九州大学ワンダーフォーゲル部

2016年冬に作りました。九州大学ワンダーフォーゲル部公式のブログです。部活動の内容を紹介していきます。

糸島110kmウォークに挑戦

2018-04-23 23:41:48 | 個人活動(山)

こんにちは。54期の光岡です。先週は新歓登山お疲れ様でした。

新入生がたくさん来てくれたそうで良かったです。

こちらは、2018年4月21−22日に、

ワンゲルの6人で「糸島三都110kmウォーク」に参加しました。

糸島半島を28時間以内に2周するというルートで、

完歩者が過去最大でも半分に満たないという過酷な大会です。

大会概要について詳しくはホームページ

選抜6人で挑んだのですが、完歩できたのはただ1人(下野)でした。

厳しすぎる大会なので積極的にオススメは決してできませんが、

脊振全山縦走の上のキツさを体感したい方はあるいはありかもです。

↑メインザックと巨大な旗(緑)を持って歩くヒロセ 白い旗は手作り

↑おめでとうと迎えられるゴール地点のシモノ


2018春.日本縦断チャリ(復路)喜屋武岬~神威岬 後編

2018-04-19 01:39:34 | 個人活動(チャリ)

2018春.日本縦断チャリ(復路)後編

記録: 劉


往路を読んだことのない人はこちらから→2016夏.日本縦断チャリ(往路)

前編→2018春.日本縦断チャリ(復路) 喜屋武岬~神威岬 前編


2.目次(再掲)


(前編)

1日目 夕方の博多駅を出る。佐賀をあっさりスルー。長崎へ。 125km 

2日目 雨。長崎は相変わらずの坂っぷり。 138km 

3日目 高速船が波浪で休航。野母崎へ。 100km 

4日目 天草を堪能する。膝に激痛が。鹿児島へ。 126km 

5日目 ひざの痛みを引きずりつつ、根性でフェリーに乗り込む。 76km 

6日目 船上 0km

7日目 沖縄で膝が治る。喜屋武岬と辺戸岬。ようやくスタート地点へ。 186km 

8日目 難所沖縄県道70号。どしゃ降りすぎて前が見えない。 134km 

9日目 船上。船の揺れで立てない。0km

10日目 桜島を通過。ようやく足ができ始める。宮崎へ。170km 

ここで先輩の追いワンのためいったん帰福

11日目 疲労が抜けスイスイ。大分へ。187km 

12日目 自転車の変速機が吹っ飛ぶ。路頭に迷う。127km 

ここでまた帰福。しばらく自転車の復活を祈る

13日目 久々に漕いだ気分。門司港へ。125km 

14日目 大阪でのんびりしすぎて夜漕いでしまう。和歌山へ。97km 

15日目 紀伊半島、やばい。148km 

16日目 本州最南端にたどり着く。三重へ。136km 

17日目 向かい風と坂と雨。滅入る。97km 

18日目 一転晴れと追い風。爆速で静岡へ。190km 

19日目 残雪の箱根越え。関東は庭。東京へ。165km 

(後編)

20日目 実家で爆睡。0km 

21日目 また夕方に家を出る。霧が深い。茨城へ。95km 

22日目 暑い。桜前線を追い越す。原発区域をバスで越える。宮城へ。 185km 

23日目 盆地は自転車の友。岩手へ。150km 

24日目 条件が良すぎる。楽勝で峠越え。青森へ。190km 

25日目 平地に雪が見え始める。海と空が異様に青い。北海道へ。140km 

26日目 雪の積もり方がすごい。はしゃぐ。164km 

27日目 神威岬。ついにゴール。かぜつよ!72km 

 

21日目


3/25(Sun)→快活CLUB石岡店(茨城) 晴れ 95km ルート

 また例によって惰眠をむさぼり、夕方になってから家を出る。渋谷→六本木→三宅坂と通過して日本橋に到着。自分のような道路マニアにとっては聖地であるが、すでに飽きるほど行っているので写真も撮らずスルーする。ここからは国道六号線、常磐道を通り北上する。縦断往路の時はK山は国道四号線を南下していた。栃木か茨城を通るだけの違いであるが、やはりここはあえて違う道を通るのがK山への土産話になるだろう。江戸川を渡って千葉県に入る。小学校まで暮らしていた柏市を夜中に徘徊して思い出に浸る。当時は数km自転車で遠出するだけで大冒険した気分になっていたが、随分擦れてしまった。1000kmくらい何とも思わなくなっている。

柏市から国道に戻らずしばらく迂回路を走り、新利根川橋で茨城へ。スマホで撮ると全く伝わっていないが、霧が非常に深い。100m先が全く見えない。真っ暗で田んぼに囲まれた道を慎重に漕ぐ。土浦市に入ってから国道に戻る。夜だから車も少ないだろうと高をくくっていたが大間違い、むしろ高速代をケチった大型トラックが列をなして通っていた。わかりやすい回り道もないし仕方なく国道を走ったが、久々に道路で危険を感じた。日付が変わる頃、これ以上漕ぐことをあきらめて就寝。

22日目


3/26(Mon)→快活CLUB仙台一番町店(宮城) 晴れ 185km ルー

日が明けても道は混雑していた。あまりの混みっぷりに耐えかねて、回り道をして早めに海に出る。大洗から日立を通過する辺りで徐々に車も少なくなってくる。勝手なイメージで平坦な道が続くのかと思いきや、なかなかのアップダウンだった。予定通りいわき駅に着いて一安心。ここから輪行して原発規制区域を抜ける。国道は車は通り抜けできるものの、自転車はできないので鉄道を利用するしかない。さらに富岡駅から浪江駅までは鉄道も動いていないので、JRの代行バスで行くことになる。

富岡に着くころには暗くなる。隣の駅の表示はない。ホームから海の手前にうず高く廃棄物が積まれていた。

代行バスは40人乗りくらいで、10人くらいが座っていた。外の景色を見ようとして窓を開けようとするが、窓は開放厳禁とのアナウンスが流れてきて断念。当たり前か。基本的に暗くて何も見えないが、原発があるであろう一帯だけ異様に明るかった。浪江駅に着く。富岡も浪江もきれいな駅である。代行バスの乗り方がよくわからなかったので、念の為いわき駅で切符を買ったが、普通に浪江駅の券売機で買えるそうだ。原の町駅まで輪行して、再び自転車を組み立てて出発。相馬で寝る予定だったが、だらだら漕いで寝る場所を探すよりも先に進んでしまおうということで、結局仙台まで来てしまった。

 

