつか風穴があり夏には涼しそうだった。(外が寒いから差が分からない)

(昼食はパン。サンドイッチやジャムを付けて食べた。)

13時前に普賢岳に到着成功。頂上は南側が崖で下界まできれいに見えた。

紅葉茶屋から仁田峠まで一気に下り、置いておいたメインを担いで林道を雲仙の温泉街に向けて歩いた。バスに乗れるかギリギリの時間だったが、急いだ結果余裕をもってつくことが出来た。

その後足湯で有名な小浜に行き、今年リニューアルしたばかりの旅館の温泉で汗を流し、最後に小浜の海沿いを観光した。

行きと同じように帰りもバスを乗り継ぎ21時過ぎに天神へ帰京そのまま解散となった。


低学年英彦山合宿

2018-12-12 02:04:22 | 秋合宿

 

 

 

     英彦山合宿 


2018/11/10,11

A隊 田村 西尾 竹中 福地 小山田 青木

B隊 折田 坂口 鶴田 鈴木 増田 高木 瀬田

記録 西尾

 

11/10

朝6時25分に九大学研都市駅に集合した(らしい)。6時30分にPL田村からモーニングコールがかかってきた。オフトンで寝ぼけてた僕は、こんな朝早くに非常識だと若干キレてしまいましたホントすいません。鈴木と青木も規定の電車に乗れず3人で仲良く特急で追いかけるというブルジョワを繰り出した。楽しい電車旅だった。宇島駅で正規隊に合流した。そしてバスに乗り登山道まで行き、登山開始。まず目指したのは犬が岳。基本的にそれほど過酷でもなく、紅葉がきれいで楽しいコースだった。しかし、犬が岳の手前の笈吊峠にはかなり本格的な鎖場があり、北アルプスに負けず劣らずの難所であった。鎖場は2つルートがあり、片方はメインザックを持っての通過は厳しいと判断してもう片方のルートでいった。何とか全員通過できたがかなり難易度は高かった。夏合宿で難所を通る予定の人は細心の注意を払ったうえで良い練習場に利用できるだろう。これらの鎖場が厳しいと思った場合鎖場を通らない迂回路もあるので安心してほしい。そんなこんんなで犬が岳を攻略し、さらに進んでいったが、かなり暗くなってきたが、まだ予定していたポイントまで距離があったのでテン泊できそうな広場でビバークすることにした。夜ご飯は豚丼を食べた。具を取る順番を最後の方にしてたら肉がほぼない玉ねぎ丼になった。先輩権限乱用したかった。てかつ〇だ君肉取りすぎ〇ァック!そして飲み会。二種の梅酒と柚子酒をちびちび嗜む………つもりだったのに誰かさんに飲まされてあんま覚えてないんすけどつ〇だ〇ァック!

11/11

朝起きて朝ごはんに麻婆焼きそばなるものを食べた。東北名物?らしいがなんともいえない味だった。おいしかったけど。そして続きの道を進んだ。英彦山近くまで緩やかな登りが続き、そんなにきつくないけど飽きる道だった。そして豊前坊。そこまで難所ではなかったが断崖絶壁から覗く景色は絶景だった。そしてメインである英彦山についた。1年ぶりのマヨの儀式と何故か主将が便乗して蜂蜜の儀式をしだした。あの時の1年生達の死んだ目は今でも忘れない。頑張ろう新幹部!そして英彦山を下山して温泉に向かった。

 

 


低学年雲仙合宿

2018-11-19 17:17:21 | 秋合宿

雲仙合宿記録

2018/11/17,18

A隊 坂口 内野 柏原 檀 山口

B隊 柴田 福地 三橋 中島

記録 檀

 

