参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

猛暑で大停電

2011年09月16日 | Weblog
 今朝の新聞に「韓国、猛暑で大停電」と見出しがありました。

 今週、日本でも残暑がぶり返し、連日の「猛暑」となっています。いわゆる節電で、日本ではこの夏の電力不足を何とか乗り切ったところですが、実は昨日の東京電力、関西電力ともに電力使用率は86%と決して安全なレベルではありません。

 そうした中、韓国では今夏の電力需要のピークが終わったとして、国内にある火力・原子力発電所25機を停止して定期点検に入ったところ、この大停電に見舞われたそうです。

 ソウル市内をはじめ韓国国内で、午後3時30分頃から午後8時頃まで、予告無しに電力の送電が一斉に止まり、市民生活に大きな影響を与えたました。

 一般的に、韓国の電気料金は「国策」により諸外国に比べて大変安いと言われています。その理由は、発電量の8割を石炭と原子力に頼っているというコスト面と、半ば国営会社である韓国電力に毎年多額の国費(赤字補填)がなされている、という2点にあります。

 この結果、日本と比べ韓国の電気料金は約1/3と安く、「韓国の電気料金は安い!」と言われるのです。しかしながら、Co2排出量の問題、さらには原子力安全の問題から楽観できないのも事実です。

 この夏、日本では多くの方々の節電努力で「停電」が回避されました。もう少し残暑・酷暑が続くと予報がなされていますが、あとちょっと「節電」を続け、安定した電力供給にむけて、皆さんと共に取り組んでまいりたいと思います。