23日目


3/27(Tue)→快活CLUB花巻店(岩手) 晴れ 150km ルート 

昨日の起きている時間が長かったせいか、やや眠い。四号線を北上する。本来なら仙台から三陸海岸を回る予定だったが、時間がないので仕方ない。この日はとてつもなく晴れていて、遠くの雪山まできれいに見える。鼻水が異様に出る。後で調べてみると黄砂が来ていたらしい。ティッシュを鼻に詰めて漕ぐシュールな一日だった。一関市まではアップダウンも結構な感じであったが、中尊寺を通過した辺りで平地になる。盆地という地形はやはり素晴らしい。追い風だし心地良かった。段々ボーっとしてくる。頭は冴えているのに今どこにいるのかわからなくなってきた。どうやら日本全国を漕ぎすぎて、遠出している感覚が薄れてしまったようだ。朝の見立てでは北上市までの予定だったが、15kmさらに進んで花巻で就寝。

24日目


 3/28(Wed)→道の駅よこはま菜の花プラザ(青森) 曇り 190km ルート

盛岡で何か食べようかなと思いながら漕いでいると、いつの間にか盛岡を過ぎてしまった。距離感覚が最近おかしい。体が覚醒して、一つ上のステージに上がったのかもしれない。

十三本杉峠。まるで登った気がしない。K山から聞いていた通り、非常に人にやさしい峠道だった。峠付近の山の斜面は雪で覆われており、さすがに北へやってきたなという感じがした。長い下りをゆっくりと下って青森へ突入。

18:00頃八戸駅に到着した。これで合計で本州一周達成である。最低限の目標はクリアできて一安心。

まだまだ余力を残しているので明日のフェリーの時刻を踏まえて、さらに進むことにした。一年半前走った道を再び漕ぐ。あの時は雨でイライラがすごかったが、今は何とも思わない。体力がついたのか、悟りを開いたのか自分ではわからなかった。暗くてよく見えないが、平地でも残雪を観測しつつ、陸奥湾の漁火を追って、たまたまあった道の駅で就寝。テントは久々。


25日目


 3/29(Thu)→八雲町情報交流物産館 丘の駅(北海道) 晴れ 140km ルート① 

明るくなると、海がはっきりと青く見えた。沖縄の透明な色のそれとは違う、群青色だった。

むつ市を通過してしばらくすると、ついに北の大地が姿を現す。コンディションは完璧だった。強烈な向かい風だが、まるで気にならない。限りなくゆっくり漕いだ。海沿いのマグロ(?)漁船の停泊する港を抜けて本州最北端を目指す。

12:30頃、大間崎に到着。風が強すぎて自転車を立てかけることに苦労した。どこぞの本州最南端とは違い、天気が良く景色も素晴らしい。ハイチュウしか口にしていなかったので、さっさとフェリーターミナルの食堂に向かう。大間だしマグロ..........はさすがに食べているだろう、とここまで読んでいる人は思っているかもしれない。しかし地元の名産には本当に興味ないのでパスしました。すいません。14:00のフェリーに乗り込む。大間ー函館間は一日二本しか出ていない。うまく時間があってよかった。

船の展望デッキに出ると、函館山が眼前に見える。ついにここまで来た。徐々に近づいてくる北海道に、えらく感動する。

観光しているひまなどないので、上陸して速攻走り出す。明るいうちに駒ヶ岳の麓まで行って写真を撮りたかったが残念、暗くなってしまった。函館からの五号線の峠道は結構混んでいて危ないです。気をつけましょう。


 26日目


 3/30(Fri)→道の駅 オスコイ!かもえない(北海道) 晴れ 164km ルート

やっぱり北海道は寒い。福岡から持ってきた装備がついに役に立ち始める。ちゃんとテントで寝れて自信がついた。もうここまでくると雨=雪だから天候が一番心配されたが、無事晴れてくれて助かる。長万部から山道は道路以外一面雪だった。

300mの峠を一つ登り、ニセコに降りる。ここに広がる景色を見て、この旅は成功だと確信した。何をしても、どこを見ても、よい。しばらく積りに積もった雪と戯れる。

後方羊蹄山が美しい。夏に来たらぜひ登ってみたいものだ。

日本海側に福岡以来、久しぶりに下ってくると、強烈な追い風が吹いていた。尽く運がいい。この感じなら無理やり漕げば夜にはゴールできそうな感じはあったが、最後の写真くらい明るいうちにとりたいので手前でテントを張ることにした。

27日目


 3/31(Sat)→千歳駅のカラオケ(北海道) 晴れ 72km ルート

興奮からか、寒さからかあまり眠れなかった。積丹半島の海岸線は断崖絶壁である。1km2kmあるトンネルがいくつも通っていた。

鬼のような激坂を登って、神威岬到着。この時期にスタッドレスタイヤを履かなくても行けるであろう北限をこの旅のゴールに設定してから4か月、ようやくここまで来れた。久しぶりに部の枠から解放されて、自由になって、一人になって、シンプルに素晴らしい旅ができた。そしてやはり日本は最高でした。

記念写真を撮って、帰路に着く。余市駅まで走りきり、輪行して千歳駅まで。


 

自転車旅は楽しい。頑張って自転車をこいで進めば、景色が次々と変わっていく。ひとこぎひとこぎの努力で、確実に先へと進んでいける。暑さや寒さを肌で感じ、苦しい峠に一人涙し、道の世界へと踏み込んでいくのにワクワクする。今晩はどこに泊ろうか。明日はどこを目指そうか。危険をどう乗り越えるか、すべては自分の判断次第だ。

「放浪哲学」中西大輔


これにて記録は終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました。


4.(一部の同業者に向けた)おまけ(資料)


自転車旅の装備一覧

服装

-5℃から25℃までの自転車での走行を想定。

  • タイツ(厚薄2枚)
  • レーサーパンツ(長短2枚)
  • 下着(2セット)
  • ベースレイヤー(長袖半袖)
  • Tシャツ(沖縄用)
  • フリース
  • ダウン
  • 長ズボン
  • ウィンドブレーカー(蛍光色)
  • 手袋
  • インナー手袋
  • フェイスマスク
  • ビンディングシューズ
  • 運動靴
  • シューズカバー
  • 雨具上下
  • サングラス(レンズ付け替え昼夜)

生活

  • 寝袋
  • テント
  • 歯ブラシ
  • ザック.ザックカバー(28 L)
  • 計画と記録を書いたノートとボールペン(和歌山で失くす)
  • 携帯.ライト充電器
  • モバイルバッテリー
  • アイマスク
  • 銀マット

自転車周り

  • リアライト(3つ)
  • フロントライト(2つ)
  • ヘルメット
  • レンチ
  • タイヤレバー
  • 輪行セット(輪行袋 リア金具 フロント金具)
  • 替えチューブ(2つ)
  • フロントキャリア.専用雨用カバー
  • リアキャリア
  • 携帯ポンプ
  • 三角キャリア
  • 荷紐(3つ)

日本三大自転車危険地帯.福岡静岡金沢 幹線道路通り抜け表

特に危険だと思うところを表にしてあります。普段ロングライドをしない人にはさっぱり訳の分からない表でしょうが、わかる人にはわかるはず...

