九州大学ワンダーフォーゲル部

2016年冬に作りました。九州大学ワンダーフォーゲル部公式のブログです。部活動の内容を紹介していきます。

遠征‼ 愛媛石鎚山 10/8~10

2021-12-24 03:32:21 | 秋合宿

                   参加者:3年ー齋藤(嵩)中尾 豊東 大寶 島崎

                        2年ー板坂 教重 井本 山西 Erik

                        1年ー木戸 田中

                    文責:田中

はじめに

2021年10月8日∼10日まで、愛媛県に遠征に行きました。

個人的には初めての遠征、部としては約1年半ぶりの遠征だそうです。

めーーっちゃ楽しかったのでよかったら読んでいってください。        

 

1日目

18:30分に学研都市駅に集合。レンタカーに乗り込みひとまず大分県は佐賀関に向かう。

初めは知らない人だらけの車内にとても緊張しましたが、女子の先輩が振ってきた恋バナで打ち解けることに成功❣好きな異性のタイプとか仕草とか話しました。出会っていきなりの会話がそれかよと思う人もいると思いますが、やっぱり恋バナはいいものですよ!初対面でもすぐに仲良くなることが出来ますからね。

といった感じでたくさんおしゃべりしながら7人乗りの車に6人という快適な車内に揺られること3時間。佐賀関港に到着しました。もう一台の車に乗っていた人たちと話しながら船を待ちました。そして船の出発の時、デッキにでて空を見上げるとそこには満点の星空が!部活の再開を祝ってくれているようでした。夜、船、星空、たくさんの仲間、、、これだけで楽しさは伝わるでしょう。あぁ、大学生してるな∼と感じました。船内では大富豪をしました。遠征にカードゲームはつきものですね。そうそう、ぶんぶんさんがみんなにジュースを買ってくれました。自販機の前で何にするか悩んでいたら1000円札をすっと入れてさっと立ち去っていきました。めっちゃかっけー!僕もこんな先輩になろうと思いました。

船を降りるとまた車。移動の疲れからか会話がだんだんなくなってきます。気づいたら寝てました。ちゃんと運転してくれる方に感謝しながら登山口にある駐車場までの道を熟睡しました。そして午前2時ころに駐車場に着き再び寝ようとするが、、、。さすがに車内で6人寝るのはきついです。すると1人「俺駐車場で寝袋敷いて寝るわ」と言って準備しだしました。車内は狭い、外は適温、そして満点の星空。僕含め4人が外に出ることを決心しました。駐車場で寝るなんて、普通では考えられないことでとても興奮しました。車内の人も外に行ってくれた人たちのおかげで広めのスペースで寝ることが出来たみたいでwinwinですね。道行く人に駐車場で寝てることに大声で驚かれたり、車のライトがまぶしかったりとあまり眠れませんでしたが、あの日見上げた星空は忘れられません。      

 

2日目

6時に起床。眠い目をこすって朝ごはんを食べます。そして7時には入山開始。個人的には8月以来の登山でとてもワクワクしていました。山行中は昨日の恋バナの話の続きや趣味の話、好きなお酒の話、行きたい山の話などでとても盛り上がりました。会話に花が咲き、景色を楽しむうちにいよいよラストスパート!石鎚山登山の醍醐味である鎖場が立ちはだかりました。なんと約150mもあるそう。結構な距離、角度でしたがこわさなんてありません!楽しさが先行してどんどん登りました。

そして山頂へ!頑張って登り切った後のあの景色はこの先忘れることはないでしょう。360°どこを向いても圧巻の眺め。山の壮大さをひしひしと感じました。紅葉も素晴らしかったです。お昼はワンゲル恒例らしいサンドイッチと魚肉ソーセージを食べました。味付けマヨネーズだけなので少し苦しかったです。ケチャップがあれば完璧ですね!昼食の後は天狗岳・南尖峰のピークを取りに行きました。とても狭い道でかつ人も多かったので結構時間がかかりましたが、この人の多さも石鎚山の素晴らしさを物語っているようでした。途中結構なハプニングがありましたが、それは内緒にしておきますね。バッチを買い忘れたのは後悔…

下りはあっという間でした。先輩から地図の読み方を教わりました。まだ何の知識も無いので勉強しようと思いました。

下山後はそのまま温泉へ。山の後の温泉はお決まり事なのです。愛媛県の温泉といえば。そうです、道後温泉に行きました。とても人気で30分ほど待ちました。その間にお土産探しに。僕はモケケっていうご当地ぬいぐるみを集めているので四国4県分買いました。全部で2640円もしました。先輩たちに苦笑されました。

さて、温泉ですがこれはもう僕の語彙力では言い表せないほど最高なものでした。一気に旅の疲れ、山の疲れが抜けていくのを感じました。久しぶりに湯船に浸かって最高の気分でした。もちろん風呂上がりのコーヒー牛乳も飲みました。牛乳派と対立しました。

そして待ちに待った夜ご飯。いかにもよさげな雰囲気を醸し出すお店に行きました。乾杯をして、鯛釜飯とあら汁を食べました。おいしすぎてあんまり記憶がないので省略しますね。最高でした。

ご飯の後はキャンプ場に行きました。薄暗い中テントを立てましたが、みんなでテントに寝ると狭いです。この日も外は適温、そして前日よりも満点の星空が。せっかく設営しましたが、やっぱり外で寝ました。今回は9人も外で寝ました。たぶん駐車場で寝た僕たちが羨ましかったんでしょうね。いろいろな話をしたり、星空を撮ったり、先輩の寝袋を襲撃に行ったりととても楽しみました。

 

 

 

 

 

3日目

3日目はすこしゆっくり7時起床。朝ごはんを食べて前日に急遽行くことが決まった下灘駅へ。聞いたことなく、ただの駅じゃねーかと思っていたが意外と観光名所らしい。到着して車から降りるとそこには圧巻のロケーションが!ホームにぽつりと佇むのは、古びた上屋とベンチ。何一つ遮るもののない、瀬戸内海の眺望に心ときめきました。「日本で一番海に近い駅」を前にしてみんなシャッター音が鳴りやまない。最高の朝を迎えました。

そして帰路へ。もう少しで楽しかった三日間ともお別れかと黄昏ていると、後部座席からまたしても恋バナの声が❣港まで少し寝ようと思っていましたが参加しないわけにはいきません。仲良くなり少し遠慮がなくなったのか、一日目より深い話が出来ました( ´∀` )

昼食は船旅の後、大分県名産の関サバ、関アジを食べました。サバもアジもそんなに好きではなかったですが食わず嫌いだったようです。今回の遠征最後の食事。美味しさと寂しさが心の中で喧嘩していました。

食事を終えて福岡に帰ること3時間ほど。ここにきて車内での会話は過去最高に盛り上がり。いつまでもこの時間が続けばいいのになぁとしみじみ感じました。

そして解散のとき。このメンバーでまた集まってたくさんの思い出話をしようと再集結を約束しました。

おしまいおしまい

 

おわりに

初めての遠征、先輩方のおかげでとても楽しかったです。今回唯一の同級生だった木戸くんともすんごく仲良くなれてうれしかったです。この合宿のすべてのシーンが一生の思い出になりました。初めての合宿でこんな最高な体験をさせていただき、幸せ者です。あとやっぱり山はいいなあ。これからもたくさんの山に行きたいです。最大の目標である日本アルプスには今年はコロナで行くことはできなかっので、来年こそは行きたいです。これからもずっーとみんなで山に集結できることを願って。

 

                          

                           読んでいただきありがとうございました

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