九州大学ワンダーフォーゲル部

2016年冬に作りました。九州大学ワンダーフォーゲル部公式のブログです。部活動の内容を紹介していきます。

2018春 壱岐リアカー旅 4/6〜4/8

2018-04-11 13:27:12 | リアカー合宿

4/68 壱岐リアカー  

メンバー:廣瀬 樋口 久保田 長友 西尾

記録:西尾

 

春休み最終週、「壱岐に壱岐たいっ!」と

前日にノリで決まった壱岐行き。

人生初のリアカー旅。

暴風と寒さ、そして坂道と闘いながらも、壱岐の自然と島民の方々の優しさに触れた2日間。

今回のリアカー旅について、少々記録させて頂きます。

 長くなりすぎてしまったので、写真だけでもご覧下さい。

 

4/5

グラウンドガイダンスの日。

春休み最後、暇だから何かしよう!とのことで、突如決まったリアカー旅。

まずは、伊都部室のキャサリンをはるばる博多埠頭へと運ぶことから始まる。

伊都キャンから周船寺へとリアカーを引きながら歩くこと1時間。すれ違う人の視線が痛い。

そりゃあ、自転車2台も積んでますもん

とりあえず、今夜キャサリンは周船寺の久保田宅にお泊り。その後、前前夜祭をすることに。

ユーヤシェフのキノコあんかけ唐揚げ、ステーキに舌鼓。リアカー旅に向けての意識を高めていく。

 

4/6

20時からの優勝に向け、周船寺から呉服町へと、リアカーを運ぶ。

手羽先食べ放題、オリジナル、プレーン、のり塩、カレー味の4種もあるなんて

もちろん、全員一致でプレーン推し。

120本ノルマで手羽先を食す手羽先チャレンジ。



これは、壱岐行きのフェリーでゲロリアンが発生する予感しかない。

 

 

22時過ぎ、完全優勝した我々は、リアカーを引いて博多埠頭へと向かうが、突然、リアカーを引いて爆走する変人が5人。


すれ違ったみなさま、すみませんでした。

揚げ物の後にはアイスでしょ、とのことで、途中のセブンに立ち寄る。

そこで、新発売のモウ、クリームチーズ味を発見。ユーヤが5人分大人買い。彼は自分用にミルクックまで購入。



それから埠頭までの間、とりあえず語尾にモウをつける遊びが流行る。

博多に5頭の暴れ牛が突如出現したモウ。

 

23時に博多埠頭着。モウを食べてしばしフェリーを待つ。次回からのリアカー部隊に伝えたい。学割は二枚必要です。学割二枚。。。


フェリーは245分出航。海がしけてるとのことで、揺れる揺れる。上下の突き上げが激しい。

愛理はすぐに就寝。残り4人でお決まりの大富豪を開始。気づいた頃には寝落ち。

 

 

2時過ぎ、壱岐に無事到着。下船準備をしているのに、ユーヤが見当たらず。

1ゲロリアン発生したモウ。手羽先の逆襲は辛そう。


寝ぼけながら下船、フェリー乗り場の端に寝れそうな場所を見つけ、そこで就寝することに見回りにきたおじさんに声をかけられる。

この暴風と一桁の気温の中、外でビバークするか、と一同に諦めモードが漂った時、おじさんからフェリー乗り場の2階を開けてくれるという素晴らしい提案が。しかも、ベッドに出来そうな椅子まで置いてある。

 

行き場のない5頭の暴れ牛は快眠できたのでした。本当にありがとうございました。

 

 

1人は快眠しすぎ、椅子から豪快に転げ落ちる始末みんな、起こしてごめん。

 

 

 

4/7

風もなく、家かと間違えるほど快適な場所で目覚める。8時半にやっと出発。

まずはすぐ横にある壱岐イオンで朝ごはんと今日の夜の優勝のための食材の買い出しを済ませる。

9時半に本格的にリアカー開始。

はじめに目指すは壱岐の蔵酒造。なんと、壱岐名産の麦焼酎がタダで試飲できるそうなまたもや走り出す5人。


途中すれ違う車にガン見されるされる。中にはわざわざ軽トラを減速するおっちゃんも。みなさん、前を向いて運転してー!壱岐の車は軽が多く、ナンバープレートが黄色だらけ。

1時間ほどで酒造に到着する。観光バスも来ており、大盛況。

 


お待ちかねの試飲。芋とは違った麦独特の香りと旨味。麦焼酎は、実はここ、壱岐が発祥の地。

壱岐の麦焼酎は麦だけでなく、米も使用しているらしい。コップを運ぶ手が進む進む

いや、もう試飲じゃないよね。本格的に飲んでません?