(Rは国道、rは各都道府県道)

1.金沢の8号線←クリック

一回高架に入ってしまうとお終いな道。

2.福岡の3号線←クリック

(福岡と静岡の、この区間は国道に入ると法律違反です)

いちいち曲がったりするのが面倒な人、時間に余裕がある人はR495に迂回しましょう。

3.静岡の1号線←クリック

「静岡の道はワールドクラス」

   by紀伊半島で出会った自転車旅のドイツ人

回顧.2016年春合宿四国一周チャリの思い出

自転車旅で載せていないのは四国だけなのでおまけでざっと振り返ります。
二年前初めて自転車で長距離を走った、思い出の合宿です。今振り返ると、なんでこんな貧弱な装備と経験で、四国一周ができたのかさっぱりわからないほど、無防備で、クレイジーな旅でした。
もうこれを超す自転車旅は出来ないでしょう。
 
一日目
3/26(土)尾道駅→伊予富田駅@今治市 85.6km
 
因島フェリー。ここからスタート。
夕日のしまなみ海道。
 
二日目
3/27(日)→道の駅みろく 161.1km
初転倒の思い出の日。
 
三日目
3/28(月)→海の駅 東洋町 149.6km
N川がある事件を起こした記念すべき日。
四日目
3/29(火)→ファンキータイム朝倉店@高知市 129.7km
初ネカフェ。
室戸岬の奇岩を前にスマホをいじるN川。
 
五日目
3/30(水)→鹿島公園@土佐清水市 143.0km
峠越えがつらかった一日。みんな道の駅で昼寝してた。
 
六日目
3/31(木)→道の駅津島やすらぎの里@宇和島市 137.2km
初雨。全員が死んだ魚の目になる。
足摺岬。景色は綺麗だが、とにかく筋肉痛がひどかった。
七日目
4/1(金)→天然温泉キスケの湯@松山市 114.6km
雨で死ねる。おそらくワンゲル人生で最もつらかった一日。
 
八日目
4/2(土)→片山交差点@今治市 46.4km
ゴールしてK山とはしゃいだのはいい思い出。
 
 

2018春.日本縦断チャリ(復路) 喜屋武岬~神威岬 前編

2018-04-19 00:00:00 | 個人活動(チャリ)

2018春.日本縦断チャリ(復路)前編

記録: 劉

1.はじめに


往路を読んだことのない人はこちらから→2016夏.日本縦断チャリ(往路)

 2018春、部員が海外にこぞって旅行する中、手首と足首を捻って、観光地のみをめぐる旅の風潮に一人反抗し、自転車で再び全国を旅した人間の記録です。

今まで走ってきた道のり

今回のコースはまだ通っていなかった沖縄、本州の太平洋側、九州一周を含む全長約3100kmの道のりです。本当は長野山梨群馬も通るはずだったんですが...詳しくは記録で.

(注)ずっと書いていた記録を書いていたノートを和歌山に置いてきてしまったため、日時と距離、時刻がやや曖昧です.もっとも、こんなに長い記録を全文読む人はよっぽどの変態か筆者のストーカーかに決まっているので、普通の人たちは、暇つぶしに太字と写真だけでも読んでいただけたらありがたいです。

 

2.目次


(前編)

1日目 夕方の博多駅を出る。佐賀をあっさりスルー。長崎へ。 125km 

2日目 雨。長崎は相変わらずの坂っぷり。 138km 

3日目 高速船が波浪で休航。野母崎へ。 100km 

4日目 天草を堪能する。膝に激痛が。鹿児島へ。 126km 

5日目 ひざの痛みを引きずりつつ、根性でフェリーに乗り込む。 76km 

6日目 船上 0km

7日目 沖縄で膝が治る。喜屋武岬と辺戸岬。ようやくスタート地点へ。 186km 

8日目 難所沖縄県道70号。どしゃ降りすぎて前が見えない。 134km 

9日目 船上。船の揺れで立てない。0km

10日目 桜島を通過。ようやく足ができ始める。宮崎へ。170km 

ここで先輩の追いワンのためいったん帰福

11日目 疲労が抜けスイスイ。大分へ。187km 

12日目 自転車の変速機が吹っ飛ぶ。路頭に迷う。127km 

ここでまた帰福。しばらく自転車の復活を祈る

13日目 久々に漕いだ気分。門司港へ。125km 

14日目 大阪でのんびりしすぎて夜漕いでしまう。和歌山へ。97km 

15日目 紀伊半島、やばい。148km 

16日目 本州最南端にたどり着く。三重へ。136km 

17日目 向かい風と坂と雨。滅入る。97km 

18日目 一転晴れと追い風。爆速で静岡へ。190km 

19日目 残雪の箱根越え。関東は庭。東京へ。165km 


(後編)

20日目 実家で爆睡。0km

21日目 また夕方に家を出る。霧が深い。茨城へ。95km 

22日目 暑い。桜前線を追い越す。原発区域をバスで越える。宮城へ。 185km 

23日目 盆地は自転車の友。岩手へ。150km 

24日目 条件が良すぎる。楽勝で峠越え。青森へ。190km 

25日目 平地に雪が見え始める。海と空が異様に青い。北海道へ。140km 

26日目 雪の積もり方がすごい。はしゃぐ。164km 

27日目 神威岬。ついにゴール。かぜつよ!72km 

 

3.記録

 

1日目


  2/18(Sun)→道の駅松浦海のふるさと館(長崎) 晴れ 125km ルート

前日ほぼ徹夜でダラダラ準備していたため、昼間爆睡する。家を出たのは15:30。

 

16:30博多駅を出発。ここからまず沖縄のスタート地点に向けて走り出さなくてはならない。

伊都の部室によって借りていた本を返して、西へ向かう。すでに真っ暗だが、唐津の海の音を聞いて自転車旅の実感がわいてきた。24:30到着。グダグダして26:00くらいに寝た。

 

