Qoonie の あんてな日和

日々感じたこんなことや、あんなこと。つらつら書いていこうと思います。

おとうとくん。

2007-09-03 00:52:14 | Weblog
先日、とある飲食店での事。テーブルの数が7つか8つ位しか無い小さなお店。
その一つに4人家族のお客様ご来店されまして。
最初は、ソファ側にお父さんと弟、向かいの椅子側にお母さんと、4、5歳位のお姉ちゃんが座りました。
弟君は小さいのに、大きなソファにちょこんと座って、大人しくしてる。
お姉ちゃんも持って来た絵本を広げて静かに読んでいました、、、途中までは。
しばらくして始まりました。

お母さんの隣の席争奪戦。

もちろん発端は、お父さん側に座っていた弟君。
静かに絵本を読んでいたお姉ちゃんに、その席譲ってくれ、と言わんばかりに、
お母さんとお姉ちゃんの席の間に入りこんできたのでした。
でも、お姉ちゃんも何が何でも譲りたくないわけで、小さなお店の中に、しばらく二人の声が
響きわたったのでした。お母さんも、お父さんも「いい加減にしなさいっ」って、ほとほと呆れ顔。
結局、弟君はお母さんに抱っこされることで、万事解決したのでした。

そういえば、私の子供の頃もそうでした。
居間から母親の「ご飯ですよ~」の声が聞こえたら、子供部屋から兄弟3人が一斉に
母親の隣の席めがけて走っていったっけ。
家の場合、そんなに経たないうちに、何ヶ月か単位でローテーションが組まれ、座る席を
決められましたがね。早い者勝ちはやめよう、ってっことで。
やっぱり、子供の時ってそうなんだよな。
露骨に母親のそばに居たいもんなんだよな。
一人ぼっちでソファに座っているお父さんは、心なしか淋しそうだったような気がしたけど。

家族に限らず、誰かのそばにいたい、ってあんなにストレートに
真っ向から向かえるのって、大人になってしまったらなかなか出来ない。
でも、子供だからって割り切ってしまうには、なんだかもったいない位の
素敵な感情だよなあ、と響きわたる声の中、ちょっと羨ましく思ったりして。
弟君、大人になってもストレートに生きる、かっこいい男になってね。







最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Qoonieさんの。 (kis)
2007-09-05 11:33:35
>家族に限らず、誰かのそばにいたい、ってあんなにストレートに
真っ向から向かえるのって、大人になってしまったらなかなか出来ない。

という部分に、Qoonieさんのかわいらしさを垣間見た気がしました。成長と言いますが、実は成長って決して良いことばかりを積み重ねるわけでは無く、身に着けるものもあれば、いつの間にか捨ててしまっているものもあるんですよね。そんなことを改めて思いました。
返信する
成長。 (Qoonie)
2007-09-06 00:31:11
なんだか、ちょっと恥ずかしいです。苦笑。
成長するとか大人になるとかって、色んなものを無くしたり、手に
入れたり、捨てたからこそ大人になれたものもあるし。

けど、いつも、”今の自分”を認めてあげられる自分でいたいものです。なんて、思ったりします。
kisさん、コメントありがとう。
返信する

コメントを投稿