2017/10/5~9
参加者: 廣瀬 樋口 長友 久保田 柴田 山根 米村
記録: 久保田
10/5 深夜割ドライブ
20時に姪浜のオリックスレンタカーに集合、出発。箱崎ルミエールにてユーヤと樋口くんと合流。貝塚食堂で腹ごしらえし、いざ出発。明日のユニバ開演時刻が目標。運転は2年生3人でまわした。深夜といえどもまだ1日目なので元気に運転できた。順調にユニバまでの最後のサービスエリア、四宮名塩に4時半ごろ到着。ここで6時ごろまで時間を潰すことに。Y氏は1,000円のリッチガチャガチャで可愛らしいミサンガをゲットした。5時ごろから2年4人は仮眠。1年3人は走りに行くなどと言っていた。これが若さの違いか。
10/6 ユニバ
ふと目を覚ますと6時半だった。寝坊だ。そういえば遠く遥か彼方でアラームが聞こえていた気がしないでもない。イートインコーナーにいた1年3人に謝りつつ急いで出発。ユニバには8時過ぎに到着。さすが雨予報の平日、ほとんど並ばずにゲートをくぐれた。少し遅れて到着した3年生と合流し、みんなでハリウッドドリーム、フライングダイナソーに乗った。絶叫系が苦手にも関わらず涙を流しながらフライングダイナソーに乗った理志先輩には感銘を受けた。その後各自解散し、雨で空いているユニバを満喫した。途中体力が限界を迎え、並びながら意識を失い倒れそうになることもあったが、それすらも面白くて楽しかった。1年分くらい遊び尽くし、謎の達成感とともにユニバを後にした。近くの温泉へ行き、雨で冷え切った体を温めた。時間も遅かったのでコンビニで軽くご飯を済ませ高速に乗った。次に目指すは木曽駒ヶ岳。ちひろと私で運転したが、ユニバでの体力消耗はとてつもなかったらしく、運転しながらも時々意識がふわっと遠のく瞬間が恐ろしくてたまらなかった。この時の運転が1番過酷だった。3時ごろ恵那峡SAに着き、気絶するように寝た。後部座席の彼らは恐ろしい運転の中起きることもなく、朝まで気絶したままだった。
10/7 木曽駒ヶ岳
8時ごろに目覚めた。疲れすぎていてとりあえずみんな無言でぼーっとした。何もすることがないのでとりあえず発車した。1時間半程走り、朝ごはんを食べた。ご飯の力はすごい。みんな元気になった。木曽駒ヶ岳の麓のロープーウエイを目指した。11時過ぎに到着。お昼ご飯を近くのパン屋さんで買って、バス、ロープーウエイと乗り継いだ。この木曽駒ヶ岳ロープーウエイは全長、高度差ともに日本一らしい。下は晴れていたが、ロープーウエイで登っていくとガス。頂上駅では雨だった。雨の中歩き出す。足元や見える範囲だけでもどれだけ綺麗に紅葉しているかがよく分かった。目を瞑るともうそこにはカールの紅葉の絶景があった。40分ほどで宝剣山荘に着いた。雨と風で冷え切っていたので中で休憩させてもらうことに。先ほど買ったパンとこっそり買っていたぶどうでお昼ごはん。外の天気を伺いながら1時間ほど過ごすも回復しそうにないので、さっと登って降りることに。中岳頂上までは20分ほど、のはずが5分ほどで着いてしまった。あまりの楽登山に呆気にとられつつも、やみくもに頂上にあった岩に登った。ガスっているため登ったところで何が見えるわけでもない。しかしそこに岩があるから…。
各々岩の好きなところに座り、お馴染みユーヤのリコーダー頂上コンサートに聴き入った。寒さに凍えながら何も見えない頂上を独特の方法で楽しみ、爆速で下山した。天気が回復しそうになかったため駒ヶ岳までは行かなかった。千畳敷まで降りると下の方に少し晴れ間が。紅葉と雲海の美しさに息を呑んだ。短い虹も見えた。満足な登山だった。