 2日目


 2/19(Mon)→自遊空間 長崎時津店(長崎) 雨時々曇り 138km ルート

9:00に起きる。夜はひとしきり降ったようだ。雨具を着て出発。やはり松浦半島は坂がひどい。あまりやる気も起きず、本土最西端に向かう。

14:00の時点で、まだ70kmしか走っていないことに焦る。午後から雨が強くなってくるが、明日のフェリーのため頑張って長崎市の手前まで来た。装備を乾かして就寝。

 

 3日目 


 2/20(Tue)→長崎港フェリーターミナル(長崎) 晴れ 100km ルート

8:00出発。あっさり長崎市中心部を通過して、峠を越えフェリー乗り場へ向かうが晴天にもかかわらず海が荒れていて船が出ないらしい。3時間後の次の便までベンチで寝て待つ。しかし午後の便も欠航になったそうで、今日鹿児島に行くのはあきらめて野母崎に行くことにした

野母崎からの景色。結構満足して長崎市に戻り就寝。

 

日目 


 2/21(Wed)→道の駅阿久根(鹿児島) 晴れ 126km ルート①  

フェリーターミナルの会社の人の足音で起きる。再び峠越えして茂木港へ。 

小さな船に自分と釣りのおじさんと二人で乗り込む。天草へ。道にはたまに教習車が通るくらいでほぼ一人旅。晴れ、海、静か四日目にしてようやく自転車旅らしいことができている。

牛深港についてここから長島までまたフェリーである。

オリンピックのフィギアスケートを見ながら船を待つ。長島について長い坂を上っている所で膝に激痛が走る。テーピングをして軽いギアでゆっくり漕ぐがかなり痛い。心配しても仕方ないのでさっさと寝ることにした。

 

5日目


 2/22(Thu) →船上 晴れ時々曇り 76km ルート

とても膝が痛い。が、そんなことを気にしている場合ではなく、何とかこの足で鹿児島に向かわなければならない。慎重に一つ一つ漕ぐ。R3が優しい道で助かる。坂があったら歩いていたかもしれない。14:00頃鹿児島港に着く。

ここから那覇港まで25時間の船旅である。自転車を乗せている人も結構いて安心。だがさすがに北海道まで行く人はいないだろう(行けるかわからないけど)。

 

6日目


 2/23(Fri) →奥武山公園(沖縄) 晴れ 0km 

特になし。船でのんびりしていただけ。無理を言って与論島に停泊している間、少し上陸させてもらった。

 

 7日目


 2/24(Sat) →辺戸岬(沖縄) 晴れのち曇り 186km ルート

6:00那覇スタート。膝はサドルを少し上げたら全く痛くなくなった。看板通りに道を進むといくつかダートがあって喜屋武岬についた。

ようやくここからスタートである。那覇に戻って買い出しして一気に本島北端まで北上。離島だけあって坂道が多いが、風もいいしなにより暖かい。楽しかった。

最北端辺戸岬でテントを張って就寝。

 

 8日目


 2/25(Sun)→奥武山公園(沖縄) 曇り時々雨 134km ルート

今日は昼から雨予報なので速めに進みたいが、難所県道70号が待っている。

ほぼダムか森か米軍基地しかない。売店どころか自販機すらも一つしかない。めちゃくちゃ登った後、めちゃくちゃ下るを20回くらいこなした。ボロボロになりつつ、高江や辺野古のバリケードの前を通過したくらいで次は雨がどしゃ降りになりはじめる。道が水没しそうだったのでしばらく雨宿り。暗くなってからも漕ぎ続け、巨人のオープン戦をやっていた公園で就寝。無事沖縄一周完走した

 

 9日目


2/26(Mon)→船上 晴れ 0km

船が揺れすぎて歩けない。ほぼほぼ寝て過ごした。 

 

10日目


2/27(Tue)→快活CLUB 宮崎駅前店(宮崎) 晴れ 170km ルート

9:00鹿児島港に着く。船の上で立てず、一日いろはす一本で過ごしたためたっぷり腹ごしらへをしてから、桜島フェリーに乗り込む。

20分で桜島を通過。スタート時刻は遅かったが、沖縄で疲れた体もすっかり回復し快調だった。1ピッチ40kmでガツガツ進む。ようやくロングライドに必要な体ができ始めたと実感。暗くなっていく日南海岸を横目に宮崎市に向かって北上し続ける。途中の日帰り温泉でゆっくりしてから、近くのjoyfulで夕食を取るが突然吐き気を感じて吐いてしまう。一日睡眠不足を食事でごまかし続けていたつけか。食いすぎるのも考え物である。

ここで先輩の追いワン(追い出しコンパ)のため帰福。

決して直前になって、2月が28日までだったことを思い出した訳ではない。

 

 11日目


3/6(Tue)→自遊空間大分光吉店(大分) 雨 187km ルート

追いワンを終えて、家を出よう出ようとするが雨が多くやる気が出ない。ただ自転車を宮崎においていくわけにはいかないので、渋々宮崎に戻る。雨が強いため、スマホを奥にしまい込みブログのに載せるであろう写真を撮ることを放棄して、宮崎を潰しにかかる。去年のGW大崩以来の延岡でチキン南蛮をちゃんと食べる。おそらく地方の名産をきちんと食べたのはこのたび唯一であった。食べ物にはいささかの興味もない。三国峠を抜け、緩やかな下りを終えて、大分に着く。このペースなら福岡まですぐだなとこの時は思っていた....

 

 12日目


3/7(Wed)→家(福岡) 雨 127km ルート

昨日に比べると雨が強くなっている気がする。別大道路の広い海沿いの道を抜けて、国東半島を通過する。大分はトンネルが多いため、雨を少しだけ避けられるのでありがたい。宇佐市に着く前のコンビニで変速機の調子が悪いなと思って、レンチで調整する。これがまずかった。走り出そうと漕ぎだしたとき、後ろのタイヤからバキバキ音がした。後ろを振り返ると変速機が転がっている。ヤバい、やらかしたと思った。変速機が折れ曲がり、チェーンは切れ、エンド金具は折れている。去年も同じところを壊しているので、もう走れないことは明白だった。10分で落ち着いて即家路を調べ始める。最寄り駅は豊前長洲駅で5km先にあった。そこから電車ですぐ帰れる。雨の中、自転車を分解し、ずぶ濡れになりながら一時間歩いて駅まで向かった。非常に惨めだった。今思えば、壊れたところを写真に収めるべきだったが、そんな元気もなかった。ずっと計画していたものが失敗するのは堪える。

 