11/17

朝の七時に天神のバスターミナルに集合した。みんな起きて間に合うことができるだろうかという不安があっただろうが一人もかけることなく集合することができた。そして天神から諫早駅に着き雲仙にバスで向かうときに私は財布を無くしたことに気が付いた。幸いにもバスの中にあり、すぐに回収できたことができたので良かったがご心配、ご迷惑をかけた皆さんにはこの場を借りてお詫びしたい。雲仙ではまず観光をした。地獄めぐりをしたがあいにく天気が優れなかったので最高のコンディションとまではいかなかった。また雲仙では温泉卵をみんなで食べた。家で作ったものと比べて圧倒的に硫黄の香りが強かったのを覚えている。そしてバスでエコパーク論所原へと移動した。この季節のせいもあってか他の宿泊者は二、三組しかおらず広々と施設を使うことができた。ここは野原が広がっていたので草スキーやだるまさんが転んだやケイドロを行った。みんな童心に戻ったように遊んでいた。そして夕食ではすき焼きを食べた。一度鍋をひっくり返して中身がこぼれてしまったこと以外は満点といえるような出来栄えだった。その後、テントの中で今となっては恒例となった人狼ゲームを行いながらお酒を飲んだ。地元の酒屋で買った地酒はとても美味しかった。その後寝るには早い時間だったのでもう一度草スキーを行った。夜になり、結露ができていたため摩擦が減り、草スキーは昼とは比べ物にならないほど加速してスリル満点だった。また、昼は試みなかった立ち乗りもスリルがあり、盛り上がった。夜はとても気温が低く、体を温めたかったのでこの日二度目のケイドロを行った。深夜テンションも味方してこれまた大変盛り上がった。ワンゲルにしては異例である25時ごろが就寝時刻となった。

 

11/18

この日の起床時間は7時であった。前の日にケイドロ等を行ったことによって体に多少の疲れを感じさせた。朝食はコーンスープとスクランブルエッグを食べた。そして、タクシーで移動するか徒歩で移動するか議論になったが昨日の疲れのせいでタクシー移動することになった。そしてこの合宿の肝となる雲仙普賢岳を登った。登山中は特にトラブルもなく安全に上ることができたので良かった。そして登山後は温泉に入った。そこの湯温は44℃もあり、冷えた体を温めてくれるには十分な温度であったが、少々暑すぎたのであまり長時間使っていることはかなわなかった。そして帰宅のバスではみんな疲れが出て寝ている人が多かった。 以上終わり

 

 


2017 秋合宿 韓国岳・開聞岳

2017-12-05 23:06:34 | 秋合宿

秋合宿  2017 11/17〜19

 

メンバー:廣瀬 木村 隈部 坂部 久保田 長友 西尾 坂口 柴田 田村 鶴田

記録:西尾

 

11/17(金)

学校終了後、19時に九大学研都市のオリックスレンタカーに集合。ワンゲルにしては珍しく、ほぼ全員が時間通りに揃う。

ここで姪浜から7人乗りを運転してきた隈部くんと合流する。ひとまず伊都キャンに装備を取りに行き、その後、今宿ルミで買い出し。

計画書には書いてなかったが、気づくとカートの中に大量のバナナが…。さすがのワンゲラーたち。もちろんマヨは必須です。

21時に買い出しが終了し、バイト後のPLユーヤを箱崎に迎えに行く。やよい軒で遅めの夕ご飯。

おかわりもしてお腹いっぱいになったところで、23時半になりやっと今日の目的地である道の駅きりしまに向けて出発。本当は21時出発の予定だったのだが…。

ナビに翻弄されながらも真夜中のドライブを楽しむ。深夜テンションって恐ろしい。そうこうしているうちに雲行きが怪しく、雨が降り出す。

2時過ぎにやっと道の駅きりしまに無事到着。晴れることを願いながら気絶するように車中泊。

 

11/18(土)

意識を取り戻すと朝の7時過ぎ。計画書では6時登山開始の予定が、誰もが目覚ましをセットするのを忘れる。

昨夜から降り続く雨がまだ止んでいないため、とりあえず2度寝することに。

次に気が付くと雨音の中、どこかから笛の音が聞こえてくる…そう、山で笛を演奏する男、今回のPLユーヤだ。

天気が悪いので高千穂峰は諦め、韓国岳に登ることが決定する。

朝食で元気を取り戻し、気を取り直して10時から韓国岳登山を開始。

登山客が多いせいか、登山道が綺麗に整備されていて歩きやすい。

 