そうこうしているうちに、なんと、酒蔵の中の見学をさせて頂けることに。工場に一歩踏み入れると、むっと広がる酒の香り。

 

 


製造過程、それぞれの焼酎の違いを説明していただく。

同じ麦焼酎でも、甕貯蔵のものは甘くまろやかに、樽貯蔵のものは洋酒のような味に変わる。麦焼酎を作るのに、大体1年~3年はかかるそう。

▲酒造の脇に麦焼酎の入ったタンクが。10万リットル…。


知識が増えていくごとに、より焼酎が美味しく感じる、気がする。

愛理は酒造のお兄さんに減圧蒸留と常圧蒸留の違いを食いつくように聞いてた。もちろん、焼酎を運ぶ手は止まってませんが。

 

 

▲麦焼酎について熱く語ってくれたお兄さん。

 

 全員それぞれ気に入った焼酎をお買い上げ。

思う存分に酒造を堪能し、12時に再出発。

ここからは、今日の目的地、串山キャンプ場を目指す。

振り返ると、ものすごい場所を歩いてる人発見。

 

途中、なぜかSLに遭遇。写真をパシャリ。

▲思い思いのポーズをとる。みんな個性強すぎ。


所々にある古墳を見ながら歩く。


▲看板にのってたおそらく弥生人らしき彼。体に占める顔の比率がおかしい。


▲古墳にて、昼ごはんにありつけることを祈る2人。

 

 

 

上り坂も少なく延々と続く田舎道。最初は元気があった我々も、徐々に口数が少なくなる。

一瞬意識を失いかけて、周りを見回すと他の4人も目が閉じそう。

寝ながらリアカーを引く大学生たち。側から見たらホラーだわ。

 

どこかに食堂でもあるはず、と昼ご飯を持って来ずに出発したが、歩けども歩けども変わらない風景。もう、限界

 

 

 

 

そんな時、前方に「商店」の文字が見える。

時刻は3時半。最後の力を振り絞って坂道を駆け上がる。ザ・商店!といった風の大内商店。



 

ここで、壱岐名物の加寿巻きとお饅頭を食す。ご夫婦で経営されている商店らしい。

ひもじそうな私たちを見かねたのか、コーヒーと丸天を頂いてしまう。

陽気なお二人のご好意により、元気を取り戻す。お土産に壱岐の歴史本と壱岐塩飴まで頂く。

何かあったら連絡して!と連絡先まで教えてくれる優しさ。

 

 

 

また戻って来なきゃね、と一同。

 

 

 

エネルギーチャージ後、残り3.5km。やっと海が見えてくる。イカ釣り漁船が並ぶ海岸沿いを歩き、次に目指すはポプラ。ただのコンビニのはずなのに、ポプラ行きの看板が至る所に。

店内もただのコンビニじゃない。寿司に肉、お弁当まで充実の品揃え。明日の朝ごはんを入手。

 

 

 

透き通る海水。ブルーではなく、グリーンに見える。これぞエメラルドグリーンの海。

しみじみとした気分に浸っていると、突然砂浜でテニスを始めるユーヤと樋口くん。

 

 


予想通り、海の中に転がったボールを取りに行ったユーヤはずぶ濡れ。

気温8度、暴風が吹き荒れる午後5時。

 

 

 

気を取り直して串山キャンプ場にようやく到着。只今5時半。テン場は貸し切り。

風が強すぎて、炊事場の真横にピタリとテントを寄せる。


 