家の近くの自転車屋さんに出すと、10日ほどで直ることがわかった。残りの距離を計算して、まだぎりぎり神威岬には行けそうだった。

これはもう、頑張るしかない。

 

 13日目


3/17(Sat)→船上 晴れ 125km ルート 

11:00。直ったので、再び漕ぎだす。今年の春休みは自転車に乗る以外のことをしない覚悟でいたので、漕がない理由がないなら家を出るしかなかった。自転車がちゃんと直ったのも嬉しいような、悲しいような不思議な気分だった。北九州への道を漕ぐのは4回目である。この区間の国道三号線はほぼ自転車は通れないが、バイパス供用前の旧道なら通ることができる。ちゃんと間海峡も見てその先の新門司港に向かう。ここから神戸港に向かってまた船である。

 

14日目


3/18(Sun)→快活CLUB 紀の川大橋店(和歌山) 晴れのち曇り 97km ルート

船は快適だったが、何故かまったく寝れなかった。9:00に神戸港を出る。神戸港は一年半前不貞寝した土地として(自分の中では)有名で、懐かしくなる。

大阪の梅田駅前に到着。ここから御堂筋をまっすぐ南下して、三重県松坂まで約400km曲がらないはず。都会ならではの大量の信号に眠くなってくる。パチンコ屋の多さに驚きつつ、途中のスーパー銭湯に入り、休憩室で爆睡。建物を出ると、もう暗くなっていた。のんびりしすぎた。峠を越えて、和歌山に入る。

 

 15日目


3/19(Mon) →道の駅すさみ(和歌山) 曇りのち雨 148km ルート

R26からR42に入る。幹線道路だけあって車が多い。 御坊市まで渋滞の中を道がぼこぼこのトンネルと峠越えと格闘した。暇つぶしに、峠越えをした後何キロ漕がずに進めたかを測るだけの遊びをし始める。今日の最高記録は7kmだった。途中雨が降り始めたあたりで、高速道路が無料区間になったようでほとんど車がいなくなる。暗くなって、雨の中、左手に廃墟と右手に漁火しか見えない道を30km走る。おなかが減ってきて、閉まった道の駅の横にあった自販機のハーゲンダッツで糖分補給するが、おなかが冷えて逆効果だった。そこから20km粘ってご飯にありつく。また誰もいない道の駅の屋根の下で、着ていたものを全て乾かし就寝。

 

16日目



3/20(Tue)→道の駅 紀伊長島マンボウ(三重) 雨 138km ルート

雨、つらい。昨日続いていた坂道の応酬は目立たなくなったが、やる気はない。串本町で道をそれて本州最南端に向かう。

10:00頃、潮岬に到着。このモニュメントの前にあった休憩所のベンチでしばらく寝ていると、男子大学生の集団がぞろぞろ歩いてきて、はしゃいでいた。同年代なのに潮岬に対するテンションの差に悲しくなった。本当は那智の大滝とかに寄って、写真をここに載せて、楽しい旅を演出するべきなのだろうがそんな余裕はなかった。

特に熊野~尾鷲の峠はすごい。15km雨の中下って表情筋が動かなくなった。行く人は今後10年現れないだろうが、もし行くなら頑張ってほしい。

 

 17日目


3/21(Wed) →自遊空間伊勢小俣店(三重) 雨 97km ルート

やる気があまりにもないので、今日は距離を短くして実質休養日にすることにした。雨は今日までとの予報を信じる。峠を一回登った後、茶畑の中を緩やかな下りが続くが、向かい風のためスピードが出ない。止まるたびに長い休憩を取って、自分の体を甘やかす。15:00頃目的地のネカフェに到着。業務用の暖房の真下のスペースだったため、装備が一瞬で乾いた。

 

18日目


3/22(Thu) →アプレシオ清水店(静岡) 晴れ 190km ルート①  


朝、伊勢のマックで雨雲が去るのを待つ。久しぶりに晴れを見る。夜通し強い雨が降っていたようで、道が川同然になっていた。伊勢神宮を通過して、伊勢湾フェリーに乗り込む。

恒例の一時間爆睡で知多半島に到着。今日は低気圧を追いかけることになるので、絶対追い風と予想したのが大当たりで、昨日とは見違えるような速度で走行できた。静岡に着くと普通に移動するならR1を走るべきだが、自転車だとそうもいかない。浜松から沼津までそのほとんどが自動車専用道路なので、う回路を選択しなければならないのだ。なのでこの旅を計画するうえで静岡県だけは完璧に予習した。市街地の細い道を時速40kmで駆け抜ける。

大崩海岸の海上橋からの富士山。やっぱり晴れると気分がいい。去年の夏合宿で寝た静岡駅を通り抜けつつ、思惑通り190km走れた。

 

19日目


3/23(Fri)→実家(東京) 晴れのち曇り 165km ルート

今日は交通量の少ないう回路もなくなって大型トラックの圧力がすごい。眼前の富士山を目の保養に箱根を目指す。箱根は標高874m。この旅で断トツの最高地点になる。静岡県側はトラックも多いので、歩道を無になって登る。自転車の人も多く一安心。

登っているうちに歩道が雪で埋まってしまう。紀伊半島を通っている間の雨がここでは雪になったようだ。雲も近くなって峠越えのくせに寒くなってくる。箱根峠にあるお店でカレーを食べてまたさらに登る。

 

思ったより楽だった印象が強い。やはり箱根のネームバリューは足を軽くするのか。ここからダウンヒルなので寒くならないように着こむ。30kmほどなにもせず小田原に降りる。ここまで来れればこっちのもんだった。R134→R129→都道3号とつないで、実家に帰宅。

 

 20日目


3/24(Sat) 実家(東京) 不明 0km

持ってきたあらゆるものを洗濯し、爆睡。

 

 

後編に続く...


