日々の独り言

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謎の多い若貴問題

2005-07-05 09:50:57 | その他いろいろスポーツ話
相続放棄ねぇ。そんな決着方法があったとは…。

花田勝氏が相続放棄 二子山親方遺産 「部屋継承者に権利」 (産経新聞) - goo ニュース

この問題は取り上げることをあえて避けてきました。
ただ、相続放棄という方法に疑問を感じちょっと書いてみたくなりました。

若貴の兄弟げんかにはさしたる興味もありませんでした。
勝手にやってください┐(´∀`)┌ヤレヤレ って感じでしたから。
兄弟間の確執についてはどうしようもないですが、それに輪をかけていたのは間違いなく相続問題だったと思われます。
どっちがどうという分配率などはわかりませんが、ともかく揉めていたという感じは一般市民は受けています。

それが突然の相続放棄宣言。
これにはなにかあるとみなさん感じていることでしょう。

私はこう考えています。

・角界と花田家は別のモノである
・「相撲の伝統を後世に伝えたい」というのなら、相撲で築いた財産は貴乃花にすべてやる
・しかし、花田家としての交流はすべて断ち切らせてもらう
・財産はすべてやるが、法事などの「プライベートな話」については花田満の長男である勝が行う
・貴乃花光司ではなく花田光司としてなら話しは聞いてやる

こんな感じではないだろうか。

貴乃花はなにかに取り憑かれたように元横綱・貴乃花を演じているように思えてならない。
現役時代から感じていたことなのだが、貴乃花は誰かに操られている感じがしてならないのだ。
それを守り抜くためには「相撲道とは何か」的な堅苦しい人間になるしかなかったように思えてならない。
私が知っている限りで横綱になった人物というのは、なにかしら「人間味」があったように思える。
しかし、貴乃花だけは一切の人間味を感じさせることはない。
話し口調、話す内容、行動、弟子の指導方法…
「こうあるべき」といった感情のみで動いているように見える。
そんな弟を見て勝氏はどこか不憫に思えてしまったのではないだろうか。

相続問題を持ち出したのは実は貴乃花の方が先だったりしないだろうか。
元々はすべて弟に受け継がせようとしていた遺産を、貴乃花が先に「遺産は全部オレがもらう。角界のためにはそれが当然だ」のようなことを言ったのではないだろうか。
言葉こそそうじゃなくても、年寄名跡、部屋の土地・建物など相撲に関することは自分が受け継ぐことこそ正当とでも言い放っていたのだろう。
譲って欲しいと言われれば素直に従っていたかもしれないが、さも兄の生き方を否定し自分が正しいように言われては腹が立つというものである。
兄としては心中穏やかでないので「法廷で決着を付けよう」と言ったのかもしれない。
「その考えは間違いだよ」と諭したかったのではないだろうか。

これまでの話しはまったくの「想像」です。
下手に真に受けて、他に広めたりしないでください。
よろしくお願いします。