参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

行政監視委員会原子力問題についての質疑

2011年05月31日 | Weblog
先日の委員会で、孫参考人から日本の税関で放射能計測装置が、500台ほど税関で止められているという情報の提供がありました。

私たち委員会として正式に調査した結果が、財務省から報告がありましたので、昨日の行政監視委員会で報告させて頂きました。

内容はロシア企業から放射能計測装置5.000台提供して頂ける状況になり、その輸入先が決まらない状態が続いていた中、税関手続きを行う状況にまで至らず、現在もロシア国内に留め置かれている現状であること。

もし正式な手続きがなされロシアから輸入されれば、速やかに通関手続きを行うことを確認させて頂きました。追加でこの件以外にも、日本国内で税関に留め置かれているというような状況にある同様の事例のないことも同時に確認させて頂きました。

この件については、孫参考人も自身のツイッターで事実確認されて報告されている事も確認させて頂きました。

震災離婚・震災結婚

2011年05月30日 | Weblog
内閣不信任案を取りざたされています。
いまさらですが、最も重要なのは国民の生活、国民の幸せです。
震災復興、原発事故の収拾、景気の立て直し、被災者救済にとって、いま私たちが進むべき道は、ひとつです。
政治家同士が勝手に権力争いをしていると思われることは、絶対にあってはなりません。


さて、今日ニュースで目を引いたのは、震災をきっかけに、離婚を考える夫婦が1割~2割に上るという話題です。
一概には言えないという前提ですが、有事を経験して、土壇場で人はどう生きるか、を見つめなおすのではないでしょうか。

反対に、震災を機に結婚したカップルの話も身近に多々聞きます。
阪神淡路大震災の折も、震災を機に、お互いの大切さに気づいて結婚したカップルが増えたと聞きます。

データにはならなくとも、つまり、結婚・離婚という形をとらなくとも、
お互いの人生、自分の人生、家族としての人生を振り返った人は、たくさんあると思います。

それぞれの人生の答えは、自分しかわからないのですから、選択したそれぞれの道を信じて生きていくしかありません。
私は家族の絆、親子の絆、かけがえのない友人知人の絆、そんな絆に感謝して生きていきたいと思います。

全国のみなさんの、日常の幸せをこころからお祈りして、しっかり国会議員のお役目を全うしたいと思います




セラピストフレンズ勉強会

2011年05月29日 | Weblog
若手の治療家の勉強会に講師として参加させて頂きました。一般的に国民の皆さんに周知されていない柔道整復師、接骨院、整骨院の皆さんの勉強会です。

リラクゼーションマッサージ、整体院、カイロプラクティス等と違って、国家資格の療養費という保険が使える先生たちです。医療費とは又違う医科の一部の保険適用の分野で活躍する先生たちです。

この説明でも解るように、なかなか難しい制度ですので、一般国民に正しく理解されていないのが現状です。よって国民の中には保険のきくマッサージやさんがあるといったような、間違えた解釈をしている方もいらっしゃいます。

そこで私たち政治家は、国民に広く受け入れられるように制度改革を行い、本当に国家国民のためになる活動を精一杯行って頂けるようにこの業界の皆さんと一緒に、制度の正しい方向性について議論させた頂いています。

特にこれからこの業界の中心を担っていく若手の先生に、高い理想と技術を身につけて頂く事は大変重要なことですので、今日のような勉強会は本当に有意義なことだと思っています。参加者の皆様、日曜日の雨の中100名を超える若手の先生にお会いできたこと本当に感謝申し上げます。長時間本当にお疲れ様でした。


日本映画批評家大賞

2011年05月28日 | Weblog
今日は、山梨で行われた、「第20回日本映画批評家大賞」の授賞式に出席させていただきました。甲斐・日本航空学園で行われたこの授賞式は、東京都以外の場所では初めてのことだそうで、山梨県のみなさんには大変よろこんでいただけたようです。仲代達矢さん、松坂慶子さん、永瀬正敏さん、など、一流の俳優さんが一堂に会してのイベントでした。

仲代達矢さんとお話しさせていただきましたが、非常に教育に熱心に取り組んでおられ、時代を担う人材育成に対する情熱という点で、私も大いに共感するところがありました。
住む世界は違いますが、教育という大切な分野へのかかわりは一緒です。
お芝居を通して、夢や希望を与えてくださる俳優の皆さんの、今後とも変わらぬご活躍に期待しています。



G8

2011年05月27日 | Weblog
震災後初めての国際会議、G8が閉幕しました。菅総理大臣が出席し、各国首脳と会談を重ねました。

今回特別に日本の震災復興に着眼され、エネルギー問題が議論されるG8となりました。

原発先進国であるフランス・アメリカ、
脱原発路線の先陣を切っているドイツ、イタリア。
それぞれの国の指針がありながら、人類は一つの地球を共有している共同生命体であることに変わりはありません。

先進諸国の課題は、震災前は脱Co2であったはずです。
日本はいま、脱原発の機運が充満していますが、この、ふたつの「脱」に同時並行でとりくんでいかないかぎり、
地球というすべての生命体の住環境を保全することはできないのです。

原発に関しては、最終処理法と絶対安全が確立されない限り、もはやエネルギー資源として選択肢には挙げるべきではありません。
しかし、火力発電への依存度を削減する方向に歯止めをかけることは、脱Co2の達成に反することです。

これまで日本は、京都議定書、COP10と、立て続けに環境サミットにおいてリーダーシップをとってきました。

その日本がいま、悔しいことに放射能による海洋汚染で世界に迷惑をかけようとしています。
この事態から一刻も早く脱却し、再び世界の環境保全に貢献できる国として立ち直らなければなりません。


世界には、日本が震災で打ちのめされている間にも、リビアの戦争、アメリカの竜巻、貧困、弾圧、たくさんの問題が起こっています。
グローバルな視点で福島の原発問題を顧みたとき、東電の情報伝達の不備などという甚だ下等な問題に翻弄されず、大局を見据えた政治主導を発揮したいと、
強く思います。


微力ですが、世界の中の日本のために、がんばります