2018春 壱岐リアカー旅 4/6〜4/8

2018-04-11 13:27:12 | リアカー合宿

4/68 壱岐リアカー  

メンバー:廣瀬 樋口 久保田 長友 西尾

記録:西尾

 

春休み最終週、「壱岐に壱岐たいっ!」と

前日にノリで決まった壱岐行き。

人生初のリアカー旅。

暴風と寒さ、そして坂道と闘いながらも、壱岐の自然と島民の方々の優しさに触れた2日間。

今回のリアカー旅について、少々記録させて頂きます。

 長くなりすぎてしまったので、写真だけでもご覧下さい。

 

4/5

グラウンドガイダンスの日。

春休み最後、暇だから何かしよう!とのことで、突如決まったリアカー旅。

まずは、伊都部室のキャサリンをはるばる博多埠頭へと運ぶことから始まる。

伊都キャンから周船寺へとリアカーを引きながら歩くこと1時間。すれ違う人の視線が痛い。

そりゃあ、自転車2台も積んでますもん

とりあえず、今夜キャサリンは周船寺の久保田宅にお泊り。その後、前前夜祭をすることに。

ユーヤシェフのキノコあんかけ唐揚げ、ステーキに舌鼓。リアカー旅に向けての意識を高めていく。

 

4/6

20時からの優勝に向け、周船寺から呉服町へと、リアカーを運ぶ。

手羽先食べ放題、オリジナル、プレーン、のり塩、カレー味の4種もあるなんて

もちろん、全員一致でプレーン推し。

120本ノルマで手羽先を食す手羽先チャレンジ。



これは、壱岐行きのフェリーでゲロリアンが発生する予感しかない。

 

 

22時過ぎ、完全優勝した我々は、リアカーを引いて博多埠頭へと向かうが、突然、リアカーを引いて爆走する変人が5人。


すれ違ったみなさま、すみませんでした。

揚げ物の後にはアイスでしょ、とのことで、途中のセブンに立ち寄る。

そこで、新発売のモウ、クリームチーズ味を発見。ユーヤが5人分大人買い。彼は自分用にミルクックまで購入。



それから埠頭までの間、とりあえず語尾にモウをつける遊びが流行る。

博多に5頭の暴れ牛が突如出現したモウ。

 

23時に博多埠頭着。モウを食べてしばしフェリーを待つ。次回からのリアカー部隊に伝えたい。学割は二枚必要です。学割二枚。。。


フェリーは245分出航。海がしけてるとのことで、揺れる揺れる。上下の突き上げが激しい。

愛理はすぐに就寝。残り4人でお決まりの大富豪を開始。気づいた頃には寝落ち。

 

 

2時過ぎ、壱岐に無事到着。下船準備をしているのに、ユーヤが見当たらず。

1ゲロリアン発生したモウ。手羽先の逆襲は辛そう。


寝ぼけながら下船、フェリー乗り場の端に寝れそうな場所を見つけ、そこで就寝することに見回りにきたおじさんに声をかけられる。

この暴風と一桁の気温の中、外でビバークするか、と一同に諦めモードが漂った時、おじさんからフェリー乗り場の2階を開けてくれるという素晴らしい提案が。しかも、ベッドに出来そうな椅子まで置いてある。

 

行き場のない5頭の暴れ牛は快眠できたのでした。本当にありがとうございました。

 

 

1人は快眠しすぎ、椅子から豪快に転げ落ちる始末みんな、起こしてごめん。

 

 

 

4/7

風もなく、家かと間違えるほど快適な場所で目覚める。8時半にやっと出発。

まずはすぐ横にある壱岐イオンで朝ごはんと今日の夜の優勝のための食材の買い出しを済ませる。

9時半に本格的にリアカー開始。

はじめに目指すは壱岐の蔵酒造。なんと、壱岐名産の麦焼酎がタダで試飲できるそうなまたもや走り出す5人。


途中すれ違う車にガン見されるされる。中にはわざわざ軽トラを減速するおっちゃんも。みなさん、前を向いて運転してー!壱岐の車は軽が多く、ナンバープレートが黄色だらけ。

1時間ほどで酒造に到着する。観光バスも来ており、大盛況。

 


お待ちかねの試飲。芋とは違った麦独特の香りと旨味。麦焼酎は、実はここ、壱岐が発祥の地。

壱岐の麦焼酎は麦だけでなく、米も使用しているらしい。コップを運ぶ手が進む進む

いや、もう試飲じゃないよね。本格的に飲んでません?


そうこうしているうちに、なんと、酒蔵の中の見学をさせて頂けることに。工場に一歩踏み入れると、むっと広がる酒の香り。

 

 


製造過程、それぞれの焼酎の違いを説明していただく。

同じ麦焼酎でも、甕貯蔵のものは甘くまろやかに、樽貯蔵のものは洋酒のような味に変わる。麦焼酎を作るのに、大体1年~3年はかかるそう。

▲酒造の脇に麦焼酎の入ったタンクが。10万リットル…。


知識が増えていくごとに、より焼酎が美味しく感じる、気がする。

愛理は酒造のお兄さんに減圧蒸留と常圧蒸留の違いを食いつくように聞いてた。もちろん、焼酎を運ぶ手は止まってませんが。

 

 

▲麦焼酎について熱く語ってくれたお兄さん。

 

 全員それぞれ気に入った焼酎をお買い上げ。

思う存分に酒造を堪能し、12時に再出発。

ここからは、今日の目的地、串山キャンプ場を目指す。

振り返ると、ものすごい場所を歩いてる人発見。

 

途中、なぜかSLに遭遇。写真をパシャリ。

▲思い思いのポーズをとる。みんな個性強すぎ。


所々にある古墳を見ながら歩く。


▲看板にのってたおそらく弥生人らしき彼。体に占める顔の比率がおかしい。


▲古墳にて、昼ごはんにありつけることを祈る2人。

 

 

 

上り坂も少なく延々と続く田舎道。最初は元気があった我々も、徐々に口数が少なくなる。

一瞬意識を失いかけて、周りを見回すと他の4人も目が閉じそう。

寝ながらリアカーを引く大学生たち。側から見たらホラーだわ。

 

どこかに食堂でもあるはず、と昼ご飯を持って来ずに出発したが、歩けども歩けども変わらない風景。もう、限界

 

 

 

 

そんな時、前方に「商店」の文字が見える。

時刻は3時半。最後の力を振り絞って坂道を駆け上がる。ザ・商店!といった風の大内商店。



 

ここで、壱岐名物の加寿巻きとお饅頭を食す。ご夫婦で経営されている商店らしい。

ひもじそうな私たちを見かねたのか、コーヒーと丸天を頂いてしまう。

陽気なお二人のご好意により、元気を取り戻す。お土産に壱岐の歴史本と壱岐塩飴まで頂く。

何かあったら連絡して!と連絡先まで教えてくれる優しさ。

 

 

 

また戻って来なきゃね、と一同。

 

 

 

エネルギーチャージ後、残り3.5km。やっと海が見えてくる。イカ釣り漁船が並ぶ海岸沿いを歩き、次に目指すはポプラ。ただのコンビニのはずなのに、ポプラ行きの看板が至る所に。

店内もただのコンビニじゃない。寿司に肉、お弁当まで充実の品揃え。明日の朝ごはんを入手。

 

 

 

