2018/12/27
坂口 田村 鶴田 西尾 折田 柏原 菊地 瀬田 高木 中村 増田
記録:瀬田
7時45分にトヨタレンタカー前集合の予定だったが、もちろん時間通りに全員が集まるはずもない。誰かは登山靴を忘れて慌てて取りに行く始末で先が思いやられたが、なんだかんだ予定時間から大きく遅れることなく伊都を脱出した。2台に分乗して湯けむりの待つ湯布院を目指したが、1台が都市高から道を間違えかなり時間をロスしてしまった。僕はその車には乗っていなかったため詳しいところはわからないがアイルトン・セナも驚きの運転をしたとかしなかったとか。その後山田SAで無事を確認し、由布岳を目指した。
正面登山口の横の駐車場に車を停め、11時に登山を開始した。登山口には登山者のために?竹が用意されていて、2人がこの竹を持って行った。登山口から1km弱は黄金色の草原をゆったりと登る道で、走ったら気持ちの良さそうな道だった。
谷を登っていき、標高1000mくらいからつづら折りの道が始まった。つづら折りは実に見事に作られていて、勾配はほとんど変わらずとても歩きやすい道だった。天気が良かったためつづら折りの道からはきれいな草原やその中を走る道路、湯布院の街並みも見えた。
標高1500mが近くなってくると霧氷がみられるようになったが、気温がそこまで低くなかったため控えめな印象だった。下山時には陽が当たっているところは溶け始めていていたもののそれはそれできれいだった。特筆することなくマタエにつきそのまま東峰を目指した。マタエからは傾斜もきつくはなったが特にどうこうというレベルではなく、風もあまり強くなく、このあたりからは雲の中に入り眺望もなく、寒くもなく、気づいたら登頂。登山口からは1時間45分かかった。とりあえず記念撮影をして…ここでPLから西峰は諦めると。気温は低くなくアイゼンの出番もなかったが岩はところどころ凍っていたため致し方なく下山することに。下山途中、竹が2本落ちていたので回収、登山口まで運ぶことにしたが、ストックとして使っているとだんだん割れてきて使い物にならなくなる。ただのお荷物と化した竹と一緒にゆったり下山して山頂から1時間35分で正面登山口に到着。こういうことを言うと怒られそうだが、何というか、歩荷に最適な山だった。もしくはバーティカルなんかも面白いかもしれない。(登り足りないなんて言っていません、たぶん)
例の竹、そして雲の中の山頂
この登山のために買い足したアイゼンも使わず、無事下山した後は湯布院の温泉へ向かった。しかし温泉が小さく人数の多かった男子はじゃんけんで入る順番を決めるはめに。しかも由布岳が見える位置にありながら露天風呂は高い塀で囲まれ、つかりながらだと空しか見えない有様。もっとも、ビール片手に男3人が風呂に入る少し古めのポスターが貼ってあったが、ビールのところだけ微妙に消されている所を見ると昔はきれいに由布岳を眺めながら疲れを癒せたのかもしれないが。温まった後は湯布院の中心部で食べ歩きをしたのだが、人気の食べ物は売り切れていたりちょうど昼の部と夜の部の間の休憩の時間に当たってやっていなかったりと目当てのロールケーキや湯布院バーガーなるものにはありつけなかった。個人的にはプリンが濃厚でおいしかった。どこの店だったかは覚えていないけど。
そんなこんなで行きと同じように2台に分乗して伊都を目指す。特にトラブルがなければ19時半くらいには帰れる時間に出発したのだが九州道上り大宰府付近で車4台が絡む事故が発生して大渋滞に。事故が起きた時点ではまだ大分道だったためどのように迂回してレンタカー返却のデッドライン20時までに伊都に帰還するか地図とにらめっこすることになった。鳥栖JCTをそのまま突っ切って長崎道に入り三瀬のトンネルを使うルートとグーグルマップが推奨する県道、農道どんとこいルートの2つが案として出たが、グーグル先生にかけてみようということで後者を選択した。グーグルの到着予想時刻は19時50分台でひやひやの運転が続いたが何とか20時までにレンタカーを返却できた。湯布院から休憩なしで運転してくださった田村先輩ありがとうございました。と思ったら往路で道を間違えたほうは早々に時間内の帰還をあきらめ、長崎に夜景を見に行くと。夜景を見て、佐世保で激辛カレーを食べたらしい。
こんな感じで微妙にうまくかみ合わない登山ではあったが全員で東峰に登頂し無事下山そして家に帰ってこれたので良かった。次回は西峰やお鉢巡りもさることながら鶴見岳もまとめて登りたい。最後になりますが2か月以上溜めてしまい申し訳ありませんでした。 以上