炭焼き自家製パンチェッタのアマトリチャーナ 1980円
1972年から市原市の発展とともにあった老舗レストラン絽朱愉(ロッシュ)が2023年7月に閉店との報に触れてちょっと驚きました。
飲食店業界でも事業承継は難しいのかもしれませんね。
そんな折、市原市出身のオーナーが「炭火×イタリアン」を標榜する CILO(チロ)というお店を旧ロッシュの店舗を活用してオープンさせたことを知りました。
2023年10月12日のオープンからおよそ2か月、初訪問にはちょうどいい時期に機会を作って行ってみました。
扉の色が鮮やかなアズーロに塗られるなど南イタリアなイメージに変わっていますが、建物自体はロッシュ時代のイメージそのままです。
昼の部のオープンと同時に入店し、木のぬくもりを感じるテーブル席へと案内されました。
ランチメニューは8種類のメイン料理が用意され、それぞれ前菜ビュッフェ(1度だけ)と自家製のフォカッチャ、ドリンクがセットになっていて外税で1700円からというちょっと贅沢感がある価格帯です。
どうせならお店の看板である炭火というキーワードの入ったメニューをたのんでみようと考えて、炭火焼自家製パンチェッタのアマトリチャーナをたのんでみましたよ。
まずはワンウェイの前菜ビュッフェです。
バラエティに富んだ12種の前菜がたっぷり用意されていて、これを個人店で用意するのはたいへんだと思いますが楽しい趣向です。
何度も料理を取りに行くのは面倒なのでバイキング形式があまり好きではない自分ではありますが、一度だけなら楽しめます。
これだけの前菜があれば冷たいスパークリングから始めて、グラスの白に赤と3杯くらいは楽しめそうですが、クルマで来てしまったので残念。
いい感じでひと皿に盛り込んだ前菜はどれも手作りで気が利いています。ワインが飲めないのは痛恨の極みと言えましょう。
そうこうしているうちにアマトリチャーナが運ばれてきました。
まさか一枚肉のパンチェッタがそのまま上に乗っかっているとは思いもしなかったので、その見た目にはちょっと驚きましたよ。
炭火で炙られたパンチェッタは香ばしく、パスタに混入しているものとは違ったおいしさを味わえるのがいいですね。
税込みで約2000円ほどになりますが、前菜ビュッフェや料理のクオリティを考えれば十分なお値打ちだと思います。
12種の前菜ビュフェ
前菜盛り合わせと自家製フォカッチャ
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