透き通る海水。ブルーではなく、グリーンに見える。これぞエメラルドグリーンの海。

しみじみとした気分に浸っていると、突然砂浜でテニスを始めるユーヤと樋口くん。

 

 


予想通り、海の中に転がったボールを取りに行ったユーヤはずぶ濡れ。

気温8度、暴風が吹き荒れる午後5時。

 

 

 

気を取り直して串山キャンプ場にようやく到着。只今5時半。テン場は貸し切り。

風が強すぎて、炊事場の真横にピタリとテントを寄せる。


 

超特急でテントを張り、食材を切り、テントに引きこもってすき焼き優勝。

 

 


外は12m/sの暴風のなか、4テンに5人。暖かく幸せな気分。うゆーという謎の単語が流行りだす。

語尾にうゆをつけるだけで語調が優しくなる魔法。以下、優勝の描写は割愛させて頂くうゆ。

一言でまとめると、名詞・動詞・指示語にもなるうゆは非常に万能な単語です。


10時半頃就寝。

 

 

 

4/8

7時半起床。

昨夜はユーヤの「らっしゃいませ!らっしゃいませ!」という寝言に起こされた以外は目覚めず。

夢の中でさえバイトだなんてそんな夢見たくない。

今日は9時に勝本港発のフェリーに乗り、辰野島へ上陸する。8時に出発、余裕を持って15分前には到着。キャサリンは港でお留守番。




始発だからか乗客は我々と辰野島の管理人さんだけ。管理人さんが教えてくれた島巡りコースを回ることにする。

▲フェリー乗り場から海水浴場まで向かう道。

▲鬼の足跡。

▲向こう側に見えるは壱岐。

とてつもなく海が美しい。海底まで見える。

断崖絶壁では写真撮影が始まる。



断崖絶壁なのにみんなの期待通り体を張るユーヤ。




40分ほどで島を半周し、海辺に戻ってくる。

透き通るように綺麗な海、入らないわけない。

はじめは足だけつけるつもりが、水の掛け合いに。

 

10時半のフェリーで壱岐に戻る。

 

お留守番してたキャサリンと共に、出発が、10分もしないうちに、立ち止まるリアカー隊。

昨日開いてなかった食堂が開いてるではないか!うに丼!ということで、11時に昼ご飯。

もちろん、全員一致の生うに丼定食3550円也。震えながら財布から野口さんを取り出す。

借金までして生うに丼定食を食べる人も現る。

 



生うに丼、採れたてコリッコリのサザエの刺身、鯛やぶりの刺身…海鮮だしのきいたアオサのお味噌汁。最高でした。

一言も発さず、黙々と食べる。

人間って、食べるために生きてるんだなあと感じた瞬間。

 

ここの食堂でも、コーヒーを淹れていただく。ゆっくりしていっていいよ、とのお言葉も。まだ全然進んでないのに、お言葉に甘える。またまた塩飴を頂く。ありがとうございました。

 

坂道を駆けのぼり、昨日お世話になった大内商店を再訪。明るい笑顔で迎えてくれるお2人。


2人の馴れ初めまで教えてくれた。

「結婚は勢いよ!若気の至りで全然OK!」とのアドバイス。仲の良いお2人を見てると、

そんな気もしてくる。大変勉強になりました。

▲たくさんお土産をいただく。笑顔が素敵なお二人でした。

   奥様が高3の頃、教育実習に来た大学生が旦那さんだそう。ドラマのような出会い。



名残惜しいが、4時出航の最終フェリーに間に合うよう、お暇する。


 

島の方々の優しさで、ますます元気が湧いてくる。

そのせいか、芦辺港までの9kmの道のりはあっという間。3時に芦辺港に到着。



各自、アルコールを摂取したり、ソフトクリームのなり損ないを食べたりしながら出航を待つ。

ソフトクリーム、あんな風に作られてるとは知らなかった。というか、ソフトクリームのなり損ないをよく売ったな、おばちゃん


6時半には博多埠頭へ帰ってくる。

中洲川端までリアカーを引っ張り、解散。

博多は人の視線が痛かった。

 

 

総歩行距離30kmちょっと。行き当たりばったりだった今回のリアカー旅、なによりも壱岐の方々の優しさに感激した旅でした。山もいいけど、リアカーもいいなあ…。

 

 

p.s.実はこのメンバー、昨年9月に2週間ほどネパールへ行ってます。いろいろあったネパール、こちらも人が優しく、自然が綺麗。もちろん山にも登ってます。そろそろ記録を書かねばと思い、ここで宣言した次第です。またまた長くなるとは思いますが、悪しからず。読み飛ばして下さい。

  

 

 

 


2018春 オーストラリア・レンタカー旅

2018-04-04 23:59:13 | 個人活動(海外)

 

こんにちは。ワンゲル54期、OBの光岡です。

2018年3月に54期と55期のワンゲル6人でオーストラリアに2週間半行ってきましたので、

ここで報告させてもらいます。長くなってしまってすみません。

目的地は主に、最大の都市・シドニー、首都・キャンベラ、大陸最高峰・コジオスコ 、

第二の都市・メルボルン、グレートオーシャンロード、離島・タスマニア、地球のおへそ・エアーズロックでした。

 

3月3-4日

福岡空港からキャセイパシフィック航空を使い、香港経由でシドニーへ。

香港で一泊したので現地料理に挑戦。

4日夜、シドニー空港に到着。機内で映画「トップガン」を見た。カッコよかった。

空港でレンタカーを借りる。ドライバーが25歳以下のため余計な保険を沢山つけられて高くなったけど、しょうがない。

宿に移動。この旅では宿代をケチるために6人で4人部屋のモーテルを一つ借りる。

よって誰かは床に寝るかアイロン台へ。

 

3月5日

シドニー郊外のタロンガ動物園へ。

ゴリラ、キリン、エミュー、ミンク、ワラビー、カンガルー、タスマニアデビル、コアラ、

ゴキブリ、アルパカ、カモノハシ、ペンギン、沢山のユニークな動物たちを、我ら暴れん坊な動物が鑑賞。

ちなみに途中でオペラハウス横のハーバーブリッジを横断。

動物園で遊びすぎてお腹空きまくったので、マックでどか食い。@Cambell Town

この日はシドニーとキャンベラの間にあるGoulburnまで移動して宿泊。

夕食はモーテルにて。机がないので床でご飯。通称「床飯」

オリーブとチキンが安い!コールズとウールワース(どちらもラリアの大手スーパー)は、

お金がない旅行中の学生の味方。

 

 

3月6日

Goulburnからキャンベラに移動して、キャンベラ観光。

首都と言えばやっぱり国会議事堂!