30分ほどで大浪池に到着。龍でも出てきそうな神秘的な青さに魅入られた。

ここまできたところで雨がほとんど止み、徐々に霧が晴れてくる。下界を見下ろすと桜島が望めた。

 

▲桜島にしては、モクモクしていなかった。静かなる噴火。

 

しばらくのんびりと池を眺めていると、ユーヤが何やら岩の上にカメラをセッティングしている。

三脚ないのに。しかもその一眼レフ、ウン十万するって言ってなかったっけ…。

ともあれ池の前で集合写真。

 

▲大浪池。たいろういけ。ではなくおおなみいけ。だそう。右奥に見えるのが韓国岳。

 

池を回り込むと韓国岳が姿を現す。標高が上がるにつれ風を遮る木々もなく、寒すぎて風が痛いくらいだった。冬の訪れを感じた。

最後の最後で出現した急階段を乗り越え、12時過ぎに山頂。天気はすっかり回復し、朝の雨が嘘だったかのような快晴。登れてよかった。

ただ、寒すぎて眼下に見える火口にジャボンしたいくらいだった。温泉代わりになったはず。

▲寒すぎで寒すぎて。湯気立つ火口に飛び込みたかった。気温8度。体感気温もっと低い。

 

 

下りはまたまた天候が崩れだしたため、ひたすら下る。 …と、B隊の行く先になにやら小動物が。

タヌキか!?と思い近づいてみるとまさかの穴熊。小さい体でこちらを威嚇してくる。

▲穴熊。たぶん。

 

人間6人がかりで接近したんだから、そりゃ怖かったよね。通せんぼされたため迂回する。

 

2時半に登山口。昼ご飯を食べた後、開聞岳に向けて出発。

 

▲鹿児島には路面電車が走ってました。

 

開聞岳のふもとにあるオートキャンプ場についたのは、すっかり日が暮れた夜の19時。

 

ここから今回の合宿で一番のお楽しみ、すき焼きパーティからの優勝プランが始まる。

ワンゲルの合宿でこんなにも贅沢で、美味しいごはんが食べれるなんて。

▲肉!卵!野菜!!こんな合宿あっていいのか。優勝です。

 

今夜はしし座流星群が見えるらしく、みんなで芝生に寝転んで流れ星を探す。ヘリコプターを流れ星と間違える人が出現。

とりあえず深夜にアスレチックで遊ぶのは最高です。

 

11/19(日)

夜中に出発して開聞岳山頂で朝日を見るはずが、誰も起きず。朝ごはんも食べず、半分寝ぼけたまま6時に登山開始。

徐々に明るくなっていく空と開聞岳のコントラストが美しい。

900mちょっとしかないはずなのに、直登ができないためぐるぐると登っていく。暴風と寒さの中、ひたすらぐるぐる。

途中、昨日韓国岳山頂でお会いし、集合写真を撮ってもらった元ワンゲルの男性と再会する。これも登山の醍醐味。8時半に山頂到着。

▲逆さ開聞岳。

 

しばらく写真撮影などし、下山開始。10時にはキャンプ場に帰りつく。

テントを撤収し、砂蒸し風呂とお昼ご飯を求めて指宿へと移動する。

砂蒸し風呂内であまりの気持ち良さに爆睡し、推奨入浴?入砂?時間の2倍近く蒸されていた。

そしてお昼ご飯へ。「鹿児島と言えば黒豚でしょ!」とのことで全員が黒豚とんかつを注文…しようとしたところ、なんととんかつは5人分しかないそう。

ここで、厳正なるあみだくじが行われる。

 

とんかつ、美味しかったです。

▲この日一食目がこのボリューム。

 

お腹も満たし、あとは帰るだけ。途中道の駅に寄り、名物の安納芋の焼き芋やソフトクリーム等思い思いに鹿児島を堪能する。

▲道の駅いぶすきで。

 

そして刻々と迫るレンタカーの返却時間に追われながら福岡へ。なんとか返却時間の3分前に到着、現地解散。

 