超特急でテントを張り、食材を切り、テントに引きこもってすき焼き優勝。

 

 


外は12m/sの暴風のなか、4テンに5人。暖かく幸せな気分。うゆーという謎の単語が流行りだす。

語尾にうゆをつけるだけで語調が優しくなる魔法。以下、優勝の描写は割愛させて頂くうゆ。

一言でまとめると、名詞・動詞・指示語にもなるうゆは非常に万能な単語です。


10時半頃就寝。

 

 

 

4/8

7時半起床。

昨夜はユーヤの「らっしゃいませ!らっしゃいませ!」という寝言に起こされた以外は目覚めず。

夢の中でさえバイトだなんてそんな夢見たくない。

今日は9時に勝本港発のフェリーに乗り、辰野島へ上陸する。8時に出発、余裕を持って15分前には到着。キャサリンは港でお留守番。




始発だからか乗客は我々と辰野島の管理人さんだけ。管理人さんが教えてくれた島巡りコースを回ることにする。

▲フェリー乗り場から海水浴場まで向かう道。

▲鬼の足跡。

▲向こう側に見えるは壱岐。

とてつもなく海が美しい。海底まで見える。

断崖絶壁では写真撮影が始まる。



断崖絶壁なのにみんなの期待通り体を張るユーヤ。




40分ほどで島を半周し、海辺に戻ってくる。

透き通るように綺麗な海、入らないわけない。

はじめは足だけつけるつもりが、水の掛け合いに。

 

10時半のフェリーで壱岐に戻る。

 

お留守番してたキャサリンと共に、出発が、10分もしないうちに、立ち止まるリアカー隊。

昨日開いてなかった食堂が開いてるではないか!うに丼!ということで、11時に昼ご飯。

もちろん、全員一致の生うに丼定食3550円也。震えながら財布から野口さんを取り出す。

借金までして生うに丼定食を食べる人も現る。

 



生うに丼、採れたてコリッコリのサザエの刺身、鯛やぶりの刺身…海鮮だしのきいたアオサのお味噌汁。最高でした。

一言も発さず、黙々と食べる。

人間って、食べるために生きてるんだなあと感じた瞬間。

 

ここの食堂でも、コーヒーを淹れていただく。ゆっくりしていっていいよ、とのお言葉も。まだ全然進んでないのに、お言葉に甘える。またまた塩飴を頂く。ありがとうございました。

 

坂道を駆けのぼり、昨日お世話になった大内商店を再訪。明るい笑顔で迎えてくれるお2人。


2人の馴れ初めまで教えてくれた。

「結婚は勢いよ!若気の至りで全然OK!」とのアドバイス。仲の良いお2人を見てると、

そんな気もしてくる。大変勉強になりました。

▲たくさんお土産をいただく。笑顔が素敵なお二人でした。

   奥様が高3の頃、教育実習に来た大学生が旦那さんだそう。ドラマのような出会い。



名残惜しいが、4時出航の最終フェリーに間に合うよう、お暇する。


 

島の方々の優しさで、ますます元気が湧いてくる。

そのせいか、芦辺港までの9kmの道のりはあっという間。3時に芦辺港に到着。



各自、アルコールを摂取したり、ソフトクリームのなり損ないを食べたりしながら出航を待つ。

ソフトクリーム、あんな風に作られてるとは知らなかった。というか、ソフトクリームのなり損ないをよく売ったな、おばちゃん


6時半には博多埠頭へ帰ってくる。

中洲川端までリアカーを引っ張り、解散。

博多は人の視線が痛かった。

 

 

総歩行距離30kmちょっと。行き当たりばったりだった今回のリアカー旅、なによりも壱岐の方々の優しさに感激した旅でした。山もいいけど、リアカーもいいなあ…。

 

 

p.s.実はこのメンバー、昨年9月に2週間ほどネパールへ行ってます。いろいろあったネパール、こちらも人が優しく、自然が綺麗。もちろん山にも登ってます。そろそろ記録を書かねばと思い、ここで宣言した次第です。またまた長くなるとは思いますが、悪しからず。読み飛ばして下さい。