キャンベラで1日観光したあと駐車場に戻ったら、不法駐車ということで罰金1万円の張り紙が。

駐車場に止めてたはずなのに…駐車のルールは難しい国である。

これにより「罰金チャンス」という言葉が生まれる。

交差点の代わりにあるラウンドアバウトには少しずつ慣れてくる。

スーパーでよくみる「スミス」(ポテチの種類)のソルト&ビネガー味の美味しさを発見。

この日はキャンベラから南下して、コジオスコ登山にアクセスの良いCoomaで宿泊。

 

3月7日

Coomaからコジオスコ 登山口へ。

コジオスコ は大陸最高峰ながら富士山よりも低く、1日で登ってこれる山。

ただ登ってもつまらないと行った奥田くんは、ラム肉を片手に登山。

山頂は景色が良い。

登山後疲れてAlburyという都市に向かっている途中で名もなき綺麗な湖を発見。

泳がないわけがない。

モーテルに机があったので、ちょっとレベルをあげて「机飯」

Alburyで一泊。星空も綺麗。南十字星はしっかり見えるし、天の川は日本よりもずっと濃いようだ。

 

3月8日

コアラが見たいということでフィリッピ島へドライブ。

移動が長くて着くのは夕方にさしかかってたが、それが逆にコアラの活動時間だったらしく、

1日20時間寝ているコアラが動いて食事しているところを見れてラッキー。

コアラの鳴き声も聞けた。メーーーメーーーーって鳴くのは意外な声。

フィリップ島のペンギンパレードも見たが、写真禁止だったのでここには載せられない。

海から次々出てくるペンギンは可愛くて、動物に満たされる1日。

メルボルンの東で宿泊。

夜は毎晩筋トレタイム。

 

3月9日

メルボルンを抜けグレートオーシャンロードへ。

東側は海が綺麗で泳ぎまくる。海岸にどでかい昆布が沢山落ちてて、それを水着に。

グレートオーシャンロードの西側は、奇妙な岩が突き出していて、

その中でも有名な観光スポットが「12人の使徒」と「ギブソン階段」

port campbellにて宿泊。

 

3月10日

Port campbellから北上しグランピアズ国立公園のトレッキングへ。

景色は綺麗だが、強い日差しの中歩き続け、みなさん疲れ気味。

 

1日トレッキングを楽しんでメルボルン近くまで戻る。

お腹が空いて勢いとノリだけで、一人ずつチキン丸ごと一つを購入。また「床飯」に逆戻り。

しかし一人でゆうに1kgを超えるチキンとその詰め物を食べるのは至難の技。

これが、この旅MVPを獲得する「たけお仙人」を産む。

食事開始頃:チキンをむさぼり口に運ぶ手が止まらない

30分後:徐々に食べる手が遅くなり、ついに止まり出す人も

60分後:みんな限界、という頃に、たけおにスイッチが入り、笑いながら次々とチキンを口に運び出す

80分後:笑顔のたけおがチキンを完食 骨についた肉まで食べる食べっぷり

90分後:たけおに負けじと苦しみながら食べる奥田は、完食まであと少しのところでキラキラ

3時間後:地道にササミを食べ続けたヒグマが完食

 

3月11日

メルボルン観光。クイーンズマーケットはお土産にピッタリ。久々の都市にたじろぐ。

個人的には図書館が綺麗で良かった。

夜、メルボルンの空港でレンタカーを返却し、空港ビバーク。なお、空港の床でもチキンをむさぼり食べる「床飯」。

 

3月12日

早朝、メルボルン空港からタスマニアのホバート空港へ飛行機で。ホバートを観光。

なぜか街中には壁絵が沢山。

昼過ぎにレンタカーを借りて、レンタカーでSwanseaへ。

途中のスーパーで、夕食用に、カンガルー肉(略:ルー)、ワラビー肉(略:ビー)

牛肉のTボーンステーキなどを購入。

ちなみにワラビーとは、下の写真のようにカンガルーの小さいようなもので可愛い。(個人的に特にまつげ)

特にタスマニアでは外で食事をしていると寄って来る。

本田が本気を出して料理を作ってくれて、豪華な夕食が出来上がる。

ルーとビーのハンバーグ。食べて区別付くようになった。

 

3月13日

フレシネ国立公園のワイングラスベイへ。ビーチが、白い砂と透明感抜群の海水で、驚くほど綺麗。

夕方は北上し、クレイドルマウンテン近くの宿で宿泊。ここでも優雅にビーフラザニアをいただく。

 

3月14日

クレイドルマウンテン登山。自然と山並みがとても綺麗。そんな中景色の無駄遣いをし始める人たち。

夜、ローセストンで車を返し、メルボルン空港に飛ぶ。空港野宿は2回目でもう慣れたもの。

 

3月15日

朝、メルボルンからエアーズロック空港に飛び、3回目のキアカーニバルを借りてオルガ群へ。

真昼間で太陽光が厳しく、ハエがとても多い。

夕方、エアーズロックのサンセットポイントへ。

色移りゆくエアーズロックは、ここに来て良かったと思わせる素晴らしさ。恒例の写真撮影大会。

夜はエアーズロックリゾートのキャンプ場でテント泊。星空がとても綺麗。

 

3月16日

早朝、エアーズロックのサンライズもそこそこに登山口へ。

2019年から登れなくなるらしく、今回どうしても登りたかった。

8時にゲートクローズするらしく、早く来て良かった。

登山道はものすごい急登が続く。山頂からの景色は素晴らしく、地平線まで何もない。

そんな中にエアーズロックの岩が生えている不思議さ。

エアーズロックは行くのにお金がかかるし、僕らの中で行くかどうか迷っていたが、来て本当に良かったと思った。

夕方、エアーズロックで車を返し、シドニー空港に飛んで観光。

今回の旅で最後の夕食も、牛肉のTボーンステーキを本田が焼いてくれた。 

オペラハウスの夜景を眺めつつ、24時間営業のパンケーキショップへ。

 

3月17日

一日シドニー観光&お土産購入。

ヒグマと光岡は、試しに$10カット(900円くらい)に行ってみたら、

注文もそこそこにものの数十秒で刈り上げられ、もみあげぱっつん。

夜、シドニー空港を出発。香港経由で福岡へ。

2週間半のオーストラリア卒業旅行、控えめに言って本当に楽しかった。海外において大事なのは食事と仲間だな。

長くなってしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございました。皆さんの活動記録も楽しみにしています!