計画書通りに行かないことだらけだったが、週末の2日間だけで2座にも登頂することができたうえ、途中から天気にも恵まれ、非常に楽しい合宿だった。

特に、普段のワンゲルの合宿ではありえないほど豪華で美味しい食事を食べることができ幸せだった。またこのような美味しい合宿に参加したい。


秋のレンタカー登山 木曽駒 八ヶ岳

2017-10-12 17:51:17 | 秋合宿

2017/10/59

参加者: 廣瀬 樋口 長友 久保田 柴田 山根 米村

記録: 久保田

10/5 深夜割ドライブ

 20時に姪浜のオリックスレンタカーに集合、出発。箱崎ルミエールにてユーヤと樋口くんと合流。貝塚食堂で腹ごしらえし、いざ出発。明日のユニバ開演時刻が目標。運転は2年生3人でまわした。深夜といえどもまだ1日目なので元気に運転できた。順調にユニバまでの最後のサービスエリア、四宮名塩に4時半ごろ到着。ここで6時ごろまで時間を潰すことに。Y氏は1,000円のリッチガチャガチャで可愛らしいミサンガをゲットした。5時ごろから24人は仮眠。13人は走りに行くなどと言っていた。これが若さの違いか。

10/6 ユニバ

 ふと目を覚ますと6時半だった。寝坊だ。そういえば遠く遥か彼方でアラームが聞こえていた気がしないでもない。イートインコーナーにいた13人に謝りつつ急いで出発。ユニバには8時過ぎに到着。さすが雨予報の平日、ほとんど並ばずにゲートをくぐれた。少し遅れて到着した3年生と合流し、みんなでハリウッドドリーム、フライングダイナソーに乗った。絶叫系が苦手にも関わらず涙を流しながらフライングダイナソーに乗った理志先輩には感銘を受けた。その後各自解散し、雨で空いているユニバを満喫した。途中体力が限界を迎え、並びながら意識を失い倒れそうになることもあったが、それすらも面白くて楽しかった。1年分くらい遊び尽くし、謎の達成感とともにユニバを後にした。近くの温泉へ行き、雨で冷え切った体を温めた。時間も遅かったのでコンビニで軽くご飯を済ませ高速に乗った。次に目指すは木曽駒ヶ岳。ちひろと私で運転したが、ユニバでの体力消耗はとてつもなかったらしく、運転しながらも時々意識がふわっと遠のく瞬間が恐ろしくてたまらなかった。この時の運転が1番過酷だった。3時ごろ恵那峡SAに着き、気絶するように寝た。後部座席の彼らは恐ろしい運転の中起きることもなく、朝まで気絶したままだった。

10/7 木曽駒ヶ岳

 8時ごろに目覚めた。疲れすぎていてとりあえずみんな無言でぼーっとした。何もすることがないのでとりあえず発車した。1時間半程走り、朝ごはんを食べた。ご飯の力はすごい。みんな元気になった。木曽駒ヶ岳の麓のロープーウエイを目指した。11時過ぎに到着。お昼ご飯を近くのパン屋さんで買って、バス、ロープーウエイと乗り継いだ。この木曽駒ヶ岳ロープーウエイは全長、高度差ともに日本一らしい。下は晴れていたが、ロープーウエイで登っていくとガス。頂上駅では雨だった。雨の中歩き出す。足元や見える範囲だけでもどれだけ綺麗に紅葉しているかがよく分かった。目を瞑るともうそこにはカールの紅葉の絶景があった。40分ほどで宝剣山荘に着いた。雨と風で冷え切っていたので中で休憩させてもらうことに。先ほど買ったパンとこっそり買っていたぶどうでお昼ごはん。外の天気を伺いながら1時間ほど過ごすも回復しそうにないので、さっと登って降りることに。中岳頂上までは20分ほど、のはずが5分ほどで着いてしまった。あまりの楽登山に呆気にとられつつも、やみくもに頂上にあった岩に登った。ガスっているため登ったところで何が見えるわけでもない。しかしそこに岩があるから