ガスの晴れ間から現れた千畳敷の紅葉
下山後近くにあった温泉へ。泉質が良く、お肌ツルスベになった。八ヶ岳方面へ向かいつつ、通りがかりのソースカツ丼屋に入った。何気なく入ったが有名店だったようで行列。見たことのないボリュームとお肉の美味しさに感動。幸せすぎた。山道のプロ、ユーヤ運転手で麦草峠を目指す。あまりの安全運転にしっかりとシートベルトをして眠りに落ちてしまった。麦草峠には夜中にもかかわらず車がたくさん止まっていた。白駒池駐車場でささやかな優勝、就寝。満月と星がとてもきれいだった。
10/8 白駒池、茶臼山、縞枯山、北横岳
8時過ぎに起床。この日は最高の青空。駐車場内の土産物屋が開いたようなので、そこで飲み物とパンやドーナツを買って出発。まずは駐車場から歩いて10分ほどの白駒池へ。鮮やかに染まった紅葉と青空、それらが反射する湖面。圧巻だった。
白駒池と紅葉
そのまま登山道へ入り茶臼山へ。地面が緩い上に岩だらけで歩きにくい所もあったが1時間半ほどで頂上へ。想像以上の眺めに驚いた。やや雲がかかっていたが遠く北アルプスまで望めた。
茶臼山山頂にて
続いて縞枯山へ。縞枯山ピークの手前、その名前の由来でもある縞枯現象を見ることができた。緑と白の縞模様がとても綺麗だった。
縞枯現象。上の方が分かりやすく縞模様になっている。
縞枯山頂上は開けていなかったため通過。ハイジの家を思わせる縞枯山荘を通過し坪庭へ。ハイマツと小さな葉が赤く染まった木々が綺麗だった。やや雲行きが怪しくなってきたが勢いで北横岳へ。北八ヶ岳ロープーウエイからのアクセスが良いためか富士山並みの人の多さ。前のペースでゆっくり登った。頂上到着。やはりガス。寒い。こんな時にはやっぱり彼に演奏してもらうしかない。リクエストすると人が多いと渋りながらも演奏してくれた。珍しいことでもないのか周りの人がこちらを気にすることはなかった。素晴らしい演奏だった。少し雲が切れた時に斜面の紅葉も見れた。綺麗だった。
北横岳山頂にて。ガス。寒い。
頂上でゆっくり過ごし下山。下山しながら、「ちゃうす!」という茶臼山にちなんだ挨拶が流行し、やたらとちゃうすを使った会話も始まり笑いが止まらなかった。が、1年3人の顔からはやや憐れみの目が…。うん、ちゃうす。2時間ほどで駐車場まで着いた。そのまま温泉へ。今晩のお食事は、テンホウという長崎県内で有名らしきラーメン屋さん。ラーメン屋でありながら1番人気の坦々麺と大量の餃子をいただいた。安くてすごく美味しかった。その後本気の優勝に備えた買い物をし、本気で優勝しても明日必ず福岡へ帰れそうな所まで運転。結局長野から瀬戸まで行った。着いたのは3時ごろでそこから優勝が始まった。本当に楽しかった、が、気がつくと9時前だった。誰もいつ寝たか覚えてないそう。きっと、また、気絶したんだ。
10/9 帰福
お酒が抜けるのを待つため、朝定食を食べ、ソフトクリームまで食べてまったりした。11時ごろ出発。瀬戸からは距離も短かったため気楽に帰った。心配していた渋滞もなく、早めに到着、解散した。
5日間で走行距離が2,000キロを超えるというとんでもない行程だったが、体力の限り楽しみ尽くせた。なかなか足を伸ばせない、中央アルプスや八ヶ岳連峰の紅葉を堪能できたのは貴重な経験だったと思う。今度はもうちょっとゆっくり楽しみたいな。笑