九州大学ワンダーフォーゲル部

2016年冬に作りました。九州大学ワンダーフォーゲル部公式のブログです。部活動の内容を紹介していきます。

糸島4座(2019)

2020-02-18 21:09:19 | その他

糸島4座縦走
メンバー
中島 折田 柏原 大塚 池田 古川 島崎 藤井
記録 島崎
12月15日
筑前前原駅6時20分集合、32分西唐津行にみんなで乗るはずだった。が、大塚さん以外の1年生4人はちょうどそのころ起きたようだ。遅刻率50%、1年生で考えると遅刻率80%という驚異の遅刻率をたたき出した。結局時間に正確な4人は寂しい大入駅近くのビーチで待っていてくれた。とても心優しい仲間だと思った。

 
遅れること40分、大入のビーチにやっと全員揃った。登山靴を波で洗って登山を開始した。とてもいい天気だ。ゆらりんこ橋を目指して道路を歩く。途中でお祭り中のKトラのおじいさん方に声をかけられたり、途中のミカン直売所で買うかどうか迷ったりしながらゆらりんこ橋まで長閑な車道を歩いた。ゆらりんこ橋で休憩してここから山道を歩いた。途中、サルがびっくりして木の上を逃げていった。途中の神社で休憩すると、中島さんは五円玉で御縁を願っていた。二丈岳山頂はとても晴れており、玄界灘と九州大学が見渡せた。山頂には登頂記念木札がご自由にお持ちくださいと置いてあったので、物色して持ち帰った。この木札はほかに、浮岳、十坊山にも設置されているので皆さんも山頂に行かれた際には記念に持ち帰るのもいいかもしれない。

 
二丈岳はとても寒かったので、遅刻の遅れを取り返すべく先を急いだ。二丈岳を下りた後は林道をひたすら歩いて真名子木の香ランド(キャンプ場)にたどり着いた。ここでトイレをお借りしてついでにキャンプ場の遊歩道を通って近道しようとしたが、とても荒れており道がなかったので突っ込まずに引き返しておとなしく女岳の登山口まで車道を歩いた。女岳山頂は芝生広場のような場所となっておりみんなで九大や海を見下ろしながらのんびりした。女岳を一気に下って車道に出ると今度は浮岳の登山口を目指して車道を歩いた。浮岳の立派な山容に皆さん満足そうだった。その後浮岳に登る登山道には分岐がいくつかあった。今日は時間もあったので神社や大きな岩、大岩展望台などを巡って浮岳山頂にたどり着いた。大岩展望台は、思わず「おお、展望台だー」との感想を抱かせるような場所だった。そこからだらだら登ると浮岳山頂にたどり着いた。
  


浮岳は立派な神社があり、登山者も多くてピクニックを楽しむ人が集っていた。PLは番号の早い登頂記念木札を探していた。レア感があることが重要であるらしい。浮岳も急いで下りた。だいぶ下って、白木峠で一瞬車道をまたぐのでそこで休憩した。ここは佐賀県との県境になっており、バイクが颯爽と走り去っていった。ここの登山届ボックスの登山届に記入して十坊山を登り始めた。十坊山までの登山道は明るく、子供連れの方々などとすれ違った。そんな感じで今日最後の山頂である十坊山山頂にたどり着いた。ここからは今日歩いてきた山々が見渡せて面白かった。中島さんがモンベルの魔法瓶に保存していたお湯でココアをふるまってくれた(魔法瓶界では画期的な軽さと保温力であるらしい)。どの割合で入れればちょうどいいか家で研究してきたらしく、みんなでおいしいココアが飲めた。中島さんありがとうございました。


     
降りるときにPLは自慢のモンベルの魔法瓶を忘れかけていたがそれ以外は何事もなく十坊山を下り、帰りにまむしの湯によって汗を流して冷えた体を温めて帰路についた。電車の中から赤く染まった夕方の空と糸島の山々が見えてとても満たされた気分で家に帰ることができたと思う。二年生の御三方、遅刻によりしょっぱなから迷惑をかけてすみませんでした。