各々岩の好きなところに座り、お馴染みユーヤのリコーダー頂上コンサートに聴き入った。寒さに凍えながら何も見えない頂上を独特の方法で楽しみ、爆速で下山した。天気が回復しそうになかったため駒ヶ岳までは行かなかった。千畳敷まで降りると下の方に少し晴れ間が。紅葉と雲海の美しさに息を呑んだ。短い虹も見えた。満足な登山だった。

   ガスの晴れ間から現れた千畳敷の紅葉

下山後近くにあった温泉へ。泉質が良く、お肌ツルスベになった。八ヶ岳方面へ向かいつつ、通りがかりのソースカツ丼屋に入った。何気なく入ったが有名店だったようで行列。見たことのないボリュームとお肉の美味しさに感動。幸せすぎた。山道のプロ、ユーヤ運転手で麦草峠を目指す。あまりの安全運転にしっかりとシートベルトをして眠りに落ちてしまった。麦草峠には夜中にもかかわらず車がたくさん止まっていた。白駒池駐車場でささやかな優勝、就寝。満月と星がとてもきれいだった。

10/8 白駒池、茶臼山、縞枯山、北横岳

  8時過ぎに起床。この日は最高の青空。駐車場内の土産物屋が開いたようなので、そこで飲み物とパンやドーナツを買って出発。まずは駐車場から歩いて10分ほどの白駒池へ。鮮やかに染まった紅葉と青空、それらが反射する湖面。圧巻だった。

  白駒池と紅葉

そのまま登山道へ入り茶臼山へ。地面が緩い上に岩だらけで歩きにくい所もあったが1時間半ほどで頂上へ。想像以上の眺めに驚いた。やや雲がかかっていたが遠く北アルプスまで望めた。

  茶臼山山頂にて

続いて縞枯山へ。縞枯山ピークの手前、その名前の由来でもある縞枯現象を見ることができた。緑と白の縞模様がとても綺麗だった。

  縞枯現象。上の方が分かりやすく縞模様になっている。

縞枯山頂上は開けていなかったため通過。ハイジの家を思わせる縞枯山荘を通過し坪庭へ。ハイマツと小さな葉が赤く染まった木々が綺麗だった。やや雲行きが怪しくなってきたが勢いで北横岳へ。北八ヶ岳ロープーウエイからのアクセスが良いためか富士山並みの人の多さ。前のペースでゆっくり登った。頂上到着。やはりガス。寒い。こんな時にはやっぱり彼に演奏してもらうしかない。リクエストすると人が多いと渋りながらも演奏してくれた。珍しいことでもないのか周りの人がこちらを気にすることはなかった。素晴らしい演奏だった。少し雲が切れた時に斜面の紅葉も見れた。綺麗だった。

  北横岳山頂にて。ガス。寒い。

頂上でゆっくり過ごし下山。下山しながら、「ちゃうす!」という茶臼山にちなんだ挨拶が流行し、やたらとちゃうすを使った会話も始まり笑いが止まらなかった。が、13人の顔からはやや憐れみの目が。うん、ちゃうす。2時間ほどで駐車場まで着いた。そのまま温泉へ。今晩のお食事は、テンホウという長崎県内で有名らしきラーメン屋さん。ラーメン屋でありながら1番人気の坦々麺と大量の餃子をいただいた。安くてすごく美味しかった。その後本気の優勝に備えた買い物をし、本気で優勝しても明日必ず福岡へ帰れそうな所まで運転。結局長野から瀬戸まで行った。着いたのは3時ごろでそこから優勝が始まった。本当に楽しかった、が、気がつくと9時前だった。誰もいつ寝たか覚えてないそう。きっと、また、気絶したんだ。

10/9 帰福

 お酒が抜けるのを待つため、朝定食を食べ、ソフトクリームまで食べてまったりした。11時ごろ出発。瀬戸からは距離も短かったため気楽に帰った。心配していた渋滞もなく、早めに到着、解散した。

 

 5日間で走行距離が2,000キロを超えるというとんでもない行程だったが、体力の限り楽しみ尽くせた。なかなか足を伸ばせない、中央アルプスや八ヶ岳連峰の紅葉を堪能できたのは貴重な経験だったと思う。今度はもうちょっとゆっくり楽しみたいな。笑