今日は父の命日。実家では七回忌のお参りでした。コロナの影響で帰省は出来ず、東京で父の事を思い出しています。
その年の1月に息子が生まれ、その前後約4ヶ月過ごした実家生活。早くから家を出た私にとって、この一緒に過ごした期間はとても特別な時間でした。夏にまた帰省し会った時にはすでに病院でしたが、それでもそばにいられた事は、とても良かったと思っています。
気が小さくて心配症で、飲めなくて練習までしてたお酒はいつしか大好きになり、酔っ払っては子供達に絡んできた父。私があなたにそっくりなのは若干残念だけど(笑)、そんな私がいつも思い出すのは、酔っ払いのあなたではなく、亡くなった年の穏やかな優しい表情のあなたです。不思議だ。時間の割合で言えば、断然前者の方が多いのに。
いつ頃からだったか、亡くなる数年前、体調を崩し始めた年あたりから、父の日にはひまわりを送っていました。父や母がひまわりを見て元気になってくれたらとの思いではじめたことでした。だから、今回の法要にはひまわりも入ったお花を送りました。
母とずっと一緒にいたい、そう母に話していたそうで、父はお墓ではなく、今も実家にいます。
お父さん、世の中どこもかしこも色々大変だったの。困ったものよと、柔らかく微笑む写真の父に、今度のお正月には話せていたらいいけれど。
じゃ、また帰るね。
Qoonie 夏の思い出(唱歌)